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系統識別號 U0002-2101201423011200
中文論文名稱 中日雙母語人士之自我認定的形成
英文論文名稱 The formation of the identity on bilingual in Chinese and Japanese
第三語言論文名稱 中日バイリンガルにおけるアイデンティティの形成
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 102
學期 1
出版年 103
研究生中文姓名 劉艾茹
研究生英文姓名 Ai ru Liou
學號 600100027
學位類別 碩士
語文別 日文
第二語文別 中文
口試日期 2014-01-15
論文頁數 239頁
口試委員 指導教授-陳伯陶
委員-馬耀輝
委員-齋藤司良
中文關鍵字 自我認同  雙母語人士  第二言語習得  國籍  青春期 
英文關鍵字 Identity  bilingual  second language  Nationality  adolescence 
第三語言關鍵字 アイデンティティ  バイリンガル  多文化社会  第二言語習得  国籍  青年期 
學科別分類
中文摘要   此論文是以現今多文化社會中日益增多的中日雙母語人士為對象,研究其自我認同之形成。近期相關的研究較多為以生長於日本和歐美文化的雙母語人士為對象,反觀以中華文化和日本文化為生長背景的雙母語人士的研究較少。所以筆者決定以中華文化和日本文化為生長背景的雙母語人士為對象進行其自我認同的研究及探討。
  自我認同是表示意識到「自己」為何的概念,這種概念可以用身分證等有形的物體來象徵,而抽象的價值觀、思想及對於文化的認同等也是一種表現的方式。自我認同形成最強的時期是介於14到25歲之間被稱之為「青年期」自我認同的時期,本研究透過對這年齡層的中日雙母語人士進行深度訪談進行研究分析。
  Bilingual(雙母語人士)不單單是指能夠自在地運用兩種語言,此外還要包含是否擁有該語言圈的思想或價值觀等趨近於母語人士的資質。Bilingual以學會兩種語言的時期可分成兩大類,其劃分的界線在於與臨界期息息相關的「青春期」。從幼兒時期到青春期以前成為雙母語人士的情況稱為「早期Bilingual」,在青春期以後成為雙母語人士則稱為「後期Bilingual」。另外,「早期Bilingual」又可細分為同時學會兩種語言的「同步Bilingual」和先學會第一語言再學會第二語言的「逐步Bilingual」兩種。
  此研究以國籍和主要的居住地,還有他們的雙親的國籍為主軸分成10類進行研究分析,另外也需考量其教育和家庭環境,還有上述成為Bilingual的時期等影響自我認同的種種因素進行分析與探討。
英文摘要 This thesis is about the formation of the identity in bilingual of Chinese and Japanese. There are many researches about the bilinguals who grew up under Japanese and Europe culture, but which grew up under Japanese and Chinese culture is not too much. So, I decided to do research about this type of bilinguals’ formation of identity.
He/she can be aware of himself/herself with identity. For example, the ID card is a subject, and values or thinking of culture understanding are abstract ideas about identity. I had interviews with bilinguals whose ages are from 14 to 25, which are the most important time of formation of the identity which is called adolescence.
Bilinguals have the same values and the way of thinking as native speakers, as well as speaking two languages perfectly. But dictionary said they can be classified with two kinds; “Early bilingual” and “Late bilingual.” If one is learning two languages at the same time, he/she is called “Simultaneous bilingual”, while called “Sequential bilingual” if he/she is learning a language after the other language.
I divide them into 10 types based on factors such as nationality, living environment, and their parents’ nationality. Afterward, educational environment, family background ,and are important elements to their formation of identity.
第三語言摘要  本論文は現在多文化社会の下で増えてきた日本語と中国語のバイリンガルを対象に、そのアイデンティティの形成について研究するものである。近年バイリンガルに関する研究は日本と欧米両文化の影響下で育った者を対象にする研究が大勢を占め、中華文化圏の国・地域と日本という生活環境で育った者を対象とする研究はなお稀である。そこで、筆者はこのようなバイリンガルのアイデンティティについて研究を行うことにした。
 アイデンティティは「自分」ということについて意識をし、様々な形でそれを表すことができる。例えば、具体的なものアイデンティティ・カードよ呼ぶ身分証明書で、抽象的な価値観や思想、文化に対する理解などもアイデンティティを表す手段である。アイデンティティの変容がもっとも盛んなのは14歳から25歳までの「青年期」とされている。本論文ではこの年齢に当たる中日バイリンガルを対象にインタビューによる質的研究を行った。
 バイリンガルとは単なる二つの言語を使いこなせるだけではなく、それぞれの言語共同体の一員として存在可能な言語能力を持っている者を指す。バイリンガルは二言語を習得する時期によって細分化することができ、その境目となるのは臨界期学説と関係する「思春期」である。幼児期から思春期以前にバイリンガルになるのは「早期バイリンガル」と呼ばれ、思春期以降にバイリンガルになるのは「後期バイリンガル」と称される。そして、「早期バイリンガル」は同時に二言語を習得する「同時バイリンガル」と、第一言語を先に学び、その次に第二言語を学ぶ「逐次バイリンガル」の二つに分けることができる。
 本研究では、国籍や主な居住地、そして研究対象の両親の国籍を軸とし、10通りに分類した。また、同じ中日バイリンガルでありながら、いずれのバイリンガルに当てはまるかを、各々の受けた義務教育の環境や家庭教育など、つまり個人のアイデンティティの形成に強く影響を与えた要素に重きを置きながら、前述のバイリンガルになった時期も考慮し、分析を行った。
論文目次 目次

