日本次文化中的動畫、漫畫、電玩遊戲，常輸出至亞洲甚至世界，也因此產生了相當大的影響力。此類作品中，使用妖怪文化作為主題者眾，故於亞洲圈中，日本的妖怪文化也為大眾所熟悉的題材之一。
    2018年，日本的漫畫作品《咒術迴戰》受到矚目，角色「兩面宿儺」成為焦點，並於日本、臺灣掀起空前的「宿儺熱潮」。受此熱潮影響，不僅娛樂文化內容評論者，乃至一般讀者都以宿儺為主題，在YouTube等媒體，進行角色與作品的解說及評論；但在深究後可發現其內容多為《日本書紀》與地方傳承、動漫作品或Wekipedia中的資料，甚者可說為片面或臆測之內容。而現今為能以網路獲得相關知識之年代，便利之餘也同時成為容易獲得偏頗、抑或是錯誤內容之年代。故經過學術考察的知識，應可成為避免獲得錯誤資訊的方法之一。
    本研究採用文獻研究法，針對《古事記》與《日本書紀》、飛驒的當地傳承、動漫及小說等作品進行分析考察；第一章為《古事記》與《日本書紀》的研究，透過兩書所具有的特性進行考察，研究宿儺所代表之意義；第二章則針對飛驒當地的傳承進行分析，探討為何《日本書紀》中的惡人會成為飛驒當地的英雄；第三章則針對具有代表性的動漫及小說作品中的「兩面宿儺」進行研究，分析作者的創作動機及角色背後之含意；最後統整各章之結論，以期能找出不同時代中宿儺所具有之意義。
    透過研究各時代中與宿儺相關的記述，導出其時代背景與其所代表之形象與意義為本研究之目的，且對於透過動漫及小說等作品而有意研究宿儺者，提供相關的學術知識，亦為本研究的意義之一。

 Animation, Manga, and games, which are considered representative of Japanese Otaku-culture, have had a major impact on Asia and the world. Many titles are created using Yokai that has become a kind of cultures and be familiar not only in Japan but also in Asia.
 Since 2018, duec to the Japanese comic "Jujutsu-Kaisen", the "SUKUNA" or "RYOUMENSUKUNA" began to attract attention not only in Japan but also in Taiwan. Not only Otaku-culture critics but also the general public are sending commentary and considerations about "RYOUMENSUKUNA" through media such as SNS and YouTube. However, most of these explanations are the contents of "Nihon-Shoki", local lore, Otaku-culture, or Wikipedia. Fragmentary or biased interpretations can be obtained only. Now, almost everyone could acquire knowledge by the Internet. However, it’s easy to receive information are biased and erroneous. Academic consideration could be a way to avoid such a situation.
 In this study, Kojiki and Nihon-Shoki, local lore, and Otaku-culture will be research. In Chapter 1, researching the Kojiki and Nihon-Shoki, could considering its external and internal aspects. In Chapter 2, investigate the reasons why, or the possibility of forming, "RYOUMENSUKUNA", who was described as evil in the Nihon-Shoki is treated as a hero. Why the "RYOUMENSUKUNA" regarded as a hero in Hida, and why has it been passed down through syncretism with Buddhism? The purpose of this chapter is to discover the meaning of "RYOUMENSUKUNA" in Hida, and the reasons why "RYOUMENSUKUNA" has become to a hero. In chapter 3 is "RYOUMENSUKUNA" of Otaku-culture titles. Which makes social phenomena, unique views, or portrayed by the author. Is there any meaning? Or what the authors want to express by their own original works.
 It is an attempt to clarify what kind of person "SUKUNA" was, what kind of era he lived in, and what is the meaning that he reflected. To clarify as much as possible what "SUKUNA" means, is the most important purpose of this study. At the same time, it is also of great significance that this research will help those who know "RYOUMENSUKUNA" through Otaku-culture to deepen their understanding.

