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系統識別號 U0002-2907200914551300
中文論文名稱 澁澤龍彥的幻想小說 以脫構築主義分析之
英文論文名稱 Shibusawa Tatsuhiko's Fantastic Novels From Deconstruction Perspective
第三語言論文名稱 澁澤龍彦の幻想小説 脱構築を視座にして
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 97
學期 2
出版年 98
研究生中文姓名 葉晶瑩
研究生英文姓名 Ching-Ying Yeh
學號 695100098
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2009-06-19
論文頁數 98頁
口試委員 指導教授-彭春陽
委員-曾秋桂
委員-米山禎一
中文關鍵字 澁澤龍彥  幻想小說  幻想文學  脫構築  二項對立 
英文關鍵字 Shibusawa Tatsuhiko  Fantastic Novels  Fantastic Literature  Deconstruction Perspective  binary opposition 
第三語言關鍵字 澁澤龍彦  幻想小説  幻想文学  脱構築  二項対立 
學科別分類
中文摘要 本論文分為七章,其摘要內容如下:序論,說明研究動機與目的、研究內容、研究方法、研究步驟及先行研究。主要以脫構築批評理論的「二項對立的解體」概念來分析澁澤龍彥的幻想小說。第一章,以脫構築批評來分析澁澤龍彥的第一本幻想小說集『犬狼都市』,並整理出其特色。第二章,以脫構築批評來分析澁澤龍彥的第二本幻想小說集『唐草物語』,除了分析整本小說中「散文」與「小說」互相混合的特殊結構,也分析小說集內容的特色。第三章,以脫構築批評來分析澁澤龍彥的第三本幻想小說集『ねむり姫』,分析這本以女性為主題的小說集之特色。第四章,以脫構築批評來分析澁澤龍彥的第四本幻想小說集『うつろ舟』,並分析出其特色。此外,喜愛描寫硬質物體如:貝殼、石頭等物的澁澤龍彥,在此小說中描寫「水」的部分增加不少,作為澁澤龍彥遺作的預告意味濃厚。第五章,以脫構築批評來分析澁澤龍彥的遺作—『高丘親王航海記』,分析以南海(水)為舞台背景的航海日記之特色。結論則是綜合以上各章節分析的結果。經過諸多考察,以脫構築批評理論的「二項對立的解體」概念來分析澁澤龍彥的幻想小說,找出其特色所在。也提供讀者閱讀澁澤龍彥的幻想小說小說時,一個嶄新的閱讀視點。
英文摘要 This thesis was divided into seven chapters. The research was mainly carried out through investigations towards fantasy literal novels of Shibusawa Tatsuhiko based on the theory of deconstruction perspective. The introduction includes research motive, examination content, analytical method, procedure and precedence carried out during the research of this thesis. From chapter one to chapter five, research and investigations were being carried out in Shibusawa Tatsuhiko's “KENROTOSHI”, “KARAKUSA MONOGATARI”, “NEMURI HIME”, “UTSUROBUNE” and “TAKAOKASINNOKOKAIKI” according to the theory of the deconstruction perspective, in order to found out the distinctive features and the characteristics of the literatures above respectively. In the conclusion chapter, analytical results and achievements gained from chapter one to chapter five were arranged into summary, research and analysis towards the fantasy-genre novels written by Shibusawa Tatsuhiko was decided to be based on the theory of deconstruction perspective, through this theory, the distinctive features was then being discovered and analyzed in detailed. And most significantly, for the interpretations towards fantasy literatures of Shibusawa Tatsuhiko, a new perspective was being suggested through this research.