序論
一、研究動機及び目的 1
二、先行研究とその問題点 7
三、研究方法 12

第一章 多文化社会と第二言語習得 14
第一節 多文化社会における「真のコミュニケーション」 15
第二節 多文化社会と多文化教育 17
一、多文化教育研究 17
二、日本における外国人学校 20
(一)インターナショナルスクール 21
(二)民族学校 23
(三)一般の日本人と共学する学校 24
第三節 第二言語習得 25
一、第二言語習得研究 26
(一)対照分析研究 26
(二)誤用分析研究 26
(三)中間言語研究 27
二、第二言語と脳 28
三、社会心理学から見る第二言語習得 29

第二章 アイデンティティをめぐる諸概念と先行研究 32
第一節 アイデンティティの概論 32
第二節 アイデンティティに関する研究 33
一、アイデンティティの起源─エリクソン(Eric H.Erikson) 33
(一)エリクソンの「人間の八つの発達段階」 34
(二)エリクソンの「個体発達分化論」 46
(三)エリクソンの「心理・社会的危機とアイデンティティ拡散の図式」 48
(四)社会化の側面から見るエリクソンの「人間の八つの発達段階」 51

二、フロイトの「自我」心理学 53
(一)社会心理学から見る「自我」
三、Marciaのアイデンティティ・ステータス論とWhibourne,S.K&Weinstock,C.Sの成人発達論 54
四、バーガーのアイデンティティ論 57
五、まとめ 58

第三章 実例分析 62
一、分類① 64
二、分類③ 95
三、分類⑤ 112
四、分類⑥ 129
五、分類⑧ 156
六、分類⑨ 200

第四章 結論 228
一、バイリンガルの種類による分析 228
二、国籍における悩み 231
三、国籍・国民性・文化・思想などが非難された実例 235
四、まとめ 237

参考文献 238







〈図1〉中間言語の2つの意味 27
〈図2〉 脳の構造 28
〈図3〉Lambertのモデル 29
〈図4〉人間の八つの発達段階 35
〈図5〉個体発達分化の図式   46
〈図6〉心理・社会的危機とアイデンティティの図式   48