第一章 記紀における宿儺 ..... 14
序 ..... 14
一、『古事記』と『日本書紀』の特徴 ..... 15
二、「聖帝」仁徳天皇 ..... 20
三、林業国としての飛騨国と技術集団としての飛騨匠 ..... 26
四、古墳時代における中央豪族の和珥氏 ..... 36
五、宿儺というまつろわぬ民 ..... 44
結 ..... 59

第二章 地方伝承における両面宿儺 ..... 63
序 ..... 63
一、両面宿儺に関する伝承 ..... 64
 （一）両面宿儺にまつわる寺院伝承 ..... 64
 （二）両面宿儺にまつわる神社伝承 ..... 66
 （三）両面宿儺にまつわる地方伝説 ..... 68
 （四）伝承から見えてくるもの ..... 71
二、飛騨地方の寺院における両面宿儺 ..... 73
 （一）飛騨国に伝わった仏教 ..... 74
 （二）仏教における両面宿儺信仰の時代 ..... 76
 （三）斐陀国条における飛騨匠への待遇 ..... 78
 （四）改善していく飛騨匠の待遇 ..... 81
 （五）飛騨国における真言宗の展開 ..... 85
三、真逆の意見を示す八幡神社における伝承と宿儺関連の著作 ..... 88
 （一）飛騨一宮水無神社 ..... 90
 （二）八幡神社における伝承 ..... 91
 （三）両面宿儺にまつわる著作と書物 ..... 92
四、修験道によって台頭した両面宿儺信仰 ..... 97
結 ..... 101

第三章 サブカルチャーにおけるリョウメンスクナ ..... 104
序 ..... 104
一、作者の持論や記録が残る作品 ..... 105
 （一）ホラーと教養の両面を持っている『地獄先生ぬ～べ～』 ..... 108
 （二）エンターテインメントを重んずる『魔法教師ネギま!』 ..... 110
 （三）本当の考察かのような『宗像教授伝奇考』 ..... 112
 （四）ネット怪談「リョウメンスクナ」 ..... 114
 （五）リョウメンスクナブームの起爆剤『呪術廻戦』 ..... 118
 （六）まつろわぬ民という範疇を超えた小説『両面宿儺』 ..... 120
二、宿儺・両面宿儺・リョウメンスクナの関係性 .............. 122
結 ..... 123

終章 ..... 126 

参考文献（五十音順） ..... 142
書籍 ..... 142
論文 ..... 144
マンガ ..... 155
ウェブサイト ..... 155
アニメーション ..... 158
ゲーム ..... 158
映画 ..... 158
付録両面宿儺像 ..... 159

書籍（五十音順）
秋本吉郎校注（1974）『日本古典文学大系2風土記』岩波書店
芥見下々（2021）『呪術廻戦 公式ファンブック』集英社kindle版
足立直子、二宮美那子、本廣陽子、森田貴之 監修（2020）『プレミアムカラー国語便覧』数研Library、第11刷
伊藤聡（2021）『神道とは何か』中央公論新社、第9版
井上光貞 監訳（1987）『日本書紀－全二巻－』中央公論社
井上光貞、関晃、土田直鎮、青木和夫校注（1976）『日本思想大系3 律令』岩波書店
浮世博史（2019）『宗教で読み解く日本史』すばる舎
岡田啓（1900）『新撰美濃志』神谷道一（発行）
岡田啓（1931）『新撰美濃志』一信社
岡村利平（1911）『飛驒山川』住伊書店
岡村利平（1921）『飛騨編年史要』住伊書局
尾関章（2020）『濃飛古代史の謎 水・犬・鉄から読み解く謎の豪族ムゲツ氏』（kindle版）株式会社22世紀アート
加唐亜紀（2015）『大判ビジュアル図解  大迫力！写真と絵でわかる古事記・日本書紀』（Kindle）株式会社西東社
河村秀根・益根（1978）『書紀集解  三』臨川書店
岐阜県益田郡（1916）『岐阜県益田郡誌』益田郡
岐阜県林政部林政課（2022）『令和２年度岐阜県森林・林業統計書』岐阜県林政部林政課
経済雑誌社（1897）『國史大系第四巻』経済雑誌社
経済雑誌社（1897）『國史大系第十二巻』経済雑誌社
窪田蔵郎（2018）『鉄から読む日本の歴史』講談社、第15刷
下呂町史編集委員会（1990）『飛騨下呂 通史・民俗』下呂町
五来重（2014）『日本仏教と庶民信仰』大法輪閣
佐伯有義 編（1940）『六国史. 巻5 (日本後紀 巻上)』朝日新聞社
佐伯有義 編（1941）『六国史. 巻10 (日本三代實録 巻下)』朝日新聞社
坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋 校注（1972）『日本古典文学大系67日本書紀 上』岩波書店
坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋 校注（1971）『日本古典文学大系68日本書紀 下』岩波書店
桜井徳太郎 萩原龍夫 宮田登（1975）『日本思想大系20  寺社縁起』岩波書店
桜町遺跡発掘調査団（2005）『桜町遺跡シンポジウム考古資料から建築材・建築技術を考える記録集』桜町遺跡発掘調査団
末木文美士（2021）『日本仏教史 ―思想史としてのアプローチ―』新潮社
鈴木勉 編（2015）『文化財と技術 第7号』工芸文化研究所
鈴木正信（2017）『日本古代の氏族と系譜伝承』吉川弘文館
関裕二（2013）『古代史  謎解きの「キーパーソン50」』（Kindle版）株式会社PHP研究所
関裕二（2015）『古代史は知的冒険』（Kindle版）株式会社PHP研究所
高山西小学校研究部（1933）『飛騨の伝説と民謡』高山西小学校研究部
多田元（2006）『図解古事記・日本書紀』（Kindle版）株式会社西東社
谷川士清（1978）、『日本書紀通証 二』臨川書店
次田真幸（1984）『古事記－全三巻―』講談社
土屋文明（1969）『萬葉集私注 四』筑摩書房
時任為文（1933）『飛騨白川郷異聞』
富田禮彦（1915）『斐太後風土記 二巻』住伊書店
豊田有恒（2014）『両面宿儺』（電子書籍版）角川書店
中西進 編（1986）『万葉集全訳注原文付別巻万葉集事典』株式会社講談社
中西進校注（1987）『万葉集全訳注原文付（二）』株式会社講談社
中西進校注（1987）『万葉集全訳注原文付（三）』株式会社講談社
長谷川忠崇（1909）『飛騨叢書第一編　飛州志』住伊書局
樋口達郎（2015）『国学の「日本」―その自国意識と自国語意識』北樹出版
樋口達郎（2017）『言霊と日本 ―言霊論再考―』北樹出版
廣田照夫（2002）『飛騨の鬼神  両面宿儺の正体』叢文社
宝賀寿男（2012）『和珥氏　中国から来た海神族の流れ』青垣出版
馬耀輝 編（2016）『日本語の様々な姿を考える高憲堂教授記念論文集』致良出版社
正木晃（2020）『詳説  日本仏教13宗派がわかる本』講談社
真弓常忠（2021）『古代の鉄と神々』筑摩書房
南博（1994）『日本人論：明治から今日まで』岩波書店
森浩一（2016）『敗者の古代史　戦いに敗れた者たちはどうなったのか』（Kindle版）株式会社KADOKAWA
山尾幸久（1998）『カバネの成立と天皇』吉川弘文館
義江彰夫（2021）『神仏習合』岩波書店
吉村武彦（2020）『新版 古代史の基礎知識』（Kindle版）株式会社KADOKAWA
吉村武彦（2022）『ヤマト王権』岩波新書

論文（五十音順）
ALEXANDRE GRAS（2002）「儺祭詞にみえる疫鬼に対する呪的作用について(そのI)」『言葉と文化=Issues in language and culture/ 名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻 編（3）』名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻、p.281-299
ALEXANDRE GRAS（2003）「儺祭詞にみえる疫病鬼に対する呪的作用について(2)疫病鬼と領域決定」『言葉と文化=Issues in language and culture/ 名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻 編（4）』、p.161-177
Harry Oelke著 村上みか訳（2018）「宗教改革とメディア」『基督教研究』基督教研究会、p.1-20
會田実（2019）『【教材研究】芥川龍之介『芋粥』の原話を読む―『今昔物語集』巻二十六第十七話「利仁将軍若時従京敦賀将行五位語」との位相』「四国大学紀要（53）」四国大学、p.69-79
青木敦（1981）「英雄伝承考：古代文学史におけるその座標と背景」『跡見学園短期大学紀要 17』跡見学園女子大学、p.1-43
赤坂憲雄（1983）「琵琶法師(上)：異人(まれびと)論の視座から」『日本文学 32 (4)』日本文学協会、p.43-51
赤坂憲雄（1983）「琵琶法師(下)：異人(まれびと)論の視座から」『日本文学 32 (6)』日本文学協会、p.32-38
東潮（2004）「弁辰と加耶の鉄」『国立歴史民俗博物館研究報告第110集』国立歴史民俗博物館、p.31-54
