淡江大學覺生紀念圖書館 (TKU Library)
進階搜尋


下載電子全文限經由淡江IP使用) 
系統識別號 U0002-1507201823191800
中文論文名稱 台灣高中與大學日語教育銜接之現狀─以大學預修專班為中心─
英文論文名稱 Advanced Placement courses analysis: Japanese Language Curriculum Articulation Between Senior High Schools and Universities in Taiwan
第三語言論文名稱 台湾の高校・大学間の日本語教育におけるアーティキュレーションの実態―APコースを中心に―
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 106
學期 2
出版年 107
研究生中文姓名 周若珍
研究生英文姓名 Jo-Chen Chou
學號 602100017
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2018-06-22
論文頁數 147頁
口試委員 指導教授-堀越和男
委員-陳淑娟
委員-富田哲
中文關鍵字 第二外語  課程銜接  大學預修專班 
英文關鍵字 Second Foreign Language  Articulation  AP courses 
第三語言關鍵字 第二外国語  アーティキュレーション  APコース 
學科別分類
中文摘要 本研究訪談了在高中修習過第二外語日文課程及大學預修專班日文課程,且在大學繼續選修第二外語日文課程的非日文系學生,透過修正版紮根理論(M-GTA)進行質性分析,探討大學預修專班在高中與大學日語教育銜接過程中扮演的角色,釐清目前台灣高中與大學日語教育銜接之問題,同時提出改善方案。

研究發現,大學預修專班的編班方式與課程時數,可能是導致大學預修專班學生流失的主因,且部份受訪學生對大學端不承認大學預修專班學分表示不滿。然而多數受訪學生具有高度的學習動機與掌握學習重點的能力,並能從大學預修專班偏難的課程內容中獲得成就感,且認同大學預修專班有助銜接大學的第二外語課程。另外,受訪學生普遍喜愛能實際運用在生活中以及介紹日本文化的課程。

本研究歸納出以下結論:
1.非主修的第二外語應發展為適用於各學習階段並具有連貫性的課程,以累積學習成效。
2.大學預修專班可依循十二年國教第二外語課綱規劃課程,賦予其明確的學習目標。
3.大學預修專班可採用美國AP日文課程之期末線上測驗,賦予其客觀的評量標準。
4.大學預修專班可開放推薦或申請入學通過之學生在高三下學期修讀。
5.促進高中教師與大學教師之交流,有助於落實台灣高中與大學日語教育的銜接。
英文摘要 This research involves interviews of university students who take Japanese as their second language courses without having Japanese majors. These interviewees must have been taking Japanese as their second language program in senior high schools and also taking Japanese language pre university courses in advance. By using the Modified Grounded Theory Approach(M-GTA), qualitative research has been conducted, to analysis the role of the Japanese language pre university courses in Japanese language curriculum articulation between senior high schools and universities in Taiwan. This research aims to clarify the problems in articulation between senior high schools and universities in Taiwan, and also suggests several solutions.

According to the study, the course format and the course duration, may be the main cause of the declines in enrollments of students of the university preparation courses. Also, among the interviewees, a group of people are dissatisfied with the universities for not recognizing the preparation course credits. Furthermore, most of the interviewees showed high levels of motivation to learn and capabilities to master the learning skills, and they also can feel fulfilled after taking the harder classes of the pre university courses. Therefore, they all agreed that the pre university courses do help them for adapting the second language courses in the university. Also, most of the interviewees enjoyed the courses that they can learn the skills that can be used in their everyday life and also the courses that introduced the Japanese culture.

This research has the following conclusion:
1.The purpose of the, non-language major, second language learning programs should develop into continuous courses that applied to every educational stage, in order to build up the best results of learning.
2.The pre university course curricula can follow the second language program in the 12-year education curricula, and providing a specific learning target.
3.The pre university courses can adapt the online AP Japanese Language and Culture Exam evaluation system, in order to evaluate objectively.
4.The pre university courses are ideal for students who got their recommendations for university admissions already, and therefore can start the course in their second semester in the senior high school.
5.In order to reinforce the Japanese language curriculum articulation between senior high schools and universities in Taiwan, it is necessary to enhance the communication between high school teachers and university lecturers.
第三語言摘要 本研究は、台湾におけるAPコースが高校と大学の間の第二外国語としての日本語教育のアーティキュレーションでどのような役割を果たしているかを明らかにすることを目的とし、高校で第二外国語の日本語を習った後、APコースを履修し、さらに大学に入ってからも日本語の学習を続けた非日本語学科の学習者を対象にインタビューを行い、M-GTAを用いて分析した上、問題点を洗い出し、改善策を提案した。

