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系統識別號 U0002-3001201501202500
中文論文名稱 中日狐文化比較
英文論文名稱 A Comparison of Fox Images between Chinese and Japanese Cultures
第三語言論文名稱 中国と日本における狐文化の比較
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 103
學期 1
出版年 104
研究生中文姓名 李翊嘉
研究生英文姓名 I-Chia Lee
學號 600100498
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2015-01-14
論文頁數 156頁
口試委員 指導教授-田世民
委員-劉長輝
委員-陳伯陶
中文關鍵字 狐文化  狐仙信仰  稻荷信仰 
英文關鍵字 the cult of the fox  fox immortal  Inari 
第三語言關鍵字 狐文化  狐仙信仰  稻荷信仰 
學科別分類
中文摘要 狐這種動物不管是在中國還是在日本都有著不同於其他動物的存在意義。中國與日本是鄰國,自唐朝以來兩國的交流甚是頻繁,因此在兩國的狐文化上可以看到諸多相似之處。
中國狐意象的變遷是從瑞獸、神獸乃至於妖獸,其地位日漸衰落的同時也變成中國傳統的民間信仰之一。此外,在許多傳說及神怪小說裡狐也扮演著極其重要的角色。中國人對於狐是抱持著既恐懼又尊崇的態度,因此對狐的信仰興盛了千年之久,但卻在近短短百年之間迅速地式微。
另一方面,在日本有許許多多關於狐的傳承和傳說。日本的狐文化不只可以從漫長的歷史中看到它廣泛的展開,同時也因為中國文化的影響,呈現出多元且複雜的面貌。
相對於在中國衰落的狐仙信仰,受到中國文化影響的日本狐信仰──稻荷信仰,至今仍一脈相承地深入日本人的精神生活,同時也深入其經濟及社會的各個層面。
本論文旨在針對受到中國與日本兩國各自不同時代、風俗及宗教的影響所開展的狐文化,以具體的實例來考察與比較中日兩國狐文化的異同。
英文摘要 Fox this kind of animal has unique symbolic meaning in Japan and in China. Because Japan and China are neighborly nations and keep closed interaction thousand years, their culture influences each other a lot.
The image of fox in China changed from auspicious creature, mythical creatures to monstrous creature, and it became one of traditional religion in China during this changing period.
Otherwise, fox is an important role in legends and in fiction novel. Therefore, Fox for Chinese are frightening and worshipful.
The religion and worship toward fox thrived for thousand years, but declined rapidly in hundred years.
In Japan, people also had some legends about fox. Through time passed by and influences from China, Japanese fox culture developed its unique scene, especially in aspect of religion.
Compared with Chinese fox culture decreasing, one of Japanese fox culture influenced by China, Inari faith, became a very important religion in Japanese society.
This thesis is a comparison of the development about fox culture between Japan and China in different ages, societies, and religions.
第三語言摘要  狐という動物は、中国でも日本でも、他の動物と違う存在意義を持っている。そして、中日両国は隣国であるため、唐代以来交流が頻繁に行われ、ゆえに狐にまつわる文化も相似したところがよく見られる。
 中国における狐のイメージは瑞獣、神獣そして妖獣へと変化していった。また、その地位が低くなっていくうちに、中国の民間信仰の一つになった。なお、さまざまな伝説や小説の中で現われた狐も重要な存在である。中国人は狐を恐れると同時にそれを崇敬する。そのため、狐に対する信仰は千年以上栄えてきたが、ここ百年あまりで急速に衰えてきた。
 日本では、狐に関する伝承や伝説も少なくない。日本の狐文化は長い歴史の中で大きな展開を見るだけでなく、中国からの影響も受けながら、多元的で複雑な様相を見せている。
 中国で衰えてきた狐仙信仰に対して、中国の影響を受けた狐信仰こと稲荷信仰は日本人の精神生活のみならず経済や社会の深層にまで根差して、今なお脈々として生きつづけている。
 本稿は中国と日本において、違う時代や風俗そして宗教などの影響を受けてきた両国の狐文化の展開について、具体的な例を提示しながら考察し比較している。
論文目次 目次
序論 1
第一節 研究動機 1
第二節 先行研究 3
第三節 研究内容 9
第一章 中国における狐文化 10
第一節 瑞祥的な狐 11
第二節 瑞祥を失った狐 21
第三節 唐代の狐神信仰から清代の狐仙信仰へ 32
第四節 結び 42
第二章 日本における狐文化 43
第一節 狐に関する昔話、民話と伝承 43
第二節 陰陽五行思想と狐 55
第三節 稲荷信仰 65
第四節 結び 75
第三章 中国と日本における狐文化の比較 76
第一節 吉凶を予言する狐 78
第二節 狐に関する昔話 89
第三節 中日における九尾の狐 122
第四節 狐信仰 137
第五節 結び 145
結論 147
参考文献 152

