淡江大學覺生紀念圖書館 (TKU Library)
進階搜尋


下載電子全文限經由淡江IP使用) 
系統識別號 U0002-1407201918115900
中文論文名稱 關於初次見面會話中話題選擇之考察—以分析日台大學生的母語場面會話為中心—
英文論文名稱 A discussion of topic selection during initial face-to-face conversations: Focusing on analyzing the conversations of university students in Japan and Taiwan in native situations
第三語言論文名稱 初対面会話における話題選択に関する一考察 ―日台大学生の母語場面会話の分析を中心に―
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 107
學期 2
出版年 108
研究生中文姓名 陳寧人
研究生英文姓名 Ning-Ren Chen
學號 604100023
學位類別 碩士
語文別 中文
第二語文別 日文
口試日期 2019-06-21
論文頁數 159頁
口試委員 指導教授-施信余
委員-黃鈺涵
委員-王美玲
中文關鍵字 初次見面會話  母語場面  話題選擇 
英文關鍵字 Initial meeting  native situations  topic selection 
第三語言關鍵字 初対面会話  母語場面  話題選択 
學科別分類
中文摘要 本研究以日台大學生的母語場面的會話內容為中心,針對初次見面會話中的話題,分析台日大學生於話題選擇上的差異,進而分析其中的文化差異與男女差異。
根據本研究的調查結果,首先是文化上的差異,在台日大學生的話題選擇中,發現台日大學生因學生的身分,因此皆以大學相關的為主要話題,不同的是台灣大學生除了大學相關的話題外,即使還未十分了解對方的個人基本情報,依舊能以社團、興趣等話題相互交流,進行順暢的對話。而日本大學生則常提起上學時的交通工具、上學所費的時間以及出身地的相關話題,且能炒熱氣氛拉近彼此的距離,但相較於台灣大學生還是略為保守。
再來是以男女差異來進行探討,一是台日男大學生的比較,在話題選擇上兩者依然有相似之處,不同的是日本男大學生在初次見面的對話中,會邊保持一定的距離感,邊找出彼此的共通點來消除不安,並且努力維持和諧的氛圍。台灣男大學生則是以自身關心的事物出發,例如提起興趣、社團等相關話題,互相溝通交流便能產生親近感。二是台日女大學生的比較,兩者的共通點在於話題選擇上有相互分享自身經驗的傾向,即便是初次見面也能以經驗談、以前發生的事情作為彼此的連結,使對話順暢與延續。不同之處在於,台灣女大學生的話題範圍較為廣泛無限制性,且多半以自身想法、愛好等話題互相交流分享。日本女大學生則是以出身地、旅行的回憶為主。三是日台男女大學生的比較,日本男大學生在話題選擇上較為保守,以大學、居住相關的基本話題為主,從中找出共通點進行會話。而日本女大學生是以個人情報、旅行相關的話題為主,特別是以前的回憶、旅行的經驗等的話題皆能使對話熱絡起來。台灣男大學生則是以社團、興趣相關的話題為主,從中將話題延伸與擴大,對話變得順暢且自然。台灣女大學生則是話題最多元,從中互相交流彼此的經驗與想法,增進親近感並能夠順暢地持續對話。
藉由本研究所得之結果,有助於了解台日大學生於初次見面的會話中的話題選擇,並了解兩者間的異同。
英文摘要 This study focuses on the conversational content of university students in Japan and
Taiwan in native situations when they meet someone for the first time in order to
analyze the cultural and gender differences in topic selection.
In terms of cultural difference, the author found out that university students in Taiwan mainly talk about topics related to the university because they are students according to the survey results of this study. Besides topics related to university, University students in Taiwan can talk about school clubs and hobbies even they don’t know each other’s personal information well. As for Japanese university students, they often talk about topics related to transportation, time they spend commuting to school and the birthplace. This can narrow down the distance between each other. Compared to university students in Taiwan, university students in Japan are relatively conservative. Then, the differences between men and women are discussed. First, the author compares male university students in Taiwan and Japan. There are similarities in the choice of topics. The difference is that Japanese male university students maintain a certain distance when they first meet someone. They try to find out what’s in common to eliminate uneasiness, and strive to maintain a harmonious atmosphere. Taiwanese male university students start with things they care about, such as interests, personal thoughts and experiences. Thus, they can communicate with others to create a sense of intimacy. Secondly, the author compares female university students in Taiwan and Japan. Regarding topic selection, they all tend to share their own experiences. They can talk about experiences and previous events to connect to others in order