〈表1〉バイリンガルの国籍及びその両親の国籍とその主な居住地     4
〈表2〉多文化教育を五つの段階 18
〈表3〉インターナショナルスクール資格認定 21
〈表4〉成人期のアイデンティティをとらえる2つの軸 (岡本,1997)      50
〈表5〉個体社会化の五つの発達段階 51
〈表6〉Marciaのアイデンティティ・ステイタス (Marcia,J.E.,1964) 55
〈表7〉分類①質問1 回答と理由のまとめ 66
〈表8〉分類①質問2 回答と理由のまとめ 69
〈表9〉分類①質問3 回答と理由のまとめ 72
〈表10〉分類①質問4 回答と理由のまとめ 74
〈表11〉分類①質問5 回答と理由のまとめ 79
〈表12〉分類①質問6 回答と理由のまとめ 88
〈表13〉分類①質問7 回答と理由のまとめ 93
〈表14〉分類③質問1 回答と理由のまとめ 96
〈表15〉分類③質問2 回答と理由のまとめ 97
〈表16〉分類③質問3 回答と理由のまとめ 99
〈表17〉分類③質問4 回答と理由のまとめ 103
〈表18〉分類③質問5 回答と理由のまとめ 106
〈表19〉分類③質問6 回答と理由のまとめ 108
〈表20〉分類③質問7 回答と理由のまとめ 110
〈表21〉分類⑤質問1 回答と理由のまとめ 113
〈表22〉分類⑤質問2 回答と理由のまとめ 114
〈表23〉分類⑤質問3 回答と理由のまとめ 116
〈表24〉分類⑤質問4 回答と理由のまとめ 118
〈表25〉分類⑤質問5 回答と理由のまとめ 122
〈表26〉分類⑤質問6 回答と理由のまとめ 124
〈表27〉分類⑤質問7 回答と理由のまとめ 127
〈表28〉分類⑥質問1 回答と理由のまとめ 132
〈表29〉分類⑥質問2 回答と理由のまとめ 134
〈表30〉分類⑥質問3 回答と理由のまとめ 137
〈表31〉分類⑥質問4 回答と理由のまとめ 140
〈表32〉分類⑥質問5 回答と理由のまとめ 143
〈表33〉分類⑥質問6 回答と理由のまとめ 147
〈表34〉分類⑥質問7 回答と理由のまとめ 151
〈表35〉分類⑥質問8 回答と理由のまとめ 154
〈表36〉分類⑧質問1 回答と理由のまとめ 161
〈表37〉分類⑧質問2 回答と理由のまとめ 164
〈表38〉分類⑧質問3 回答と理由のまとめ 167
〈表39〉分類⑧質問4 回答と理由のまとめ 172
〈表40〉分類⑧質問5 回答と理由のまとめ 179
〈表41〉分類⑧質問6 回答と理由のまとめ 187
〈表42〉分類⑧質問7 回答と理由のまとめ 191
〈表43〉分類⑧質問8 回答と理由のまとめ 197
〈表44〉分類⑨質問1 回答と理由のまとめ 203
〈表45〉分類⑨質問2 回答と理由のまとめ 205
〈表46〉分類⑨質問3 回答と理由のまとめ 208
〈表47〉分類⑨質問4 回答と理由のまとめ 211
〈表48〉分類⑨質問5 回答と理由のまとめ 216
〈表49〉分類⑨質問6 回答と理由のまとめ 219
〈表50〉分類⑨質問7 回答と理由のまとめ 223
〈表51〉分類⑨質問8 回答と理由のまとめ 226
〈表52〉(一)自分は「日本人」だと思う。(後期バイリンガル)
第一言語:日本語・第二言語:中国語 228
〈表53〉(ニ)自分は「台湾人」だと思う。(早期バイリンガル)
/同時バイリンガル 229
〈表54〉(三)自分は「台湾と日本のハーフ」だと思う。(早期バイリンガル)
/同時バイリンガル 229
〈表55〉(四)早期バイリンガル/逐次バイリンガル
第一言語:日本語・第二言語:中国語 230
〈表56〉(五)早期バイリンガル/逐次バイリンガル
第一言語:中国語・第二言語:日本語 230
〈表57〉(一)所有している国籍以外に、もう一つの国の要素を含むアイデン
ティティを持つ 231
〈表58〉(ニ)周りと違う国籍と名前を持ち、特別な存在だと思われることを
悩む 233
〈表59〉(三)国籍の実用性について悩む 234
〈表60〉国籍・国民性・文化・思想などが非難された実例(一)歴史 235
〈表61〉国籍・国民性・文化・思想などが非難された実例
(ニ)コミュニケーション 236
參考文獻 参考文献

