系統識別號 | U0002-1907201611432200 |
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DOI | 10.6846/TKU.2016.00559 |
論文名稱(中文) | 台日輕小說角色語言對照分析—以台詞特徵與角色關係為中心— |
論文名稱(英文) | A Comparative Analysis on the Role Language in Taiwanese and Japanese Lingt Novels—With a Focus on the Relationships Between Dialogue Charateristics and Character— |
第三語言論文名稱 | 台日ライトノベルにおける 役割語の対照分析 —台詞の特徴とキャラクターとの関係を中心に— |
校院名稱 | 淡江大學 |
系所名稱(中文) | 日本語文學系碩士班 |
系所名稱(英文) | Department of Japanese |
外國學位學校名稱 | |
外國學位學院名稱 | |
外國學位研究所名稱 | |
學年度 | 104 |
學期 | 2 |
出版年 | 105 |
研究生(中文) | 王詠晴 |
研究生(英文) | YUNG-CHING WANG |
學號 | 602100280 |
學位類別 | 碩士 |
語言別 | 日文 |
第二語言別 | |
口試日期 | 2016-06-17 |
論文頁數 | 161頁 |
口試委員 |
指導教授
-
落合由治
委員 - 王世和 委員 - 林青樺 |
關鍵字(中) |
言語用詞 會話表現 角色語言 輕小說 中日比較 |
關鍵字(英) |
Spoken words types of conversation role language light novels Comparison between Japan and China |
第三語言關鍵字 |
言葉遣い 会話表現 役割語 ライトノベル 中日対照比較 |
學科別分類 | |
中文摘要 |
本論文是探討台灣和日本的輕小說角色語言之特色,以台詞特徵與角色關係為主。分析對象為『TIGER×DRAGON!』、『加速世界』以及『彩雲國物語』,對於日文原文及台灣譯本中其登場角色的台詞進行分析。 所謂的角色語言,一般的認知就是由大阪大學教授金水敏所提出的具有角色特色的言語表達方式。不過最近流行的一種叫「傲嬌」的角色個性它除了言語用詞方式不同之外,還包含了會話表現上的不同,本論的角色語言將包含會話表現上的差異一同分析其特色。 根據本論的研究結果可將會話表現分為依角色語言作用跟依場面或狀況而使用兩種,依角色語言作用的使用法方中各自代表著角色個性上的成熟與否等等,且中文和日文兩個語言上的使用方法除了翻譯上有一點差別之外,大致都是相同的。此外言語用詞方式是依人稱代名詞和語尾表現來分別性別、年齡及上下關係,在中文當中第二人稱代名詞比起日文還要能夠判別出性別,不過中文中沒有語尾的表現。今後,期待能夠將日文輕小說翻譯成中文時,其登場角色的形象更接近原作之外,也期待角色語言更新的表現。 |
英文摘要 |
Focusing on the relationship between an actor and his lines ,this thesis attempts to explore the characteristics of role language in Taiwanese and Japanese light novels. Based on works of 『TIGER×DRAGON!』,『Accel World』 and『The Story of Saiunkoku』, We will compare the actor and his lines of the Japanese original edition and Chinese translated editions. When we mention the word "role language" that means we talk about a style of speech used to evoke a certain persona. This definition was given by Professor KinSui Satoshi of Osaka University. But recently the unique personality " Tsundere " has become very popular."Tsundere"not only represents a Special Kind of "spoken words "but also a different "types of conversation ".Therefore this thesis will and analyze "spoken words" and "types of conversation"together. According to our analyzing results, with different effects of "role language "and situations,"types of conversation "can be divided into two kinds.It also represents that the role is matured enough or not. Besides that, the usage between Chinese and Japanese are very similar. Furthermore the usage of "spoken words " is based on person pronouns and different relationship. |
第三語言摘要 | 本論は台湾と日本のライトノベルにおける役割語の特徴で台詞の特徴とキャラクターとの関係を中心に分析を行った。『とらドラ』、『アクセル・ワールド』と『彩雲国物語』を研究対象にして日本語原文と中国語訳版の中で三作に登場するキャラクターの台詞を資料に用いた。 役割語というと、一般的に大阪大学教授金水敏が提唱しているキャラクターの言葉遣いと思われている。但し、最近流行っている「ツンデレ」というキャラクターの個性には言葉遣いだけではなく、会話表現の特徴を含めて表現している。本論は会話表現の特徴を含めてキャラクターの役割語の機能を分析した。 本論の研究結果から、会話表現のキャラクターとの関係では役割語としての機能と場面や状況による機能に分けられた。役割語としての機能では、それぞれはキャラクターの思慮深さや大人らしさなどの個性を表している。中国語と日本語は大きな差がないが、訳し方が異なった部分がある。言葉遣いでは人称代名詞と文末表現によって性差と上下、年齡差が分かる。中国語の二人称代名詞は日本語より性差が分かりやすい。但し、中国語には役割語としての文末表現はなかった。今後、台湾で日本のライトノベルを中国語に訳す際に、原作により近いキャラクターのイメージを訳せるように中国語での新たな役割語表現ができることを期待している。 |
論文目次 |
目次 序論 1 第1節 研究動機 1 第2節 先行研究 1 2.1役割語の定義 1 2.2役割語の対照研究について 2 第3節 研究方法及び目的 3 第1章 ライトノベルにおける役割語の定義 5 第1節 はじめに 5 第2節 分析対象 6 2.1分析対象の登場人物紹介 8 第3節 言葉遣いにおける役割語の定義 10 第4節 ライトノベルの会話スタイル 13 4.1言いよどみと言い直し 13 4.2つっかえ 14 4.3ポーズと驚き 15 第5節 おわりに 16 第2章 日本語版ライトノベルのキャラクター表現―会話表現と言葉遣いの役割語としての機能 19 第1節 はじめに 19 第2節 言いよどみによるキャラクター表現 19 2.1言いよどみの定義 19 2.2ライトノベルにおける「…」による言いよどみ 20 2.3ライトノベルにおける「フィラー」による言いよどみ 22 2.4キャラクターとの繋がり 24 第3節 言い直しによるキャラクター表現 27 3.1言い直しの定義 27 3.2ライトノベルにおける言い直し 28 3.3キャラクタとの繋がり 28 第4節 つっかえによるキャラクター表現 31 4.1つっかえの定義 31 4.2ライトノベルにおけるつっかえ 32 4.3キャラクターとの繋がり 34 第5節 記号によるキャラクター表現 36 5.1記号の定義 36 5.2ライトノベルにおける記号の表現 37 5.3キャラクターとの繋がり 41 第6節 オノマトペによるキャラクター表現 46 6.1オノマトペの定義 46 6.2ライトノベルにおけるオノマトペ 49 6.3キャラクターとの繋がり 51 第7節 表記によるキャラクター表現 53 7.1表記の定義 53 7.2ライトノベルにおける表記 54 7.3キャラクターとの繋がり 56 第8節 言葉遣いによるキャラクター表現 58 8.1言葉遣いの定義 58 8.2ライトノベルにおける言葉遣いとキャラクターの繋がり 60 8.2.1人称代名詞 60 8.2.2文末表現 65 第9節 おわりに 68 9.1役割語としての機能 68 9.2場面や状況による機能 68 第3章 中国語訳版のキャラクター表現―会話表現と言葉遣いの役割語としての機能 70 第1節 はじめに 70 第2節 中国語訳版の言いよどみによるキャラクター表現 70 2.1中国語訳版の言いよどみの定義 70 2.2中国語版における「…」による言いよどみ 