to keep the conversation going smooth even they are meeting for the first time. The difference is that the topics of female university students in Taiwan are more broad and unrestricted. Most of them exchange and share their own ideas and hobbies. Japanese female university students mainly talk about birthplace and travel memories. Thirdly, the author compares between male and female university students in Japan. Japanese male university students are more conservative in topic selection. They focus on the basic topics related to university and residence, and try to find similarities for the conversation. On the other hand, Japanese female university students are mainly concerned with personal information and travel-related topics, especially the topics related to junior and high school memories and travel experiences. These topics can heat up the conversation. The topics Taiwanese male university students talk about are mainly related to school clubs and interests. Then, they extend and expand the topics to make the conversation smooth and natural. The topics Taiwanese female university students talk about are the most diversified. They can exchange experiences and ideas, to enhance their sense of intimacy and keep the conversation going smoothly.
The results of this study help to understand the topic choices of university students in Taiwan and Japan for meeting someone for the first time, and understand the similarities and differences between them.
第三語言摘要 本稿では、初対面会話における日台大学生の母語場面を中心に、話題選択の差異について分析し、さらに文化差と男女差について考察を行った。
文化差では、同じ学生の立場があることから、選択される話題内容に類似性が見られ、大学に関することが共通性の高い話題であることが分かった。異なる点として、台湾人大学生は大学に関する話題だけではなく、十分に会話の相手の情報を把握していなくても、部活、趣味等の話題で、お互いの理解を深め、会話を進めていく傾向が見られた。一方の日本人大学生では、通学、出身地に関する話題によって場が盛り上がり、心的距離を縮めていく場面が多く見られるが、台湾人大学生と比較すると、日本人大学生は保守的とも言える。
 男女差の、日台男子大学生の比較では、選択される話題内容にある程度の類似性が見られた。つまり、日本人男子大学生は一定の距離感を保ちつつも、会話する相手との共通点を見つけ、自らの不安解消に努めようとしながらも、場における和の雰囲気を作ることを重んじていると考えられる。台湾人男子大学生では、初対面会話でも、趣味や部活などの自分の関心の話題を出発点とし、スムーズにコミュニケーションを行っていた。日台女子大学生の比較では、共通点として、互いの経験を分かち合いや、相互理解を進めるような話題選択の傾向が見られた。初対面会話でも、体験談や昔ばなしのような話題は、会話を円滑に進めることに繋がっていくと考えられる。相異点は、台湾人女子大学生では、話題の範囲が広く、特に自分の考えと趣味に関することが、相手と分かち合い、スムーズな会話に繋がる傾向が見られた。一方の日本人女子大学生では、出身地や旅行の思い出などに関する話題が中心的に取り上げれていた。日台男女大学生の比較では、日本人男子大学生は、選択された話題が保守的であり、大学や居住などの基本的な話題内容w選択する傾向が強く、その中で共通点を探しながら、会話を続いていた。日本人女子大学生では、個人的な情報や旅行に関する話題が多く、初対面会話する時でも、エピソード、旅行経験などの話題で、場が盛り上がり、会話も円滑に進められていた。台湾人男子大学生では、部活や趣味などの話題を中心とし、そこから話を広げていき、自然な流れで会話が盛り上がる傾向が見られた。台湾人女子大学生では、話題が多種多様で、お互いの考えや経験談を交えながら、親近感が増しつつ、円滑に会話を進めていくことが見られた。
 本稿では、以上の調査の結果により、初対面会話における日台大学生の話題選択について考察し、両者の異同を明らかにした。
論文目次 目次
第一章 序論 1
1.1 研究動機 1
1.2 先行研究 2
1.3 研究の目的と課題 5
第二章 調査方法 7
第三章 分析方法 10
第四章 初対面の話題選択における日台の比較 19
4.1 日本人の大学生による話題選択 19
4.2 台湾人の大学生による話題選択 22
4.3 日台の大学生による話題選択の比較 24
4.4 考察とまとめ 26
第五章 初対面の話題選択における日台男子大学生の比較 33
5.1 日本人の男子大学生による話題選択 33
5.2 台湾人の男子大学生による話題選択 34
5.3 日台男子大学生による話題選択の比較 35
5.4 考察とまとめ 37
第六章 初対面の話題選択における日台女子大学生の比較 42
6.1 日本人の女子大学生による話題選択 42
6.2 台湾人の女子大学生による話題選択 43
6.3 日台女子大学生による話題選択の比較 44
6.4 考察とまとめ 46
第七章 日台大学生の話題選択における性別の現れ方 52
7.1 日本人大学生の話題選択における男女の比較 52
7.2 台湾人の大学生の話題選択における男女の比較 54
7.3 性別から見た日台大学生による話題選択 56
7.4 考察とまとめ 58
第八章 結論 61
8.1 本論文のまとめ 61
8.2 本研究の意義と今後の課題 62
参考文献 64
添付資料 67
1.調査の情報と研究同意書 67
2.初対面会話における台湾人男子大学生の文字化資料 69


