分析結果によると、APコースのクラス編成方法と授業時間数がAPコースの学習者の減少につながる要因であると思われる。多くの調査対象はAPコースの難しい学習内容から達成感を得、APコースは高校と大学の間のアーティキュレーションに役立ったと認めた。一部の調査対象はAPコースの単位が大学で認められないことに対して不条理を感じた。彼らは大学の授業に満足しているとは言いがたいものの、高い動機づけと学習の軸足を調整する能力を有しているため、学習を楽しんでいた。また、調査対象は実生活で使えるものの学習や日本文化を紹介するような授業内容が好ましいと言っている。

本研究で提案した改善策は次の通りである。
1.非専攻の第二外国語としての日本語を、それぞれの教育段階に適しており、かつアーティキュレーションを考慮に入れた課程にする。
2.十二年国民教育の指導要領をAPコースに適用させ、明確な学習目標を定める。
3.アメリカのAP日本語のオンラインテストを導入し、APコースに客観的な評価基準を作る。
4.推薦入試で大学が決まった高校3年生が参加できるよう、APコースの実施を3年の後期に変更する。
5.高校教員と大学教員の連携を図り、台湾における高校と大学の日本語教育のアーティキュレーションの達成を促す。
論文目次 第 1 章 序論 1
1.1 研究背景及び動機 1
1.2 研究目的 3
1.3 論文の構成 5

第 2 章 先行研究 7
2.1 アーティキュレーションの定義 7
2.2 日本における高大連携 9
2.3 アーティキュレーションの達成の重要性 11
2.4 台湾の日本語教育のアーティキュレーションに関する先行研究13

第 3 章 諸外国におけるアーティキュレーションの実態 17
3.1 中国における日本語教育のアーティキュレーション 18
3.2 韓国における日本語教育のアーティキュレーション 21
3.3 インドネシアにおける日本語教育のアーティキュレーション 24
3.4 まとめ及び台湾における日本語教育への示唆 27

第 4 章 台湾の高校における第二外国語課程 31
4.1 高校における第二外国語課程全般について 31
4.1.1 背景及び課程目標 31
4.1.2 履修者数及び言語数の推移 33
4.1.3 担当教員、実施方法及び位置づけ 34
4.1.4 高校における第二外国語課程の問題点 35
4.2 高校における第二外国語としての日本語課程について 39
4.2.1 履修者数の構成及び推移 39
4.2.2 問題点 42
4.3 高校における第二外国語課程の新たな位置づけ 45

第 5 章 APコース 48
5.1 アメリカにおけるAPプログラム 48
5.1.1 アメリカにおけるAPプログラム全般について 48
5.1.2 AP日本語 51
5.2 台湾におけるAPコース 54
5.2.1 台湾で履修するアメリカのAPコース 54
5.2.2 一般科目のAPコース 55
5.2.3 第二外国語のAPコース 59
5.3 まとめ 68

第 6 章 質的調査によりつかむ学習者から見たAPコース 70
6.1 調査概要 70
6.1.1 調査目的 70
6.1.2 調査方法 70
6.2 調査の実施 72
6.3 分析方法 74
6.3.1 M-GTAの特徴 74
6.3.2 分析手順 75
6.4 分析結果 77
6.4.1 分析ワークシートの例 80
6.4.2 各概念及びカテゴリーの説明 83
6.4.2.1 【動機づけの強さ】 83
6.4.2.2 【システムへの不満】 86
6.4.2.3 【学習の継続】 88
6.4.2.4 【理想の授業】 92
6.4.3 ストーリーライン 93
6.5 考察 97

第 7 章 結論 101
7.1 諸外国から得られた示唆 101
7.2 高校における第二外国語教育の更なる発展を図るために 103
7.3 高校と大学の連携と接続を促進するために 106
7.4 今後の課題 110

参考文献(名前順) 113

付録1 学者インタビュー用同意書 117
付録2 普通高校における第二外国語の日本語の学校数・クラス数・
学習者数統計データ 118
付録3 学習者インタビュー用同意書 120
付録4 分析ワークシート 121

表目次

表 1  中国における日本語学習者の構成 18
表 2  韓国における日本語学習者の構成 21
表 3  インドネシアにおける日本語学習者の構成 24
表 4  台湾における日本語学習者の構成 39
表 5  中等教育段階の学習者数の内訳 40
表 6  第二外国語APコースの単位に対する各大学の認定状況 61
表 7  日本語APコースの担当大学及び1クラス当たりの履修者数
(105~106学年度前期) 65
表 8  日本語APコース履修者の検定試験への参加者数及び合格者数
(105~106学年度前期) 66
表 9  第二外国語と一般科目のAPコースの比較 68
表 10 調査対象のデータ 72
表 11 生成された概念リスト 77
表 12 分析ワークシートの例 80