70 2.3中国語版における「フィラー」による言いよどみ 72 2.4中国語訳版のキャラクターとの繋がり 73 第3節 中国語版の言い直しによるキャラクター表現 75 3.1中国語訳版の言い直しの定義 75 3.2中国語版ライトノベルにおける言い直し 75 3.3中国語版でのキャラクターとの繋がり 76 第4節 中国語版のつっかえによるキャラクター表現 78 4.1中国語版のつっかえの定義 78 4.2中国語版ライトノベルにおけるつっかえ 78 4.3中国語版でのキャラクターとの繋がり 80 第5節 中国語版の記号によるキャラクター表現 82 5.1中国語版の記号の定義 82 5.2中国語版ライトノベルにおける記号 82 5.3中国語版でのキャラクターとの繋がり 86 第6節 中国語版のオノマトペによるキャラクター表現 90 6.1中国語版のオノマトペの定義 90 6.2中国語版ライトノベルにおけるオノマトペ 90 6.3中国語版でのキャラクターとの繋がり 91 第7節 中国語版の表記によるキャラクター表現 94 7.1中国語版の表記の定義 94 7.2中国語版ライトノベルにおける表記 94 7.3中国語版でのキャラクターとの繋がり 96 第8節 言葉遣いによるキャラクター表現 97 8.1中国語版で言葉遣いの定義 97 8.2中国語版でのキャラクターとの繋がり 98 8.2.1人称代名詞 98 8.2.2文末表現 103 第9節 おわりに 105 9.1役割語としての機能 105 9.2場面や状況による機能 106 第4章 日本語版と中国語版のライトノベルにおける役割語表現の比較 108 第1節 はじめに 108 第2節 会話表現の比較 108 第3節 言葉遣いの比較 117 3.1 人称代名詞の比較 117 3.1.1一人称代名詞 117 3.1.2二人称代名詞 123 3.2 文末表現の比較 128 第4節 おわりに 134 4.1両言語の相似点 134 4.2両言語の相違点 134 結論 135 分析対象 141 テキスト 141 参考文献 142 表目次 表1、十六のキーワード 6 表2、『とらドラ』一話による登場人物 8 表3、『アクセル・ワールド』一話による登場人物 9 表4、『彩雲国物語』一話による登場人物 9 表5、『アクセル・ワールド』による台詞の前に置く「…」の数 25 表6、『とらドラ』による台詞の前に置く「…」の数 25 表7、『彩雲国物語』による台詞の前に置く「…」の数 25 表8、『アクセル・ワールド』による台詞の「フィラー」の数 26 表9、『とらドラ』による台詞の「フィラー」の数 26 表10、『彩雲国物語』による台詞の「フィラー」の数 27 表11、『とらドラ』における言い直しの数 29 表12、『アクセル・ワールド』における言い直しの数 29 表13、『彩雲国物語』における言い直しの数 29 表14、『とらドラ』における言いさしの数 30 表15、『アクセル・ワールド』における言いさしの数 30 表16、『彩雲国物語』における言いさしの数 31 表17、『とらドラ』におけるつっかえの数 34 表18、『アクセル・ワールド』におけるつっかえの数 34 表19、『彩雲国物語』におけるつっかえの数 35 表20、『とらドラ』による記号「!」数 42 表21、『アクセル・ワールド』による記号「!」数 42 表22、『彩雲国物語』による記号「!」の数 42 表23、『とらドラ』による記号「?」数 43 表24、『アクセル・ワールド』による記号「?」数 43 表25、『彩雲国物語』による記号「?」の数 44 表26、『とらドラ』による記号「―」の数 44 表27、『アクセル・ワールド』による記号「―」の数 44 表28、『彩雲国物語』による記号「―」の数 45 表29、オノマトペの音によるの意味 47 表30、『とらドラ』による感情を表すオノマトペの数 51 表31、『アクセル・ワールド』による感情を表すオノマトペの数 51 表32、『彩雲国物語』による感情を表すオノマトペの数 51 表33、『とらドラ』による動作を表すオノマトペの数 52 表34、『アクセル・ワールド』による動作を表すオノマトペの数 52 表35、『彩雲国物語』による動作を表すオノマトペの数 52 表36、『とらドラ』によるひらがなやカタカナへの転換の数 56 表37、『アクセル・ワールド』によるひらがなやカタカナへの転換の数 57 表38、『彩雲国物語』によるひらがなやカタカナへの転換の数 57 表39、『とらドラ』による仮名を小さく示す表現の数 57 表40、『アクセル・ワールド』による仮名を小さく示す表現の数 57 表41、『彩雲国物語』による仮名を小さく示す表現の数 58 表42、『とらドラ』の登場人物の一人称代名詞 60 表43、『アクセル・ワールド』の登場人物の一人称代名詞 60 表44、『彩雲国物語』の登場人物の一人称代名詞 61 表45、『とらドラ』の登場人物の二人称代名詞 62 表46、『アクセル・ワールド』の登場人物の二人称代名詞 63 表47、『彩雲国物語』の登場人物の二人称代名詞 64 表48、『TIGERxDRAGON!』