石原忠佳（2002）「飛騨の民話を巡るAmbivalenceの諸問題--両面宿儺(りょうめんすくな)のGenderに関連して」『International journal of pragmatics（11）』日本プラグマティックス学会、p.49-58
伊藤剣（2006）「素戔嗚尊の八岐大蛇退治について -地上統治と「天」-」『国文学研究 150』早稲田大学国文学会、p.1-10
伊東隆夫、島地謙（1979）「古代における建造物柱材の使用樹種」『木材研究資料 14』京都大学木材研究所、p.49-76
伊藤信博（2003）「「御霊神」の誕生（1）」『言語文化論集 25（1）』名古屋大学大学院国際言語文化研究科、p.3-22
伊藤信博（2004）「「御霊神」の誕生（2）」『言語文化論集 25（2）』名古屋大学大学院国際言語文化研究科、p.23-44
稲葉円成（1922）「鎮護国家思想の変遷と伝教大師」『佛教研究 3（2）』大谷大學佛教研究會、p.134-148
伊原惠司（1989）「古建築に用いられた木の種類と使用位置について―中世から近世への変化を中心として―」『保存科学28号』文化財研究所東京文化財研究所、p.25-62
荊木美行（2000）「大化前代における中臣氏の動向－中臣烏賊津使主伝承を手がかりとして－」『大中臣祭主藤波家の研究』国学院大学日本文化研究所、p.1-26
岩下均（2016）「大国主伝承の一考察」『目白大学人文学研究 = Mejiro journal of humanities (12)』目白大学、p.1-19
榎本福寿（1988）「『古事記』の所伝のなりたちと漢籍：仁徳天皇条の所伝をめぐって、その（一）」『佛教大學研究紀要 72』佛教大學學會、p.57-87
榎本福寿（1988）「『古事記』の所伝のなりたちと漢籍：仁徳天皇条の所伝をめぐって、その（二）」『佛教大學大學院研究紀要 16』佛教大学学会、p.1-20
大久間喜一郎（2007）「仁徳天皇記の構想」『明治大学教養論集 418号』明治大学、p.83-99
大谷千尋（1968）「飛騨の伝承民謡と風土習俗の考察－飛騨調査報告第二報－」『名古屋女子大学紀要 = Journal of the Nagoya Women's College 14』名古屋女子大学、p.13-24
大山誠一（2014）「記紀神話の解明と伊勢と出雲」『アジア民族文化研究 13』一般社団法人アジア民族文化学会、p.143-150
丘真奈美（2013）「歴史を二度動かした異才和気清麻呂公 平安京を造営した飛騨匠と両面宿儺伝説」『Schneller(85) 』ファルコバイオシステムズ、p.36-41
萩原明（2002）「両面宿儺の二面性―比較文化的一考察」『International journal of pragmatics（11）』日本プラグマティックス学会、p.43-47
大道晴香（2016）「霊場恐山の近代化：大正期の「観光化」をめぐって」『文化/批評（7）』国際日本学研究会、p.22-45
尾関章（2005）「蚩尤と宿儺--両面宿儺伝承への一試論」『東アジアの古代文化（125）』大和書房、p.155-171
尾関章（2008）「両面の埴輪と宿儺伝承地飛騨―「蚩尤と宿儺」補考」『東アジアの古代文化（134）』大和書房、p.167-184
尾関章（2010）「宝賀寿男「両面宿儺と飛騨国造」を読んで」『古代史の海（62）』古代史の海の会、p.2-13
尾関章（2011）「飛騨の宿儺伝承の要説と再考」『古代史の海（63）』古代史の海の会、p.33-42
片山晴夫（2005）「九頭龍川 九頭龍川と八俣大蛇(ヤマタノヲロチ)--再構築された物語として （特集 川と文学--水と光と音の交響）」『国文学 解釈と教材の研究（50）』学灯社、p.70-74
ガデレワ エミリア（2000）「日本神話におけるスサノヲ」『日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 22』国際日本文化研究センター、p.11-33
金本拓士（2002）「真言宗における荒神の問題」『現代密教（15）』智山伝法院、p.81-92
鎌田倫子  山崎けい子（2002）「電子掲示板による日本語教育の可能性」『日本語教育方法研究会誌』日本語教育方法研究会、p.24-25
亀田修一（2018）「古墳時代の渡来人：西日本」『専修大学社会知性開発研究センター古代東ユーラシア研究センター年報 4』専修大学社会知性開発研究センター、p.43-62
川添裕（2012）「江戸庶民がみる異国／自国の形象」『国立民族学博物館調査報告 104』国立民族学博物館、p.123-139
