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系統識別號 U0002-1801200714181600
DOI 10.6846/TKU.2007.00511
論文名稱(中文) 技術進步對台灣和日本的經濟成長之影響
論文名稱(英文) The Influence of Technical Progress on Economic Growth in Taiwan and Japan
第三語言論文名稱 技術進歩は台湾と日本の経済成長にもたらす影響
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中文) 日本研究所碩士班
系所名稱(英文) Graduate Institute of Japanese Studies
外國學位學校名稱
外國學位學院名稱
外國學位研究所名稱
學年度 95
學期 1
出版年 96
研究生(中文) 廖珮吟
研究生(英文) Pei-In Liao
學號 693050055
學位類別 碩士
語言別 繁體中文
第二語言別 日文
口試日期 2007-01-08
論文頁數 75頁
口試委員 指導教授 - 任燿廷(jenet8@pchome.com.tw)
委員 - 任燿廷
委員 - 蔡錫勳
委員 - 洪振義
關鍵字(中) 經濟成長
總要素生產力
技術進步
迴歸分析
關鍵字(英) economic growth
total factor productivity
technology progress
regression analysis
第三語言關鍵字 経済成長
全要素生産性
技術進歩
回帰分析
學科別分類
中文摘要
東亞經濟在第二次世界大戰之後,之所以能長期維持高度經濟成長的其中一個主要原因為總要素生產力的提升。然而,隨著全球化的進展,經濟影響力的無國界化,再加上各國經濟環境的變化,國際情勢的瞬息萬變使得各國的經濟成長內涵變得難以掌握。因此,首先,本研究以1990年代以後的台灣和日本的總體經濟為中心,以Solow的總要素生產力分析台日的經濟動向,並加以比較,深入探討總要素生產力的變動是否仍為影響兩國經濟成長的主要原因。其次,並將台灣和日本的總要素生產力進行分解,探究兩國總要素生產力的內涵。
經由本研究的實證結果,發現1990年代以後,台灣和日本的經濟成長幅度均較1990年代以前小,此外,再深入探討兩國經濟成長的主要原因,發現資本投入對台灣和日本的經濟成長貢獻度最大,其次才是總要素生產力。但是,2002年以後,總要素生產力再次成為台灣經濟成長的主要原因。而總要素生產力有隨著台灣和日本的經濟成長率變動的傾向,是兩國經濟成長速度減緩的共同主要原因。此外,勞動生產力的低落是使日本在1990年代以後經濟鈍化的另一個主要原因。
此外,接著針對影響總要素生產力水準的各種可能因素進行迴歸分析。回歸分析結果顯示,研究開發經費佔GDP的比率年年增加的情況下,對總要素生產力有明顯的提升效果。此外,台灣企業的專利許可數、日本人對外國人的專利許可數這兩項與專利相關的因素,對台日的總要素生產力雖均無顯著性,但其係數顯示與總要素生產力為正相關。另一方面,研究者對千人人口比率的增加、外國直接投資規模的擴大這兩項因素對台灣和日本的總要素生產力有明顯的負相關。而日本的技術貿易收支比與總要素生產力有明顯的正相關,顯示出隨著技術出口的增加,對日本的總要素生產力也有提升效果。另一方面,台灣的技術貿易收支比雖無顯著性,但其係數顯示技術進口似乎對台灣的總要素生產力的提升是有幫助的。此外,台灣的出口額與總要素生產力也呈現正相關,並具有顯著性。而台灣的關稅佔GDP比率雖不具有顯著性,但其係數顯示出在國內市場愈封閉的情況下,似乎對台灣的總要素生產力的提升越有幫助。
經由以上的實證結果,本研究提出以下見解:在勞動生產力低落與少子高齡化的趨勢下,日本應加強勞動品質的提升、提高每人勞動生產力、活用高齡人口的勞動力。除此之外,在今日的服務業經濟中,台日均應更注重資本累積,以及強化智慧財產權以提升總要素生產
力,而在提升台灣和日本的總要素生產力上,應著重於如何提升研究者的品質、如何使研究者發揮其應有的能力,以及外國對內直接投資的環境與制度的整備,也是今後不可忽略的重要課題。
英文摘要
The increasing of total factor productivity (TFP) is one of the dominate factors that maintain a long-term high economic growth rate of East-Asia. However, because of accelerating globalization, boundary less economy, and dynamic economic environment of each country, it is hard to catch the essence of the economic growth of different countries. As a result, this research first examines the development of macroeconomic of Taiwan and Japan by the total factor productivity model provided by Solow. After conducting a deep comparison between these two countries, we may tell whether the TFP is the dominant factor of the economic growth. Finally, this research analyzes the TFP of both countries into details and examines the essence of TFP.
According on the empirical finding, the growth rates of Taiwan and Japan after 1990s are smaller than those before 1990s. After examining the dominant factor of economic growth of both counties, we found that the capital investment has the most significant effect, while TFP has the second significant effect. However, after 2002, TFP again become the most significant variable. The TFP has a tendency to fluctuate with the economic growth rate of Taiwan and Japan, which is the common dominate factor of the stagnation. Additionally, the decreasing of labor productivity is another dominate factor of the economic depression of Japan in 1990s