図目次

図 1 中国における日本語学習者の割合 19
図 2 韓国における日本語学習者の割合 22
図 3 インドネシアにおける日本語学習者の割合 25
図 4 台湾の高校における105学年度の第二外国語履修者数の割合 34
図 5 台湾における日本語学習者の割合 40
図 6 台湾における中等教育段階の学習者数の割合 41
図 7 高校における第二外国語としての日本語課程の履修者数
(97学年度前期~106学年度前期) 42
図 8 日本語APコースの履修者数(98~106学年度前期) 64
図 9 質的調査によりつかむ学習者から見たAPコースの結果図 94
參考文獻 【英語】
Byrnes, H. (1990) Priority: Curriculum articulation: Addressing Curriculum   Articulation in the Nineties: A Proposal. Foreign Language Annals 23(4), 281-292.

Lange, D. L. (1982) The Problem of articulation. In T. V. Higgs (Ed.), Curriculum, Competence, and the Foreign Language Teacher: ACTFL Foreign Language Education Series Vol.13, 113-137. Lincolnwood, IL: National Textbook Company.

【日本語】
2012年日本語教育国際研究大会実行委員会「第11回日本語教育国際研究大会 2012年日本語国際研究大会(ICJLE2012)報告」『日本語教育』154号 p.22

大舩ちさと・和栗夏海・松井孝浩・須摩亜由子・フロリンダアンパロA パルマヒル(2012)「『プログラムの継続性』と『学習の継続性』を目指した日本語教育導入の試み―フィリピンの中等教育における実践から―」『国際交流基金日本語教育紀要』第8号

小川佳万・小野寺香(2009)『アメリカのアドバンスト・プレイスメント・プログラム―高大接続の現状と課題 ―(高等教育研究叢書 102)』広島大学高等教育研究開発センター

小川佳万編(2012)『東アジアの高大接続プログラム(高等教育研究叢書 115)』広島大学高等教育研究開発センター

小野寺香(2011)「台湾における高大接続プログラムの可能性」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』第59集・第2号 pp.221-232

木下康仁(2003)『グラウンデッド・セオリー・アプローチの実践』弘文堂

木下康仁(2007)「修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)の分析技法」『富山大学看護学会誌』第6巻2号 pp.1-10

王福順・盧錦姬(2012)「台湾の高校第二外国語教育政策が高校日本語教学に及ぼす影響ー高校の日本語教師と第二外国語として日本語を受講する高校生のアンケート調査よりー」『國立高雄第一科技大學應用外語學報』第十八期 pp. 85-109

庄司京子(2009)「AP日本語導入後の日本語プログラムの変化とアーティキュレーションへの動き:南カリフォルニアからの報告」The 23rdConference of the Japanese Language Teachers Association of New England (JLTANE) and The 14thConference of the Northeast Council of Teachers of Japanese(NECTJ), Amherst, MA.

朴英姫(2009)「中国の中等教育における日本語教育について―黒竜江省ハルピン市を中心に―」政策研究大学院大学・国際交流基金日本語国際センター日本言語文化研究会(第16回)報告

西山教行・平畑奈美編(2014)『「グローバル人材」再考―言語と教育から日本の国際化を考える』くろしお出版

坂野鉄也(2011)「第二外国語教育の『新しい発想』」『滋賀大学経済学部 WorkingPaper』No.146 pp.1-14

国立国語研究所編(2006)『日本語教育の新たな文脈』アルク

国際交流基金(2013)『海外の日本語教育の現状 2012年度 日本語教育機関調査より』くろしお出版

林思敏・楊武勲(2013)「台湾の教育改革に見る高等学校の第二外国語教育の発展と課題」『淡江日本論叢』28期 pp.213-233

高橋悦子・服部真子(2009)「日本語教育に見る高校―大学間のアーティキュレーション:教師と学生の声」The 23rdConference of the Japanese Language Teachers Association of New England (JLTANE) and The 14thConference of the Northeast Council of Teachers of Japanese(NECTJ), Amherst, MA.