神戸航介（2018）「律令租税免除制度の研究」『国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 212』国立歴史民俗博物館、p.1-39
岸本直文（2014）「倭における国家形成と古墳時代開始のプロセス」『国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 185』国立歴史民俗博物館、p.369-403
北野達（2012）「『古事記』の成立：『古事記』と「帝紀及び上古の諸事」」『山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告 = Reports of the Insutitute for Culture in Life 39』山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所、p.1-25
桐谷忠夫（2017）「斐太の信仰伝承 飛騨国の宿儺 円空の千光寺 女夫像」『斐太紀：研究紀要 (17)』飛騨学の会、p.8-11
栗林宣夫（1983）「祇園（天王祭り）について」『文教大学教育学部紀要 = Annual Report of the Faculty of Education Bunkyo University 17』文教大学、p.18-27
栗原薫 (1986)「書紀 (倭五王時代) の史実性 井上光貞氏説批判  A Calender before Taika (大化)(VI)」『北海道教育大学紀要 第一部 B 社会科学編（36）』北海道教育大学、p.1-17
黒川麻実  川上正浩  坂田浩之（2021）「異類婚姻譚から見る異形・異類との対峙：昔話と神話を中心に」『研究紀要（11）』大阪樟蔭女子大学、p.97-107
黒沢幸三 (1975)「古事記におけるワニ氏の伝承：日子国夫玖の出陣」『同志社国文学(10)』同志社大学、p.1-11
黒田達也（2008）「和珥氏系と関わる国造をめぐって」『大阪府立工業高等専門学校研究紀要 42』大阪府立工業高等専門学校、p.11-22
黒田俊雄（1953）「<論説>鎌倉仏教における「一向専修」と「本地垂迹」」『史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY 36 (4)』史学研究会（京都大学文学部内）、p.309-332
小池庸生（2014）「大学生における「マンガ」「アニメ」「活字の単行本」の利用状況の基本調査」『育英短期大学研究紀要（31）』育英短期大学、p.113-123
小林茂文（2008）「藤原京の造営思想と天皇制」『史学 77 (2/3)』三田史学会、p.181-220
小林健彦（2013）「古代日本語に記録された災害情報としての疫病：「日本書紀」、「続日本紀」に見る用語運用と災害対処の文化論」『新潟産業大学経済学部紀要 42』新潟産業大学附属東アジア経済文化研究所、p.33-68
小林幹夫（1994）「古墳文化からみた古代東国と大和朝廷」『長野女子短期大学研究報告』長野女子短期大学、p.50~60
小林康子（1968）「律令時代の雑徭」『駒澤史学』駒澤大学文学部史学会、p.74-76
五味渕典嗣（2008）「坂口安吾の戦後天皇論（2）安吾における<始まり>をめぐって」『大妻国文（39）』大妻女子大学、p.179-196
坂本要（2011）「「鎮魂」語の近代：「鎮魂」語疑義考　その1（〈特集〉祖先祭禘と仏教民俗 1）」『比較民俗研究：for Asian folklore studies (25)』筑波大学比較民俗研究会、p.44-54
坂本要（2011）「「鎮魂」語：「鎮魂」語疑義考 その2」『比較民俗研究：for Asian folklore studies (26)』筑波大学比較民俗研究会、p.49-61
坂本要（2012）「怨霊・御霊と「鎮魂」語－「鎮魂」語疑義考－その3」『比較民俗研究/比較民俗研究会 編 （27）』筑波大学比較民俗研究会、p.75-85
桜井光堂 (1975)「日本領土成立論序説」『駒澤大学法学部研究紀要(33)』駒澤大学、p.125-153
笹川尚紀（2000）「<論説>「帝紀」・「旧辞」成立論序説」『史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY 83 (3)』史学研究会 (京都大学文学部内)、p.343-379
佐藤雅男（2017）「坂口安吾の日本古代史I：日向と伊勢と飛鳥の地誌」『専修人文論集 101』専修大学学会、p.1-30