So, we applied a series of regression analysis to analyze all possible variables of TFP. According to the statistic result, we find the following facts. First, the TFP increased significantly under the condition of increasing ratio of R&D expanse to GDP, Second, two patent-related variables, number of patent held by Taiwanese enterprise and number of Japan to foreign patent, are proved to be insignificant positive variables to the TFP of Taiwan and Japan. Third, the result shows that the increasing population and increasing foreign direct investment have significant negative effect on TFP of Taiwan and Japan. Fourth, the technology trade balance have significant positive effect on TFP, which shows that as the technology export increases, the TFP of Japan will increase as well. Fifth, although the technology trade balance of Taiwan has insignificant effect, it seems that technology import may slightly increasing TFP of Taiwan. Sixth, the export figures have significant positive effect on TFP. Seventh, although the ratio of tariff duties to GDP has insignificant effect, it seems that tariff duties may benefit the increasing of TFP as the domestic market becomes more closed.
Based on the empirical finding above, the following conclusions have been reached: under the trend of decreasing labor productivity, low birth rate and aging society, Japan should aim to improve the quality of labor, to leverage the labor force of aged people, and to increase labor productivity. In order to improve the TFP of Taiwan and Japan, it is curial to improve the quality of researcher and to make the best possible use of these researchers. Moreover, it is also indispensable to refine the investment environment and policy of foreign direct investment.
第三語言摘要 二次世界大戦後、東アジア経済が奇蹟と呼ばれるほどの高成長を達成できた主因の一つは、全要素生産性の向上だと指摘される。しかし、グローバル化の進展に伴い、経済の影響力はボーダーレスとなり、各国の経済環境の変化に加え、激しい国際社会の変動は経済成長の実況を容易に把握できなくなった。従って、本論ではまず、1990年代以降の台湾と日本のマクロ経済を中心に、Solowの全要素生産性を用いてそれぞれの経済成長の動向を分析・比較することにより、全要素生産性が今なお経済成長の主因であるか否かについて考察する。続いて、台湾と日本の全要素生産性を分解し、それぞれのを検討する。 実証により、1990年代以降、台湾と日本の経済成長は1990年代以前より低下した。また、両国の経済成長の要因を検討すると、台湾と日本の経済成長に一番大きく寄与しているのは資本投入であり、それに次ぐのが全要素生産性である。しかし2002年以降、全要素生産性は再び台湾の経済成長の主な要因となっている。また、全要素生産性は台湾と日本の経済成長率に従って変化する傾向があり、経済成長の鈍化の主因であると考えられるほか、日本では労働生産性の低下も1990年以降の経済鈍化の一つの要因となっている。 また、台湾と日本の全要素生産性の影響要因を回帰モデルに取り込んだ結果、両国ともに研究開発費対GDP比率の増大は、全要素生産性と正の相関があることを示した。そして、台湾企業の登録特許件数の増加、日本人と外国人の特許登録件数の比率の増大は有意性がないが、両国の全要素生産性と正の相関を示している。一方、人口千人当たりの研究者比率の増加と外国直接投資規模の拡大については、両国ともに全要素生産性との有意なマイナスの影響が見出された。日本の技術貿易収支比率は有意性があり、技術輸出は全要素生産性の向上に役に立つ。一方、台湾の技術貿易収支比率には有意性が見られないが、技術輸入には全要素生産性を向上させる傾向がある。そのほか、台湾では輸出額と全要素生産性との間に正の相関があり、台湾の関税対GDP比率には有意性がないが、全要素生産性との間には正の相関があり、閉鎖的な国内市場では、全要素生産性が向上する傾向がある。 以上の回帰分析により、本研究では以下の見解を示す。労働生産性の低下と少子高齢化に対応して、日本は労働の品質や一人当たり労働生産性を一層向上し、高齢者労働力の活用の強化をすべきである。また、サービス業を中心とする現代の経済において、台湾と日本は今後、資本の累積と知的財産権の強化による全要素生産性の向上に取り組むべきである。また、研究者の質の向上や研究者の能力を生かすこと、外国の対内直接投資を容易にする環境や制度の整備に一層努力すべきと思われる。
論文目次
第一章 序論	1
第一節 研究背景と研究動機	1
第二節 研究範囲と研究目的	4
第三節 研究方法	5
第四節 研究枠組み	6

