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系統識別號 U0002-1607201812402800
中文論文名稱 日本妖怪文化和角色經濟文化的展開研究
英文論文名稱 A Study of Japanese Monsters from the culture background that created them and the Role Economy
第三語言論文名稱 日本における妖怪文化とキャラクター文化の展開
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士在職專班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 106
學期 2
出版年 107
研究生中文姓名 黃慧娟
研究生英文姓名 Hui-chuan Huang
學號 704100097
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2017-06-22
論文頁數 128頁
口試委員 指導教授-田世民
委員-劉長輝
委員-蔡亦竹
中文關鍵字 妖怪文化  妖怪與神  妖怪角色經濟  寶可夢  鳥取縣境港巿 
英文關鍵字 the cult of the monsters  monsters and gods  the role economy of monsters  Pokemon  Tottori Prefecture Sakaiminato City 
第三語言關鍵字 妖怪文化  妖怪と神  妖怪キャラクター  ポケモン  鳥取県境港市 
學科別分類
中文摘要 本論文目的在探究本由人類心中闇黑或恐怖心而來的妖怪在日本究是如何演繹成為文化現象,且如此生成的妖怪文化又是如何衍生發展成角色經濟的。另外,本論文所謂的妖怪係指在自然科學觀點上不存在且限縮繫屬超自然之物象。

論文首先論述日本人的妖怪觀傳承和演變,接著立基妖怪學研究成果以探討種種妖怪角色的演變發展並做比較論述,再以「寶可夢」、「日本鳥取縣境港巿」、「台灣南投溪頭妖怪村」等三個事例,來探討妖怪文化在地方創生或文創加值運用上所扮演的角色及活用方式。

對日本人而言,妖怪除了是日常生活的一部分及信仰的存在外,在日本的繪畫中更充分體現了日本人妖怪愛的情結。而日本妖怪角色經濟之所以能在世界各地迸發推演成潮流,也正緣於這股自古以來即有的妖怪愛文化底蘊。同時,這也是理解日本文化的關鍵之一。
英文摘要 The purpose of this thesis is to explore how the monsters generated from the underbelly or horror of human mind are developed into cultural codes in Japan, and how to be derived into a role economy. In addition, the so-called monster in this paper refers to the fact that it does not exist in the natural sciences and the restriction is a supernatural object.

Firstly, the author discusses the inheritance and transformation of the Japanese monsters, and then studies the development of various monster characters based on the research results of the monsters to explore and makes a comparative discussion. Furthermore, the author tries to find out the role and the use of monster culture in local culture value creation from three examples, " Pokemon ", "Japan Tottori Prefecture Sakaiminato City" and " Nantou Xitou Monster Village in Taiwan”.

For the Japanese, in addition to the daily life faith, the monster fully reflects the love obsession in Japanese painting, and the reason of the role economy of monsters in Japan can be promoted into a trend around the world is originated from the complex that inherents from ancient, and it is also the vital clue to understanding Japanese culture.
第三語言摘要 本稿の目的は、日本では、本来人間の心の闇、あるいは恐怖心から生まれたはずの妖怪がいかに文化現象として形成し、そして、そうした妖怪文化がいかにキャラクターに生かされ展開されていくのかを究明することにある。本稿における「妖怪」は、自然科学的には実在しないものとして扱っており、「超自然的」なものとして想定している。

論文では、まず日本人の妖怪観の伝承とその変容について述べている。次に、これまでの妖怪学研究の成果を踏まえて、数々のキャラクターの変容と発展を考え、キャラクター間の比較を兼ねて議論を進めている。続いて、日本妖怪文化をキャラクターとして活用する実例である「ポケットモンスター」、「鳥取県境港市」、「台湾南投の渓頭にある妖怪村」といった3つの事例を取り上げながら、キャラクターが果たしている役割を明らかにしている。

妖怪は日本人にとって、日常的なものであり、信仰される存在であると同時に、日本画の世界において、日本人の「妖怪愛」を垣間見るものが出現するようになった。古い時代から妖怪を愛してきた日本文化であるからこそ、妖怪キャラクターが世界的に爆発的なブームを引き起こしているのである。そこには日本文化を知るカギが潜んでいると考えられる。
論文目次 序論 1
第一節 研究動機及び研究目的  1
第二節 先行研究及び問題意識  2
(一)「妖怪」の概念規定  2
(二)妖怪としてのキャラクター  6
第三節 研究内容及び研究方法  9
第一章 日本妖怪文化の伝承と変容  11
はじめに   11
第一節 「妖怪」という言葉  11
第二節 妖怪研究の流れと展開  20
第三節 妖怪と神の関わり  43
第四節 結び  55
第二章 日本妖怪キャラクターの伝承と変容  58
はじめに   58
第一節 妖怪画に見る妖怪の原像  59
第二節 妖怪図像の娯楽化――江戸庶民の笑い 72
第三節 妖怪存在の再創造――物語からキャラクターへ 80
第四節 結び 86
第三章 妖怪としてのキャラクターの活用と再創造  89
はじめに   89
第一節 妖怪キャラクターコンテンツの魅力――ポケットモンスターを例に 94
第二節 妖怪キャラクターによる地域活性化――鳥取県を例に  102
第三節 斬新な妖怪キャラクターコンテンツの再創造 111
第四節 結び  117
結論  119
参考文献   125


表目次
表1-1 江馬による「化け物」四種 27
表1-2 江馬による「妖怪変化」の沿革 29
表2-1 江戸の三大改革と「妖怪文化」の変容 79
表3-1 鳥取県境港市における妖怪文化を活用したまちづくりの動向 105