図表目次

表1 調査対象の詳細 8
表4 初対面会話における話題選択リスト 11
表5 日本人の男子大学生の話題カテゴリー「②居住」の選択率 18
表6 日本人の大学生による初対面会話における話題選択 19
表7 台湾人の大学生による話題選択の初対面会話における話題選択 22
表8 日台の大学生の初対面会話における話題選択の選択率 24
表9 日台大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 25
表10 日本人の男子大学生の初対面会話における話題選択の選択率 33
表11 台湾人の男子大学生の初対面会話における話題選択の選択率 34
表12 日台男子大学生の初対面会話における話題選択の選択率 35
表13 日台男子大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 36
表14 日本人の女子大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 42
表15 台湾人の女子大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 43
表16 日台女子大学生の初対面会話における話題選択の選択率 44
表17 日台女子大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 45
表18 日本人男女大学生の初対面会話における話題選択の選択率 52
表19 日本人男女大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 53
表20 台湾人男女大学生の初対面会話における話題選択の選択率 54
表21 台湾人男女大学生の初対面会話における下位項目の選択回数 55
表22 日台大学生による話題選択における男女の選択率 56
表23 日台大学生による話題選択における男女の下位項目の選択回数 57
表24 日台男女大学生の上位3位のカテゴリー 58