サハロヴァ エヴゲーニヤ（2009）「『古事記』と『日本書紀』から見た国家と地方豪族」『日本文化の解釈：ロシアと日本からの視点』国際日本文化研究センター、p.149-155
篠川賢（1992）「「国造本紀」の国造系譜」『国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 44』国立歴史民俗博物館、p.119-147
篠原一光  三浦 麻子（1999）「WWW掲示板を用いた電子コミュニティ形成過程に関する研究(<特集>ネットワーキングの社会心理学)」『社会心理学研究 14（3）』日本社会心理学会、p.144-154
清水一彦（2015）「「若者の読書離れ」という“常識”の構成と受容」『出版研究（25）』日本出版学会、p.117-138
東海林克也（2013）「神仏習合の歴史展開」『21世紀社会デザイン研究 : Rikkyo journal of social design studies 12』立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、p.103-108
城福雅伸（1999）「日本における仏教信仰の展開構造の再検討－特に平安末期から鎌倉初期における問題を中心として―」『Review of economics and information studies = Review of economics and information studies 1 (3/4)』岐阜聖徳学園大学、p.301-352
白石太一郎（1992）「関東の後期大型前方後円墳」『国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History（44）』国立歴史民俗博物館、p.21-51
菅澤庸子（2001）「『新撰姓氏録』における姓意識と渡来系氏族」『史窓 058』京都女子大学史学研究室、p.209-220
菅田一衛（2012）「二十余年も昔の想い出話 両面宿儺騒動記」『斐太紀：研究紀要（7）』飛騨学の会、p.55-59
菅原正巳（1971）「災害の性格の時代的変化」『水利科学』水利科学研究所、p.62-82
須田勉（1997）「「寺院併合令」と東国の諸寺」『国士舘大学文学部人文学会紀要 30』国士舘大学文学部人文学会、p.39-58
州浜昌利（1958）「秦氏の性格について」『法政史学＝法政史学 11』法政大学史学会、p.103-108
高橋綾子（2019）「妖怪に対する社会心理学的手法を用いた探索的研究」『東洋大学大学院紀要 = Bulletin of the Graduate School, Toyo University 55』東洋大学大学院、p.21-30
田邊泰  渡邊保忠（1949）「飛騨工考」『日本建築学會論文集第39號』日本建築学會、p.144-156
張明軍（2020）「妖怪文化による地域活性化に関する研究－インバウンド観光の視点に基づく―」『福知山公立大学研究紀要 3（1）』福知山公立大学、p.151-164
筒井正明 富田克利 小林哲夫（2005）「霧島・御鉢火山における2003年12月以降の噴気活動と明治～大正時代の火山活動」『火山50（6）』特定非営利活動法人日本火山学会、p.475-489
綱澤満昭（2005）「「鬼と闇」断章」『文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 = Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies, Kinki University 17（1）』近畿大学文芸学部、p.1-20
董伊莎（2016）「古代日本の疫病関連信仰における外来的要素について －平安時代の御霊会を中心として－」『文化交渉 : 東アジア文化研究科院生論集：journal of the Graduate School of East Asian Cultures 6』関西大学大学院東アジア文化研究科、p.67-84
堂野前彰子（2011)「『古事記』と交易の道-小浜神宮寺「お水送り」から」『文芸研究：明治大学文学部紀要 (115)』明治大学文芸研究会、p.35-54
堂野前彰子（2012）「鉄をめぐる古代交易の様相-楽々福神社鬼伝承を中心に-」『文化継承学論集 8』明治大学大学院文学研究科、p.13-21
都倉義孝（1982）「『応神記・仁徳記』：『古事記』中巻から下巻への神話的構造(読む)」『日本文学 31（3）』日本文学協会、p.72-75
鳥居大嗣（2014）「作られる『ゴジラ』の物語：1970年代～80年代の怪獣ファンダムの勃興と挫折を中心に」『文化/批評 6』国際日本学研究会、p.106-121