第三語言摘要 本論文は七章に分けられ、その要旨は次の通りである。序論では、研究動機及び目的、研究内容、研究方法、研究ステップと先行研究についての説明である。そして、主に脱構築批評理論の「二項対立の解体」という概念を用い、澁澤龍彦の幻想小説を分析する。第一章では、脱構築批評から、澁澤龍彦の最初の幻想小説集『犬狼都市』を分析し、その特色を明らかにする。第二章では、脱構築批評から、澁澤龍彦の二冊目の幻想小説集『唐草物語』を分析し、構造上「エッセイ」と「小説」を混同する特殊な書き方、並び小説集の特色も明らかにする。第三章では、脱構築批評から、澁澤龍彦の三冊目の幻想小説集『ねむり姫』を分析し、この女性を主題とする小説集の特色を明らかにする。第四章では、脱構築批評から、澁澤龍彦の四冊目の幻想小説集『うつろ舟』を分析し、その特色を明らかにする。なお、よく貝殻、石などの硬質なオブジェを描写する澁澤龍彦は、この小説集の中で、「水」に対する描写が増え、自分の遺作を予告する傾向が見られる。第五章では、脱構築批評から、澁澤龍彦の遺作『高丘親王航海記』を分析し、この南海を背景とする航海日記の特色を明らかにする。結論では、以上の分析結果をまとめる。このような考察を通して、脱構築批評理論の「二項対立の解体」という概念から、澁澤龍彦の幻想小説を分析し、その特色を明らかにする。そして、澁澤龍彦の幻想小説を読む際、斬新な視点を提示する。
論文目次 目次
序論 従来の澁澤龍彦の幻想小説の評価をめぐって 1
第一節 研究動機及び目的 1
第二節 研究内容、方法とステップ 3
一、研究内容 3
二、研究方法 4
三、研究ステップ 6
第三節 先行研究 7
一、従来の澁澤研究 7
二、小説の中のオブジェ 9
三、小説の中のイメージ 15
四、先行研究のまとめ 17
第四節 論文の主な構成 18
第一章 『犬狼都市』における「現実」と「非現実」 20
第一節 「犬狼都市」における「非現実」の逆転 20
一、「真実」の世界と「夢」の世界 21
二、「男女」関係と「人獣」関係 22
第二節 「陽物神譚」における「実」と「虚」 23
一、玉ねぎ神像をめぐる「実」と「虚」 23
二、「破壊」と「建設」 24
第三節 「マドンナの真珠」における「現実世界」と「非現実世界」の重畳 25
一、「現実世界」と「非現実世界」 25
二、「平和」と「暴力」 26
第四節、まとめ 27
第二章 脱構築批評を用いる『唐草物語』の一考察 29
第一節 小説構造における二項対立の逆転 30
一、「物語」と「反物語」 30
二、「主人公」と「作者」 32
第二節 「鳥と少女」における「常識」と「現実」への反動 34
一、常識と非常識 34
二、現実と非現実 35
第三節 「空飛ぶ大納言」における「現実」と「非現実」 36
一、重力法則における「現実」と「非現実」 36
二、「夢」の世界と「現実」の世界 37
第四節 「女体消滅」における「現実」と「非現実」 37
一、「鬼」との交際 38
二、美女は幻影か 38
第五節 「三つの髑髏」における「現実」と「非現実」 40
一、存在するはずのない髑髏 40
二、体と意識の消滅 41
第六節 「金色堂異聞」における「現実」と「非現実」 42
一、長生不死の仙人 42
二、伸縮自在な空間 44
第七節 「六道の辻」における「現実」と「非現実」 45
第八節 「蜃気楼」における倒錯した記憶と時代 46
一、記憶倒錯 46
二、時代錯誤 47
第九節 まとめ 47
一、「現実」と「非現実」の境界線の破壊 48
二、その他 49
第三章 脱構築批評を用いる『ねむり姫』の一考察 50
第一節 「ねむり姫」における「現実」と「非現実」 51
一、仮死状態になる姫 52
二、水となった姫と行者 53
第二節 「狐媚記」における「現実」と「非現実」 53
一、狐を生んだ人間 54
二、狐の霊力 54
第三節 「ぼろんじ」における影となったお馨 55
第四節 「夢ちがえ」における「夢」の逆転 56
一、夢を見られる 57
二、夢の逆転 58
第五節 「画美人」における画中から出た美人 58