康翊軒(2017)『台湾中等教育における学習意欲の向上に関する実践研究-高校の第二外国語の日本語授業を例にして-』淡江大学碩士論文

郭暁博(2015)「研究型大学における高大接続の可能性-アメリカのAP(Advanced Placement)プログラムに注目して-」『京都大学大学院教育学研究科紀要』第61号 pp.313-325

陳麗珠(2008)『台湾の普通高校における日本語教育の考察-高雄市の高校を例として-』国立高雄第一科技大学修士論文

黄鈺涵(2011)「台湾の高等教育機関における日本語教育―台湾大学の第二外国語を例として―」『台大日本語文研究』21 pp.162-178

越山泰子・柴田節枝(2005)「高校から大学への日本語学習の継続に関する一考察:学習者の視点から」JournalCAJLE, Vol 7 pp.97-115

當作靖彦(2009)「AP Japanese Language and Culture Program とアーティキュレーション」The 23rdConference of the Japanese Language Teachers Association of New England (JLTANE) and The 14thConference of the Northeast Council of Teachers of Japanese(NECTJ), Amherst, MA.

當作靖彦(2010)「中等・高等教育における日本語教育におけるアーティキュレーションの達成―今後の支援活動・交流活動のアクションプラン―」『2010世界日本語教育大会基調講演等予稿集』 pp.133-139

鄭起永・検校裕朗・奈須吉彦・松浦恵子(2013)「J-GAP韓国の発足と現在までの取り組み―モデル校の釜山外国語大学を一例として―」海外日本語教育レポート第27回

盧錦姬(2012)「台湾の高校生の日本語学習における動機付けと学習態度-第二外国語として日本語を受講する学生を中心として-」『台大日本語文研究』23期 P215 - 242

賴錦雀(2009)「台湾の日本語継続教育に対する一考察―普通高校から総合大学への場合を中心に―」『台湾日語教育学報』第13号 pp.291-308

磯山渡邊眞紀(2010)「アーティキュレーションに関する三つの質問」Journal CAJLE, Vol. 11 pp.1-9

蘇子翔(2011)『解讀教師與學生對於日語課程的認知─改善第二外語教育之個案研究─』東海大学修士論文

【中国語】
日本国际文化交流财团编(2014)『国际化人才的培养与多语种教育──从日语教育探索其可能性』中国教育学会外语教学专业委员会

何阿柳(2007)『高雄市預修大專校院課程之研究』國立屏東科技大學技術及職業教育研究所碩士論文

李欣倚(2010)『臺灣高中第二外語日語學習者問題點分析』輔仁大學碩士論文

林騰蛟・施秀青(2010)「從高中生日語學習經歷探討技職院校第二外語教育方針」『德霖學報』24期 pp.95-111

國家教育研究院(2017)『十二年國民基本教育課程綱要國民中小學暨普通型高級中等學校語文領域第二外語課程手冊(初稿)』國家教育研究院

張武昌・楊承淑・葉錫南・游毓玲・陳秋蘭・林于仙(2013)「『十二年國民基本教育領域綱要內容前導研究』整合型研究 子計畫二:十二年國民基本教育外國語文領域綱要內容之前導研究 研究報告」國家教育研究院

張善禮(2005)「論高中第二外語環境之營造」『臺德學刊』8期 pp.110-119

張善禮(2014)「外語教育的前瞻:以跨文化溝通能力建構國際行動能力的外語教學」『政治大學第一屆外國語文教學研討會論文集』 pp.5-18

教育部(2004)「教育部高中職社區化建構適性學習社區推動工作計畫」

教育部(2008)「普通高級中學選修科目『第二外國語』課程綱要」

教育部(2014)『十二年國民基本教育課程綱要總綱』

教育部(2018)『十二年國民基本教育課程綱要 國民中學暨普通型高級中等學校 語文領域―第二外國語文』

教育部國民及學前教育署(2015)「推動高級中學第二外語教育第4期5年計畫」

趙寶珠(2004)『公立高中學生第二外語與語文學習成效關係之研究: 以桃園高中為例』元智大學碩士論文

劉靜怡(2012)「美國高中生預修大學課程制度之研究及其啟示」『教育資料集刊』第五十四輯「2012 各國中等教育」 pp149-174

賴錦雀(2014)「第二外語銜接教育的問題與展望」『政治大學第一屆外國語文教學研討會論文集』 pp.33-46

【インターネット資料】
高級中學第二外語教育學科中心
http://www.2ndflcenter.tw/main.asp 2018/7/3閲覧

日本語教育アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP)
https://j-gap.wikispaces.com/ 2018/7/3閲覧

関西国際大学(2014)「平成25年度先導的大学改革推進委託事業調査研究報告書 米国におけるAPの実施状況等に関する調査研究」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1347645.htm 2018/3/25日閲覧
論文使用權限
  • 同意紙本無償授權給館內讀者為學術之目的重製使用,於2018-07-17公開。
  • 同意授權瀏覽/列印電子全文服務,於2018-07-17起公開。


  • 若您有任何疑問,請與我們聯絡!
    圖書館: 請來電 (02)2621-5656 轉 2486 或 來信