第二章 文献研究	7
第一節 経済成長と経済発展の区別	7
第二節 経済成長理論	8 
一 伝統的な経済成長理論	8
(一) 古典派の経済成長理論	8
(二) Harrod=Domarの経済成長理論	10
二 新古典経済成長理論:Solow=Swanモデル	12
三 内生型経済成長理論	16
第三節 技術進歩の理論	20
一 技術進歩とは	20
ニ Hicksの中立的技術進歩	21
三 Harrodの中立的技術進歩	22
四 Solowの中立的技術進歩	23
第四節 生産力に関する実証文献分析	24
一 台湾に関する生産力の文献研究	24
二 日本に関する生産力の文献研究	30
三 文献研究の検討	33

第三章 実証研究	35
第一節 生産力について	35
第二節 モデルの設定	36
第三節 データの収集	37
一 データの収集期間	37
二 データの収集方法	38
三 研究制限	41

第四章 実証結果の分析	43
第一節 全要素生産性分析	43
一 台湾の全要素生産性分析	43
二 日本の全要素生産力分析	47
第二節 全要素生産性の要因分析	50
一 台湾の全要素生産性の要因分析	51 
二 日本の全要素生産性の要因分析	54
三 台湾と日本の全要素生産性の要因比較	56

第五章 結論と提言	61
第一節 結論	61 
第二節 提言	63

参考文献	65
一、日本語の文献(五十音順):	65
二、中国語の文献(筆画順):	66
三、英語の文献(abc順):	68
四、インターネットのデータ:	70

付録一:台湾の全要素生産性を計算するデータ	72
付録二:日本の各年のGDP成長率とTFP成長率	73
付録三:台湾の全要素生産性に関する要因の原始データ	74
付録四:日本の全要素生産性に関する要因の原始データ	75





表の目次

表1:台湾に関する全要素生産性成長率分解の研究比較	29
表2:日本に関する全要素生産性成長率分解の研究比較	33
表3:台湾と日本の全要素生産力の分解要因	39
表4:台湾と日本の全要素生産性の分解要因	41
表5:台湾のマクロ経済成長率の分解	44
表6:日本のマクロ経済成長率の分解	48
表7 Coefficients(台湾)	52
表8 Coefficients(日本)	55
表9 台湾と日本の全要素生産性と要因比較	57



















図の目次

図1:Solow=Swan理論の均衡	14
図2:台湾の各投入要素成長率	47
図3:日本の各投入要素成長率	48
図4:日本各年のGDP成長率とTFP成長率の成り行き	50
図5 台湾と日本のTFP寄与率	56
參考文獻
一、	日本語の文献(五十音順):
(一)書籍
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二、中国語の文献(筆画順):
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行政院國家科學委員會(2004)《科學統計要覽2004 年版》,初版,台北:行政院國家科學委員會。
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刑慕寰(2002)《刑慕寰先生學術論文集[二]》,初版,台北:中央研究院經濟研究所。
李國鼎(1999)《台灣的對外技術合作與外資利用》,初版,台北:資訊與電腦雜誌社。
林安樂(2001)《台灣總要素生產力變動分析》,初版,台北:中華經濟研究院。
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(二)学位論文:
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許碧峰(1998)<研究發展、技術引進與經濟成長>,政治大學經濟研究所博士論文。
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「中華経済研究院」http://www.cier.edu.tw/kmportal-deluxe/front/bin/home.phtml
「台湾総合研究所」http://www.tri.org.tw/
「総務省」http://www.soumu.go.jp/
「日本関税協会」http://www.kanzei.or.jp/
「野村證券」http://www.nri.co.jp/index.html
「RIETI経済産業研究所」http://www.rieti.go.jp/jp/index.html
「経済産業省」http://www.kanzei.or.jp/
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