第六節 「きらら姫」における「現実」と「非現実」 59
一、空飛ぶ星舟 59
二、自在に越える時間 60
三、八百年も生きているきらら姫 61
第七節 まとめ 62
第四章 『うつろ舟』における「現実」と「非現実」 64
第一節 「護法」における「非現実」の逆転 64
一、護法との交際 64
二、臓腑・容貌の取換 65
第二節 「髑髏盃」における天狗にかかわる「非現実」 67
第三節 「菊燈台」における人魚との性交 68
第四節 「うつろ舟」における「現実」と「非現実」 69
一、自分たちの首を鞠のようにして投げ合う「非現実」 69
二、小水する音がメロディ化した「非現実」 70
第五節 「ダイダロス」における喧嘩する繍帳の上の美人と鸚鵡 71
第六節 まとめ 72
第五章 『高丘親王航海記』における「現実」と「非現実」 75
第一節 「儒艮」における人間の言葉を喋れる生き物 75
一、人間の言葉を学んで話せる儒艮 76
二、人間の言葉を操作する大蟻食い 76
第二節 「蘭房」における下半身が鳥の形をしている女性 77
第三節 「獏園」における人間の夢を食う獏 79
第四節 「蜜人」における「現実」と「非現実」 80
一、現実には存在しない犬頭人 80
二、高貴薬の蜜人 81
第五節 「鏡湖」における卵生の女 82
第六節 「頻伽」における鳥になった春丸 83
第七節 まとめ 84
結論 脱構築批評から見た澁澤龍彦の幻想小説 87
第一節 考察した結果 87
一、「現実」と「非現実」 90
二、その他 91
三、まとめ 91
第二節 今後の課題 93
テキスト 95
参考文献(年代順に沿う) 95
一、単行本 95
二、特集 95
三、論文 96

參考文獻 一、単行本
1.『澁澤龍彦考』厳土国士 河出書房新社1990年
2.『澁澤龍彦の時代』浅羽通明 青弓社1993年
3.『澁澤をもとめて』季刊みづゑ編集部 美術出版社 1994年
4.『おにいちゃん―回想の澁澤龍彦』 矢川澄子 筑摩書房 1995年
5.『綺譚庭園―澁澤のいる風景』 出口裕弘 河出書房新社 1995年
6.『澁澤龍彦を語る』出口裕弘・厳土国士・種村季弘・松山俊太郎 河出書房
新社1996年
7.『回想の澁澤龍彦』『澁澤龍彦全集』編集委員会 河出書房新社 1996年
8.『澁澤龍彦の少年時代』澁澤幸子 集英社1997年
9.『澁澤龍彦の手紙』出口裕弘 朝日新聞社1997年
10.『澁澤龍彦の時空』厳谷國士 河出書房新社 1998年
11.『新潮日本文学アルバム 54 澁澤龍彦』新潮社2002年
12.『批評理論入門』中央公論新社2005年
13.『澁澤龍彦との日々』澁澤龍子 白水社2005年
14.『澁澤龍彦事典』平凡社2006年
15.『書物の宇宙誌―澁澤龍彦蔵書目録』 國書刊行会編集部 國書刊行会 
2006 年
16.『知の教科書 批評理論』講談社2007年
17.『澁澤龍彦考』河出書房新社2007年
二、特集
1.『別冊新評』第6巻第5号 新評社 1973年
2.『国文学』第32巻第8号7月号 學燈社1987年
3.『季刊みづゑ』第945号 美術出版社 1987年
4.『別冊幻想文学④』幻想文学会1988年
5.『ユリイカ』第20巻第7号 青土社 1988年
6.『別冊幻想文学⑤』幻想文学会1989年
7.『幻想文学』第50号 アトリエOCTA 1997年
8.『文藝別冊 総特集 澁澤龍彦 ユートピアふたたび』河出書房新社 
2002年
9.『ユリイカ』第39巻第10号 青土社 2007年
三、論文
1.「読書鼎談--澁澤龍彦『唐草物語』、高井有一『海の入り日』」『文芸』 
小田実・松本健一・三田誠広 河出書房新社 1981年
2.「雲の彩り—澁澤龍彦論」『文芸』高山宏 河出書房新社 1987年
3.「澁澤龍彦研究-球と螺旋について-『高丘親王航海記』を中心に」『群馬県立女子大学国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1988年
4.「文学における時間の回帰と蘇生--澁澤龍彦と深沢七郎」『新日本文学』