図目次
図1-1 神‧妖怪‧人間の関係概念図 42
図1-2 「神」と「妖怪」と「鬼神」の三項関係 44
図1-3 風神・雷神が守護する浅草寺の総門 52
図1-4 『風神雷神図屏風』俵屋宗達筆/京都国立博物館蔵 52
図1-5 『北野天神縁起絵巻』藤原信實/京都北野天満宮蔵 53
図2-1 『鳥獣人物戯画』(作者未詳)甲巻巻頭京都高山寺蔵  60
図2-2 『鳥獣人物戯画』(作者未詳)甲巻部分京都高山寺蔵  60
図2-3 「辟邪絵 神虫」平安~鎌倉時代/奈良国立博物館蔵  61
図2-4 「六道絵」(『餓鬼草紙』羅刹餓鬼)平安時代/東京国立博物館蔵  61
図2-5 『付喪神絵巻』/崇福寺蔵-1 62
図2-6 『付喪神絵巻』/崇福寺蔵-2 62
図2-7 『付喪神絵巻』/崇福寺蔵-3 63
図2-8 『百鬼夜行絵巻』(部分)(室町時代 作者詳)/真珠庵蔵 64
図2-9 鳥山石燕『図画百鬼夜行』前篇陰より「犬神•白児」 65
図2-10 鳥山石燕『図画百鬼夜行』前篇風より「青坊主」  65
図2-11 鳥山石燕『図画百鬼夜行』前篇陽より「幽霊」   65
図2-12 鳥山石燕『図画百鬼夜行』前篇陰より「猫また」  65
図2-13 『東山桜荘子』歌川国芳/早稲田大学博物館蔵   67
図2-14 竹原春泉『絵本百物語』第五巻より「小豆洗い」  68
図2-15 「百物語—お菊さん」  70
図2-16 「百物語—お岩さん」  70
図2-17 「百鬼夜行図屏風」部分(河鍋暁斎)/東京・大倉集古館蔵 70
図2-18 「暁斎百鬼画談」河鍋暁斎 71
図2-19 『東海道四谷怪談』三代目歌川豊国/国立歴史民俗博物館蔵 77
図2-20 『源頼光公舘土蜘作妖怪圖』歌川國芳/国立国会図書館蔵 77
図2-21 『おばけかるた』/兵庫県立歴史博物館蔵 79
図2-22 「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎の姿 81
図3-1 熊本県PRマスコットキャラクターであるくまモン 90
図3-2 ポケモンを代表するキャラクターである「ビカチュウ」95
図3-3 『ポケットモンスター 赤・緑』  97
図3-4 ポケモンを連載した『コロコロコミック』  99
図3-5 水木しげるロード妖怪ブロンズ像1  103
図3-6 水木しげるロード妖怪ブロンズ像2  103
図3-7 河童の泉  103
図3-8 水木しげる記念館の前庭  104
図3-9 水木しげる記念館に展示している水木先生の漫画作品  107
図3-10 「ゲゲゲの女房」に使われていた家財道具など  107
図3-11 R境線鬼太郎列車全六種  108
図3-12 「妖怪村」入口付近には鳥居がそびえたつ  113
図3-13 月報「妖怪抱報」  113
図3-14 「八豆」をデザインした郵便ポスト  114
図3-15 天狗のオブジェのついた店  114
図3-16 魔神仔の黒斜素  114
図3-17 オリジナル妖怪「枯麻」  115
図3-18 「山大王包子簡」のオブジェ  116
參考文獻 日本語(年代順)
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2.井上円了(1888)『哲学館講義』
3.井上円了(1890)『日曜講義哲学講演集』
4.佐藤有文(1972)『日本妖怪図鑑』立風書房
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6.石子順造(1986)『架空の動物 キッチュ論』喇嘛舎
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35.小松和彦(2011)『妖怪学の基礎知識』角川学芸出版
36.園部真奈美(2011)「鬼の形像の成立」『青山語文』41号青山学院大学日本文学会
37.辻幸恵、梅村修、水野児(2012)『キャラクター総論―化・商業・知財』白桃書房(前書き)
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45.大塚英志(2014)『キャラクターメーカー 6つの理論とワークショップで学ぶ』星海社
46.劉建輝・佐野真由子編(2014)『「日本研究」再考―北欧の実践から北欧シンポジウム』国際日本文化研究センター
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52.山中千恵・伊藤遊・百瀬英樹(2015)「ポピュラー文化の観光資源化と伝統の創造─台湾南投県渓頭妖怪村を事例として─」仁愛大学研究紀要14号仁愛大学人間学部篇
53.李翊嘉(2015)『中国と日本における狐文化の比較』淡江大学日本文学学科修士論文
54.小松和彦(2016)「アニミズムと絵解きが妖怪文化を生み出された」『ミツカン水の文化センター機関誌』53号ミツカン水の文化センター
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中国語(年代順)
1.張草(2005)『鬼怪論-中日兩千年鬼怪盛衰考』誠品好讀 57期
2.朱珍儀(2007)『 妖怪研究-從妖怪看日本人恐怖對象的變化』 天主教輔仁大學日本語文學研究所修士論文
3.楊佳慈(2009)『日本動畫中的妖怪文化研究』臺灣師範大學美術研究所數位内容藝術創作與研發專班修士論文
4.井上圓了著、蔡元培訳(2015)『妖怪學講義』 香港中和出版有限公司
5.柴克・戴維森著、陳亦苓譯(2015)『幽靈:日本的鬼』遠足文化
論文使用權限
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