図目次

図 1 狐の変遷(筆者作成) 11
図 2 髑髏を戴く狐 30
図 3 狐妖、狐神、狐仙の区別(筆者作成) 39
図 4 五行の相生(筆者作成) 58
図 5 五行の相剋(筆者作成) 59
図 6 五行の相生と相剋(筆者作成) 61
図 7 四季と土用 63
図 8 伏見稲荷神社のご祭神──宇迦之御魂神 71
図 9 稲荷神社の白狐(筆者撮影) 89
図 10 分福茶釜 115
図 11 中国の九尾の狐に対するイメージの変遷(筆者作成) 124
図 12 玉藻の前 131
図 13 鳥山石燕が描いた殺生石 132
図 14 殺生石 栃木県那須町湯本 133
図 15 『玉藻の草子』における、九尾の狐の変化順序 134
図 16 『三国妖婦伝』における九尾の狐の変化順序 134

表目次

表 1 陰陽五行思想の色と方位の関係図(筆者作成) 18
表 2 五行と季節 57
表 3 五気の配当 62
表 4 信太妻、美濃之狐、木幡ぎつねの物語の展開(筆者作成) 117
表 5 「青鳳」と「信太妻」に関する比較(筆者作成) 118
表 6 妲己・玉藻の前異同(筆者作成) 136
參考文獻 日本語関係
(一) 研究書(年代順)