(日本語)  [50音順]
1.石黒圭(2013)『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』/光文社
2.井之口有一(1982)『明治以後の漢字政策』/日本学術振興会
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4.E.H.エリクソン著・仁科弥生訳(1998)『幼児期と社会Ⅰ』/みすず書房
5.長志珠絵(2000)『近代日本と国語ナショナリズム』/吉川弘文館 
6.大石晴美(2007)『脳科学からの第二言語習得論』/ 昭和堂
7.上野千鶴子(2008)『脱アイデンティティ』/勁草書房
8.江頭憲次郎・小早川光郎・西田典之・高橋広志・能見善久(2011)『ポケット六法 平成24年版』/有斐閣
9.大野純子(2009)『教養の日本語─高級教材』/致良出版社
10.岡本裕子(2009)『アイデンティティ生涯発達論の射程』/ミネルヴァ書房
11.コリン・ベーカー(2002)『バイリンガル教育と第二言語習得』/大修館書店
12.迫田久美子(2011)『日本語教育に生かす第二言語習得』/アルク
13.新村出(1987)『広辞苑 第三版』/岩波書店
14.社団法人 日本語教育学会(2005)『新版日本語教育事典』/大修館書店
15.鑪幹八郎(2006)『アイデンティティの心理学』/講談社現代新書
16.田中圭次郎(2007)『多文化教育の世界的潮流』/ナカニシヤ出版
17.陳伯陶(1994)『脳と教育』/大新書局
18.飛田良文(2001)『異文化接触論 日本語教育学シリーズ<第1巻>』/おうふう
19.広田康生(1996)『講座外国人定住問題 第3巻 多文化主義と多文化教育』/明石書店
20.藤原法子(1996)「外国人児童生徒の生活世界と都市施設 エスニシティ経験からの問題提起」『講座外国人定住問題 第3巻 多文化主義と多文化教育』/明石書店
21.ベネディクト・アンダーソン(2002) 『想像の共同体-ナショナリズムの起源と流行』/NTT出版
22.松村明(2006)『大辞林 第三版』/三省堂
23.安田敏朗(2011)『「多言語社会」という幻想 近代日本言語再考Ⅳ』/三元社
24.梁石日・姜尚中・小杉泰・坂本ひろ子(2002)『アジア新世紀第3巻 アイデンティティ─解体と再構成 総合討論』「国家に回収されないアイデンティティとは?─アジアという主体への問い」/岩波書店

(中国語)  [年代順]
25.陳昌文・鍾玉英・奉春梅・周瑾・顏炯(2004)«社會心理學»/新文京開發出版股份有限公司
26.王震武・林文瑛・林烘煜・張郁雯・陳學志(2006)«心理學»/學富文化事業有限公司
27.周何(2011)《國語活用辭典》/五南圖書出版股份有限公司
28.楊榮川(2012)《1Q34最新簡明六法》/五南圖書出版股份有限公司



(論文)   [年代順]
29.横麻衣子(2005)『帰国子女の国籍における心理的側面からみたアイデンティティの生成過程』/人間科学研究早稲田大学18(補遺号)
30.佐々木麻子(2010)『帰国子女的心性について─文化差体験が人格形成に及ぼす影響に関する一考察─』/京都大学大学院教育学研究科紀要第56号 2010



(インターネット)
31.インターナショナルスクール情報ナビhttp://www.ins-navi.com/recognition/reco_ib.html
32.WASC認定 http://www.ins-navi.com/recognition/reco_wasc.html
33.NEASC認定 http://www.ins-navi.com/recognition/reco_neasc.html
34.CIS認定 http://www.ins-navi.com/recognition/reco_cis.html
35.ACSI認定 http://www.ins-navi.com/recognition/reco_acsi.html
36.東京朝鮮高級学校のHP http://www.t-korean.ed.jp/pg251.html
37.脳の構造 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3
論文使用權限
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