による台詞の前に置く「…」 73 表49、『加速世界』による台詞の前に置く「…」 73 表50、『彩雲國物語』による台詞の前に置く「…」 74 表51、『TIGERxDRAGON!』による台詞の「フィラー」の数 74 表52、『加速世界』による台詞の「フィラー」の数 74 表53、『彩雲國物語』による台詞の「フィラー」の数 75 表54、『TIGERxDRAGON!』による台詞の言い直しの数 76 表55、『加速世界』による台詞の言い直しの数 76 表56、『彩雲國物語』による台詞の言い直しの数 76 表57、『TIGERxDRAGON!』における言いさしの数 77 表58、『加速世界』における言いさしの数 77 表59、『彩雲國物語』における言いさしの数 77 表60、『TIGERxDRAGON!』による台詞のつっかえの数 80 表61、『加速世界』による台詞のつっかえの数 80 表62、『彩雲國物語』による台詞のつっかえの数 81 表63、『TIGERxDRAGON!』による台詞の「!」の数 86 表64、『加速世界』による台詞の「!」の数 86 表65、『彩雲國物語』による台詞の「!」の数 86 表66、『TIGERxDRAGON!』による台詞の「?」の数 87 表67、『加速世界』による台詞の「?」の数 88 表68、『彩雲國物語』による台詞の「?」の数 88 表69、『TIGERxDRAGON!』による台詞の「―」の数 88 表70、『加速世界』による台詞の「―」の数 89 表71、『彩雲國物語』による台詞の「―」の数 89 表72、『TIGERxDRAGON!』による感情を表すオノマトペの数 92 表73、『加速世界』による感情を表すオノマトペの数 92 表74、『彩雲國物語』による感情を表すオノマトペの数 92 表75、『TIGERxDRAGON!』による動作を表すオノマトペの数 93 表76、『加速世界』による動作を表すオノマトペの数 93 表77、『彩雲國物語』による動作を表すオノマトペの数 93 表78、『TIGERxDRAGON!』による表記の数 97 表79、『加速世界』による表記の数 97 表80、『彩雲國物語』による表記の数 97 表81、『TIGERxDRAGON!』の登場人物の一人称代名詞 98 表82、『加速世界』の登場人物の一人称代名詞 98 表83、『彩雲國物語』の登場人物の一人称代名詞 99 表84、『TIGERxDRAGON!』の登場人物の二人称代名詞 100 表85、『加速世界』の登場人物の二人称代名詞 101 表86、『彩雲國物語』の登場人物の二人称代名詞 102 表87、中国語版の終助詞 106 表88、『とらドラ』と『TIGERxDRAGON!』における会話表現の特徴比較 108 表89、『アクセル・ワールド』と『加速世界』における会話表現の比較 109 表90、『彩雲国物語』と『彩雲國物語』における会話表現の比較 110 表91、三作の中で日本語版と異なった前置きの「…」の数 113 表92、「フィラー」の訳し方 114 表93、『とらドラ』と『TIGERxDRAGON!』における一人称代名詞の比較 118 表94、『アクセル・ワールド』と『加速世界』における一人称代名詞の比較 119 表95、『彩雲国物語』と『彩雲國物語』における一人称代名詞の比較 120 表96、『とらドラ』と『TIGERxDRAGON!』における二人称代名詞の比較 123 表97、『アクセル・ワールド』と『加速世界』における二人称代名詞の比較 124 表98、『彩雲国物語』と『彩雲國物語』における二人称代名詞の比較 125 表99、『とらドラ』と『TIGERxDRAGON!』の文末表現の比較 129 表100、『アクセル・ワールド』と『加速世界』の文末表現の比較 130 表101、『彩雲国物語』と『彩雲國物語』の文末表現の比較 131 表102、日本語版ライトノベルにおける会話表現 136 表103、日本語版ライトノベルにおける会話表現の中で役割語としての機能の特徴 136 表104、日本語版ライトノベルにおける言葉遣いの役割語としての機能の特徴 137 表105、中国語版ライトノベルにおける会話表現 138 表106、中国語版ライトノベルにおける会話表現の中で役割語としての機能の特徴 138 表107、中国語版ライトノベルにおける言葉遣いの中で役割語としての機能の特徴 139 |
參考文獻 |
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