1.鳥山石燕(1780)『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』角川書店
2.小林信明(1951)『中国上代陰陽五経思想の研究』大日本雄弁会講談社
3.黒板勝美編(1952)『国史大系 延喜式』吉川弘文館
4.今村与志雄・飯塚朗訳(1958)『中国古典文学全集』「剪燈余話」平凡社
5.松尾芭蕉著・杉浦正一郎校注(1959)『芭蕉文集』岩波書店
6.魯迅著・増田渉・松枝茂夫・竹内好編(1964)『魯迅選集』岩波書店
7.丸山林平編(1966)『定本日本書紀 下巻』講談社
8.福永武彦訳(1968)『今昔物語集』河出出版
9.坂本太郎等校注(1969)『日本書紀』岩波書店
10.本田濟等譯(1971)『抱朴子』平凡社
11.藤井專英(1971)『荀子』明治書院
12.〔漢〕班固撰(1974)「白虎通」『和刻本漢籍隨筆集』汲古書院
13.前野直彬著(1975)『山海経・列仙伝』集英社
14.北畠八穂(1978)「木幡ぎつね」『御伽草子』ポプラ社
15.吉野裕子著(1980)『狐 陰陽五行と稲荷信仰』法政大学出版社
16.鈴木棠三(1982)『日本俗信辞典』角川書店
17.山田勝美著(1984)『論衡(下)』明治書院
18.小泉道校注(1984)『日本霊異記』新潮社
19.諸橋轍次著(1986)『大漢和辞典』大修館
20.野村純一等編(1987)『昔話・伝説小事典』みずうみ書房
21.青木和夫・笹山晴生・稲岡耕二・白藤礼幸校注(1989)『続日本紀一』岩波書屋
22.根岸鎮衛著・長谷川強校注(1991)『耳嚢(上)』岩波文庫
23.根岸鎮衛著・長谷川強校注(1991)『耳嚢(下)』岩波文庫
24.石島快隆訳著(1997)『抱朴子』岩波書店
25.蒲松齢著・田中貢太郎訳(1997)『聊斎志異』明徳出版社
26.岡本綺堂(1999)『玉藻の前』原書屋
27.川村邦光「狐憑きから『脳病』『神経病』へ」小松和彦編(2000)『憑きもの』河出書房新社
28.昼田源四郎「狐憑きの心性史」小松和彦編(2000)『憑きもの』河出書房新社
29.牧角悦子(2001)『列女伝──伝説になった女性たち』明治書院
30.劉向著・中島みどり訳(2001)『列女伝』平凡社
31.神田龍身・西沢正史編(2002)『中世王朝物語・御伽草子事典』勉誠出版
32.日本国語大辞典 編集委員会編著(2003)『日本国語大辞典』小
学館
33.中村禎里(2003)『狐の日本史 近世・近代編』日本エディタースクール出版部
34.〔晋〕干宝原著・森野繁夫(2004)『捜神記』白帝社
35.松村潔(2006)『日本人はなぜ狐を信仰するのか』講談社
36.岩井宏実著(2007)「稲荷と狐、稲荷の絵馬」『稲荷信仰』雄山閣
37.直江広治(2007)「稲荷信仰普及の民族的基盤」『稲荷信仰』雄山閣
38.宮田登(2007)「稲荷信仰の浸透と民衆」『稲荷信仰』雄山閣
39.蒲松齢著・柴田天馬訳(2007)『聊斎志異』第三書館
40.干宝著・竹田晃訳(2008)『捜神記』平凡社
41.今井宇三郎(2008)『易経』明治書院
42.蒲松齢作・立間祥介編訳(2010)『聊斎志異』岩波書店
43.大森惠子(2011)『稲荷信仰の世界─稲荷祭と神仏習合』慶友社
44.吉田健抗(2011)『史記一(本紀一)』明治書院
45.志村有宏(2011)『日本ミステリアス 妖怪・怪奇・妖人事典』勉誠出版
46.鳥山石燕(2011)『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』角川書店
47.関裕二(2012)『伏見稲荷の暗号 秦氏の謎』国宝社
(二) 研究論文(年代順)
1.胡堃原著・藤井良雄訳注(1991)「中国古代狐信仰源流考」『福岡教育大学紀要』
2.屋敷信晴著・中国中世文学研究会編(2002)「唐代狐妖譚と道教」『中国中世文学研究』白帝社
3.劉克華著(2005)「民話の狐と人間」『愛知工業大学研究報告 第40号』愛知工業大学
4.毛利美穂(2009)「『日本霊異記』下巻三十八縁における狐の凶兆性と道教医療思想」『大手前大学論集』巻10大手前大学
中国語関係
(一)研究書(年代順)
1.〔晋〕郭璞撰(1965)『元中記』芸文印書館
2.〔宋〕張讀撰(1965)『宣室志』芸文印書館
3.〔晋〕郭璞撰(1967)『穆天子傳』芸文印書館
4.〔宋〕呂希哲(1968) 『呂氏雜記』卷下 芸文印書館
5.〔梁〕沈約撰(1974)『宋書』中華書局
6.〔唐〕房玄齢撰(1975)『晋書』洪氏出版社
7.〔北齊〕魏收撰(1977)『魏書』洪氏出版社
8.何容編(1979)『国語日報辞典』国語日報社
9.〔唐〕張鷟著・趙守儼点校(1979)『隋唐嘉話 朝野僉載』中華書局
10.〔唐〕房玄齢撰(1983)『酉陽雑爼』漢京文化事業有限公司
11.〔宋〕羅大経撰 王瑞來点校(1983)『鶴林玉露』中華書局
12.〔元〕脱脱(1985)『聚針仿宋四部備要 史部:宋史』卷六十六「五行志」
13.〔漢〕焦延寿原著・申必華・石怡仁・倪其明翻訳(1990)『白話易林』三秦出版社
14.鄺芷人撰(1992)『陰陽五行及其体系』文津出版社
15.呉樹平等点校(1994)『十三経《標点本》上冊』暁園出版社
16.李壽菊著(1995)『狐仙信仰與狐狸精故事』臺灣學生書局
17.〔東漢〕許慎原著、湯可敬撰(1997)『説文解字今釋』岳麓書社
18.劉永明主編(1997)「稽瑞」『增補四庫未收術數類古籍大全』江蘇廣陵古籍刻印社
19.姜義華注訳(1997)『新訳礼記讀本』三民書局
20.羅竹風主編(1997)『漢語大詞典』東華書局
21.〔戦国〕屈原等原著・黄寿祺・梅桐生訳注(1998)『楚辞』台湾古
籍出版公司
22.趙士林(1999)『荀子』三民書局
23.〔唐〕歐陽詢撰・汪紹楹校(1999)『芸文類聚』上海古出版社
24.〔宋〕朱熹(2001)『詩集傳』 芸文印書館
25.〔宋〕朱熹註(2002)『詩経集註』新文化書社
26.李建国(2002)『中国狐文化』人民文学出版社
27.〔清〕紀暁嵐著・嚴文儒注訳(2006)『新訳閲微草堂筆記(中)』三民書局
28.王新禧・冰之璇璣著(2008)『從九頭蛇到九尾狐 : 愛上東西方神話』蓋亞文化
29.韓兆琦注訳(2008)「陳渉世家」『新訳史記』三民書局
30.朱永嘉・蕭木注訳(2009)『新譯呂氏春秋』
31.康笑菲著(2009)『狐仙』博雅書屋有限公司
32.〔宋〕李昉編・張国風(2011)『太平広記会校』北京燕山出版社
33.馬烈光・張湖徳・童宣文主編(2011)『白話黄帝內經』大堯文創出版社
34.CR&IF研究所著・頼又萁訳(2012)『日本神様事典』商周出版
35.張夢逍(2013)『図解道教』華威文化
(二)研究論文(年代順)
1.李進益(1991)「中国與日本狐妻生子故事比較研究」『文藻学報』文藻外語大学
2.姚立江(1996)「中國北方的狐仙崇拝」『文化史知識』第5期中華書局
3.黄暁玲(2008)「數字“九”及其文化內涵」『考試週刊』第1期文化芸術研究
4.翟林霞(2010)「黒色在日本文化的含義」『文学與芸術』吉林省文学芸術界聯合会
ネット資料(五十音順)
1.伊奈利社ご鎮座説話(伏見稲荷大社)http://inari.jp/about/num10/
2.ご祭神(伏見稲荷大社) http://inari.jp/about/saijin/
3.小学館日本大百科全書(ニッポニカ) https://kotobank.jp/word/%E5%88%86%E7%A6%8F%E8%8C%B6%E9%87%9C-128651
4.報恩抄 現代語訳
http://www.geocities.co.jp/inae_sokagakkai/ho/newpage1.html#gho01
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