鳥居信彦（2004）「歴史的遺産を活用した地域活性化の研究 飛騨高山のケース・スタディー」『北陸学院短期大学紀要(36) 』北陸学院短期大学、p.293-305
儺追御酒男（2017）「宿儺のあと 如是我読」『斐太紀：研究紀要（16）』飛騨学の会、p.300-306
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マンガ（五十音順）
赤松健（2003）『魔法先生ネギま！』講談社
芥見下下（2018）『呪術迴戦』集英社
星野之宣（1996）「file.7：両面宿儺」『宗像教授伝奇考』潮出版社
真倉翔（原作）、岡野剛（漫画）（1998）『地獄先生ぬ～べ～』集英社

ウェブサイト（五十音順）
5ちゃんねる（2005）「死ぬ程洒落にならない怖い話－リョウメンスクナ」、https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1127359994/
NHK for School「弥生時代に伝わった金属器」https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005310005_00000
NHK for School「ヤマト王権はどうやって権力を広げた？」『レキデリ』
https://www.nhk.or.jp/school/syakai/rekideli/onair/#latest
NHK出版「古事記は鎮魂のための物語」『NHKテキストView』https://textview.jp/post/culture/9677
「アニメ！アニメ！」公式サイト https://animeanime.jp/article/2022/07/29/71096.html
伊藤久（2010）「古代九州物語」筑後デジタルアーカイブ研究会
http://snk.or.jp/cda/
大日山日龍峯寺オフィシャルサイトhttps://www.takasawakannon.com/
大林組（1985）「王陵」『季刊大林』No.20 
https://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/kikan-20.html
株式会社クレアリア（2013）『丹生川ダム』株式会社クレアリア
http://www.crearia.co.jp/pdf/nyukawa_dam_GD.pdf
KADOKAWA電子書籍公式サイトhttps://www.kadokawa.co.jp/product/301301001460/
川西健士郎（2021）「古代史に消えた二大豪族 葛城氏とワニ氏の熾烈な争い」
https://www.sankei.com/article/20211111-N5RMEGVBRNUVCMYUNBGZAORXA/
岐阜県神社庁公式サイト  https://www.gifu-jinjacho.jp
岐阜県観光連盟「岐阜の旅ガイド」
https://www.kankou-gifu.jp/article/detail_114.html
岐阜県下呂市・金山町観光情報サイト  http://hidakanayama.com/history.html
岐阜女子大学『飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ』「亀塚古墳」の項
https://tinyurl.com/mryktbxn
岐阜女子大学「両面宿儺」『飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ』
https://digitalarchiveproject.jp/information/両面宿儺/
久津八幡宮公式サイトhttp://www.seiryu.ne.jp/~kuzu/
グランドジャンプ『地獄先生ぬ～べ～』公式サイト http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/nube-neo.html
経済効果.net 公式サイト、「アニメ聖地巡礼、岐阜県の波及効果253億円」https://economicimpact.net/2021/07/13/2021-7-13/
高野山霊宝館の公式サイト http://www.reihokan.or.jp/syuzohin/hotoke/ten/kangiten.html
酒井達雄（2021）シリーズ「鉄の利用：人類の遥かなる営み(2)」　【古代国家を揺るがす恐るべき鉄の威力】、立命館大学機友会ニュースデジタル版