宇波彰 新日本文学会 1988年
5.「澁澤龍彦「うつろ舟」--消滅のオイフォリ--」『『国文学』高桑法子 學
燈社 1988年
6.「『高丘親王航海記』を読む」『早稲田文学』駒田信二 早稲田文学会 1988

7.「『宮澤賢治』の眺める・『澁澤龍彦』の眺め」『早稲田文学』 高橋世織 早稲田文学会 1988年
8.「澁澤龍彦論(Ⅰ)-初期小説における「空虚」の問題を中心に-」『群馬県立女子大学国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1990年
9.「澁澤龍彦論(Ⅰ)-初期小説における「空虚」の問題を中心に-」『群馬県立女子大学国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1990年
10.「澁澤龍彦論(Ⅱ)-「空虚」をめぐる諸観念・『犬狼都市』を中心に-」『群馬県立女子大学国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 
1991年
11.「「犬狼都市」澁澤龍彦--反恋愛小説?非恋愛小説?」『国文学』 中丸宣
明 學燈社 1991年
12.「澁澤龍彦論(Ⅲ)-六〇年代の終焉-」『群馬県立女子大学国文学研究』
吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1992年
13.「澁澤龍彦論(Ⅳ)-後期小説その1『唐草物語』-」『群馬県立女子大学
国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1993年
14.「澁澤龍彦論(Ⅴ)-後期小説その2『ねむり姫』『うつろ舟』『高丘親王航海記』」『群馬県立女子大学国文学研究』吉崎裕子 群馬県立女子大学国語文学会 1994年
15.「澁澤龍彦『高丘親王航海記』論」『日本近代文学』 第50集 跡上史郎 日本近代分学会 1994年
16.「澁澤龍彦、没後二〇年目の再生」 『日本近代文学』 第78集 小倉斉 日本近代文学会 1994年
17.「奇譚またオブジェならむ」『ブック・カーニバル』高山宏 自由國民社 1995年
18.「澁澤龍彦とM.C.エッシャー」『日本文化研究所研究報告』 第31集 
跡上史郎 東北大学文学部附属日本文化研究施設  1995年
19.「澁澤龍彦とJ.L.ボルヘス」『日本近代文学と西欧-比較文学の諸相』 
跡上史郎 翰林書房 1997年
20.「対の夢―『高丘親王航海記』に関する一考察」『阪神近代文学研究』第2号小谷口綾 阪神近代文学会 1998年
21.「澁澤龍彦とA.P.ド.マンディアルグ――『ダイヤモンド』から『犬狼都市(キュノポリス)』へ―― 」『比較文学』 41巻 跡上史郎 日本比較文学会 1999年
22.「病床からの絶唱--正岡子規+寺山修司+澁澤龍彦+竹久夢二」『芸術新潮』新潮社2000年
23.「研究動向 澁澤龍彦」『昭和文学研究』柳瀬善治 昭和文学会 2002年
24.「『日本の昔話』「長崎の魚石」の位相 : 澁澤龍彦と柳田国男、南方熊楠」 
『山桃』小堀光夫 東京学芸大学 2002年
25.「奇獣たちの静かないざない--澁澤龍彦と『高丘親王航海記』」『幻想文学』 
高原英理 アトリエOCTA  2002年
26.「澁澤龍彦の絶筆『人生は夢だという印象が強まっています』」『週刊読売』 読売新聞社 2002年
27.「澁澤龍彦『唐草物語』の方法--幻想空間を創出するスタイル」『國學院
雜誌』 安西晋二 國學院大學綜合企画部  2004年
28.「澁澤と髑髏」『スサノオ』岸睦子 勉誠出版 2004年
29.「再説・三島由紀夫と澁澤龍彦」『すばる』中村彰彦 集英社 2006年
30. 「澁澤龍彦と加納光於--そして瀧口修造」『水聲通信』厳谷國士 水聲社 2006年
31.「澁澤龍彦『高岡親王航海記』の夢」『國文論叢』浦野鋼司 神戸大学文学部国語国文学会 2008年



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