參考文獻 井上清子、石川洋子 (2018)「初回面接場面での言語的・非言語的印象評定要因について」、『教育学部紀要』、第52巻、文教大学、89-95頁。
石井敏、久米昭元、長谷川典子、桜木俊行、石黒武人(2013)『はじめて学ぶ異文化コミ
ュニケーションー多文化共生と平和構築に向けて』、有斐閣選書出版。
烏日哲(2011)「中国語を母語とする日本語学習者の「語り」の 冒頭部と終結部における
表現的特徴 : 日本語母語話者と比較して」、『一橋大学国際教育センター紀要』、第2
号、一橋大学国際教育センター、23-35頁。
梅棹忠夫、金田一春彦、阪倉篤義、日野原重明監修(1995)『日本語大辞書』、講談社出版、
2370頁。
岡本佐智子(2006)「日本人の自己紹介における自己開示」、『北海道文教大学論集』、第7
号、北海道文教大学、51-63頁。
大塚容子(2009)「母語話者と非母語話者による会話におけるあいづち-日・英語会話の比
較-」、『岐阜聖徳学園大学紀要外国語学部編』、第48巻、岐阜聖徳学園大学、95-107
頁。
大塚容子(2011)「初対面の3人会話におけるあいづち--ラポール構築の観点から」、『岐
阜聖徳学園大学紀要外国語学部編』、第50巻、岐阜聖徳学園大学、85-95頁。
奥山洋子(2005)「話題導入における日韓のポライトネス・ストラテジー比較日本と韓国
  の大学生初対面会話資料を中心に」、『社会言語科学』、第8巻、第1号、社会言語科学会学会誌編集委員会、69-81頁。
小田切由香子(1997)「異言語文化間・男女間コミュニケーションにおける性差 :会話開
  始における話題転換上の特徴」、『横浜国立大学留学生センター紀要4』、横浜国立大学留学生センター、42-53頁。
加藤重広、滝浦真人編(2016)『語用論研究法ガイドブック』、ひつじ書房出版。
北島礼子(2011)「日本語母語話者大学生の言語コミュニケーション : 親しさと上下関係を中心に」、『国文目白』、第53号、日本女子大学国語国文学会、43-52頁。
許明子(2016)「初対面相手に対するパーソナル・テリトリーへの言及 : 日本語母語話者と韓国人日本語学習者の意見述べの会話を通して」、『筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集』、第31号、筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター 、33-49頁。
許明子、永井絢子、井上里鶴、小川恭平(2016)「留学生はいかにパーソナル・テリトリ
ーに踏み込むのか―初対面の日本語学習者と母語話者の会話に見られる発話の分析
を通して」、『日本語教育方法研究会誌』、第22巻、第3号、日本語教育方法研究会、8-9頁。
熊谷智子・石井恵理子(2005)「会話における話題の選択若年層を中心とする日本人と韓
国人への調査から」、『社会言語科学』、第8巻、第1号、社会言語科学会学会誌編集
委員会。
国立国語研究所編(2006)『日本語教育の新たな文脈―学習環境、接触場面、コミュニケー
ションの多様性』、アルク出版。
蔡諒福(2011)「初対面会話における話題転換構造に関する一考察:日中社会人のデータを
もとに」、『異文化コミュニケーション研究』、第23巻、神田外語大学異文化コミュニケーション研究所、1-19頁。
重光由加(2015)「初対面会話で求められること : 日本語母語話者・英語母語話者へのイ
ンタビューを比較して」、『ことば・文化・コミュニケーション : 異文化コミュニケ
ーション学部紀要』、第7巻、立教大学異文化コミュニケーション学部、143-151頁。 
嶋原耕一 (2016)「初対面会話における話題分布と話題への参加に関する量的分析―異なる接触経験を有する母語話者及び非母語話者の会話を対象に―」、『日本語・日本学研究』、第6号、東京外国語大学国際日本研究センター、25-48頁。
新村出(1998)『広辞苑』、第五版、岩波書店出版、2873頁。
関崎博紀(2016)「接触場面初対面会話における話題スキーマ : 日本の大学における留学生と日本人学生の会話からの示唆」、『筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集』、第31号、筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター 、17-32頁。
全鍾美(2009)「初対面場面における話題回避に関する質問紙調査--日本と韓国の大学生を対象に」、『言葉と文化』、10号、名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻、95-111頁。
張瑜珊(2006)「台湾と日本の女子大生同士における初対面会話の対照研究:話題選択に
ついて」、『言語文化と日本語教育』、第31巻、お茶の水女子大学日本言語文化学研究会、42-53頁。
唐瑩(2014)「初対面場面における中日母語話者の話題選択の対照研究」、『言語と文明』、
第12巻、麗澤大学大学院言語教育研究科、113-130頁。
西郡仁朗 (2002)「自然会話データ「偶然の初対面」の公開-その方法論について」、『人文
学報』、第330号、東京都立大学人文学部、1-18頁。
ネウストプニー,J.V(1982)『外国人とのコミュニケーション』、岩波書店出版。
堀このみ(2015)「大学生男女の「沈黙」がコミュニケーションに与える影響:初対面同士の会話に注目して」、『東京女子大学言語文化研究』、第20巻、東京女子大学言語文化研究、105-121頁。
松村明(1998)『大辞泉』、増補・新裝版、小学館出版、2852頁。
三牧陽子(1999)「初対面会話における話題選択スキーマとストラテジー」、『日本語教育』、
103号、日本語教育学会、49-58頁。
三牧陽子(2003)「ポライトネスの談話分析-初対面コミュニケーションの姿としくみ」、くろしお出版。
村田晶子(2000)「学習者のあいづちの機能分析―「聞いている」という信号、感情・態
度の表示、そしてturn-takingに至るまでー」、『世界の日本語教育』、第10巻、国際
交流基金日本語国際センター、241-260頁。
メイナード・泉子・K(1993)『会話分析』、くろしお出版。
楊虹(2005)「中日接触場面の話題転換 : 中国語母語話者に注目して」、『言語文化と日本
語教育』、第30巻、お茶の水女子大学日本言語文化学研究会、31-40頁。
楊虹(2011)「中日母語場面の初対面会話における話題開始の比較 : 参加者間の相互行為に注目して」、『立命館言語文化研究』、第22巻3号、立命館大学、185-200頁。

ウェブサイト
「107年大專校院境外學生概況」(2018)台湾教育部統計處、http://stats.moe.gov.tw/files/brief/107%E5%B9%B4%E5%A4%A7%E5%B0%88%E6%A0%A1%E9%99%A2%E5%A2%83%E5%A4%96%E5%AD%B8%E7%94%9F%E6%A6%82%E6%B3%81.pdf (2019.04.28)

日本人大学生の話題選択の調査に使用したコーパス
宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJによる日本語話し言葉コーパス(トランスクリプト・音声)2011年版』、http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/usamiken/btsj_corpus_explanation.htm

文字化の基準
宇佐美まゆみ(2011)『基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese:BTSJ)2011 年版』、http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/usamiken/btsj_corpus_explanation.htm

論文使用權限
  • 同意紙本無償授權給館內讀者為學術之目的重製使用,於2019-07-15公開。
  • 同意授權瀏覽/列印電子全文服務,於2019-07-15起公開。


  • 若您有任何疑問,請與我們聯絡!
    圖書館: 請來電 (02)2621-5656 轉 2486 或 來信