https://tinyurl.com/22dbw6dy
産経新聞（2021）【聖徳太子没後１４００年 第３部④】隋の属国化を阻止 国の体制強化を図った仏教統治
https://www.sankei.com/article/20210821-PLFLZ42PGFIE7C77PKOVGRREYE/
産経新聞（2021）「平安の鬼滅」藤原秀郷で地域活性化 「栃木のヒーローにする」https://www.sankei.com/article/20210619-KTO7AMF54VJ4HNKT44MUGVITDA/
ジャンプ漫画賞ポータルサイト https://www.jump-mangasho.com/chair/image/shinsekai/akutami_jump_no038/038_01/
田中彰（2018）「飛騨高山匠の技とこころ」『【報告書】デジタルアーカイブin ⾼⼭　〜⾶騨⾼⼭匠の技とこころ〜』岐阜女子大学 https://tinyurl.com/bdd4c65c
飛騨一宮神社公式サイト　http://minashijinjya.or.jp/description.html#sc
飛騨経済新聞「飛騨千光寺で両面宿儺特別公開　漫画「呪術廻戦」ファンも熱視線」　https://hida.keizai.biz/headline/837/
飛騨千光寺オフィシャルサイトhttps://senkouji.com/about/
飛騨高山観光公式サイト「両面宿儺パネル展示館」の項https://www.hidatakayama.or.jp/watch/ryomensukuna-panel/
飛騨高山公式観光サイト https://tinyurl.com/3fmju9rm
飛騨高山こくふ観光協会「亀塚古墳」の項
https://hidakokufu.jp/enjoy_taste_heal/157/
飛騨高山こくふ観光協会「一之宮神社古墳」の項
https://hidakokufu.jp/enjoy_taste_heal/173/
飛騨高山こくふ観光協会「大塚古墳」の項
https://hidakokufu.jp/enjoy_taste_heal/167/
「飛騨三十三観音霊場」善久寺の項https://hidakannon.jp/about/gl_cate_3/20201025-523/
飛騨の匠学会の公式サイトhttps://tinyurl.com/3h2ptjys
福岡県商工部観光局観光振興課（2017）ウェブサイト「「ご来福」しよう」
https://goraifuku.jp/spots/detail/144
藤井勝彦（2021）「両面宿儺は王権に従わぬ民として卑下された山岳民族だったのか？」『歴史人WEB』https://www.rekishijin.com/15229
MANTAN WEB「UQ HOLDER！：9年の連載に幕　「ネギま！」シリーズ完結　クライマックスにカラーページの理由も」https://mantan-web.jp/article/20220208dog00m200009000c.html
美濃国一宮南宮大社オフィシャルサイト
https://www.nangu-san.com/about/history.html
宗像教授伝奇考公式サイト
https://www.usio.co.jp/comic/ushio_manga/5622
文部科学省公式サイト、「学校図書館」の項  https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282740.htm
読売新聞オンライン公式サイト、「聖地巡礼コロナ後の希望　「呪術廻戦」など人気」https://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20210926-OYTNT50109/
渡辺晃宏（2021）「日本史第3回第1章古代国家の形成と貴族文化の誕生  大和王権と古墳文化」『NHK高校講座学習メモ』NHK Eテレhttps://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/nihonshi/archive/19_nihonshi_03.pdf

アニメーション
呪術迴戦製作委員会（2020）『呪術迴戦』毎日放送・TBS系列

ゲーム（五十音順）
コーエーテクモゲームス（2020）『NIOH仁王2』https://www.gamecity.ne.jp/nioh2/

映画（五十音順）
東宝株式会社（2001）映画『陰陽師』