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系統識別號 U0002-0803201813033600
中文論文名稱 村上春樹在臺灣的受容情形 ―以村上春樹相關活動為中心―
英文論文名稱 The acceptance of HARUKI MURAKAMI in Taiwan -About the actions related with HARUKI MURAKAMI-
第三語言論文名稱 台湾における村上春樹受容 ―村上春樹関連活動をめぐって―
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 106
學期 1
出版年 107
研究生中文姓名 佐川藍
研究生英文姓名 AI SAGAWA
學號 604105022
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2018-01-15
論文頁數 214頁
口試委員 指導教授-落合由治
委員-范淑文
委員-曽秋桂
中文關鍵字 村上春樹受容  村上春樹講座  村上春樹形象 
英文關鍵字 Acceptance of HARUKI MUAKAMI  Lecture of HARUKI MUAKAMI  Image of HARUKI MUAKAMI 
第三語言關鍵字 村上春樹受容  村上春樹講座  村上春樹像 
學科別分類
中文摘要 現今,全球化随著網路的發展不斷進行,人、物品與文化的移動也從不間斷。各式各樣的東西超越國境,文學也不遑多讓。文學在海外出版時,一般都會翻譯成當地的語言。從歴史背景而言,與日本有著密切關係的臺灣,也有許多日本文學被翻譯,村上春樹的作品也是其中之一。臺灣首次引進村上作品,是在1985年。
本論文是研究村上春樹在世界一員中的臺灣的受容。首先於先行研究概観海外的國家、地區的村上春樹受容,調査村上春樹作品被翻譯的語言。接著從學術和商業兩方面,調査在現在的臺灣,與村上春樹相關的東西是如何擴大的。學術方面,以村上春樹研究中心的活動為主軸,而商業方面則以與村上春樹有關的雑誌、活動資訊交流網站為中心,從而了解在臺灣的村上春樹受容的特色。接下來對於私立T大學選修「村上春樹講座」的學生進行問巻調査,及對研究生、社會人士進行採訪,調査現今臺灣的村上春樹形象。最後,考察未來村上春樹與其作品將如何被受容。
村上作品從被翻譯及出版的1985年起,自東亞擴大至歐美、東南亞,如今已有超過50種語言版本。從先行研究來看,關於村上作品的出版,是由於各國、各地區的媒體報導,因而得知他的名字。而臺灣方面還舉辦過曾出現於村上作品當中的音樂的音樂會,甚至在市區還可看到使用了由村上春樹所造的新詞「小確幸」的廣告、廣告招牌。這是在臺灣的村上春樹受容之一。從問卷調査和採訪調査來看,雖然村上作品是讀物之一,但無法明顯地看出讀者的生活型態、價值觀等有受到村上作品的影響。
現代網路發達,不論是誰都有可能成為接收者和發送者。2018年在臺灣上映的電影《幸福路上》的導演在幕後花絮裡提到,設定劇中角色時參考了日本電視動畫《櫻桃小丸子》。若依這種狀況來看,讀了村上作品的讀者或創作者,其所發送的內容可能隱含了自村上作品受到影響的東西也說不定。
英文摘要 Today, Globalization is progressing with development of internet and people, things and culture are continuously being exchanged. Although many thingsare being exchanged across borders, literature is also, too. In most cases that the booksof a country are published at overseas, they are translated the languages which are spoken in the countries. Japanese literature is read in Taiwan that has strong relationship with Japan through history and where books of HARUKI MURAKAMI have been also read. It is in 1985 whenhis novel was first introduced to Taiwan.
This thesis described the study of acceptance of HARUKI MURAKAMI in Taiwan. FirstI will reviewthe overseas acceptance of HARUKI MURAKAMI in preceding studies and research languages that have been translated overseas. Second I will research the characteristic acceptance of HARUKI MURAKAMI in Taiwan with being classified into academic and mercantile fields.In academic field I will focus on the activities of the center of HARUKI MURAKAMI and in mercantile fields I will research magazines on him and exchange sites of his information.Also from survey by questionnaire to college students and interview to graduate students,Iwill reveal that image of HARUKI MURAKAMI in Taiwan and accordingly consider it evermore.
The published translations of Murakami’s works have widespread toward East Asia, Europe, and East South Asia from 1985 and now translatedin over 50 languages. According to previous studies, his name has been known since his published translations were picked up by mass mediain several countries. In also Taiwan, the concerts of music which was used in his works have been held and coined word such as “small happiness” was drawn in advertisements all over the town. From the examinations of questionnaire and interview, questioneesregard his works as one of the readings. But, Icouldn’tclearly find that his works have influenced their way of thinking and life style.
第三語言摘要 今日、インターネットの発達とともにグローバル化が進行し、人や物、文化の移動が絶え間なく行われている。国境を越えていくものには様々なものがあるが、その中に文学もあげられるだろう。文学が海外で出版される多くの場合、その土地における公用言語などの使用言語に翻訳されたものが出版される。歴史背景から日本とつながりがある台湾でも、日本文学が翻訳され読まれており、村上春樹もそのうちの一人である。台湾で初めて村上作品が紹介されたのは1985年のことである。
本論文は、世界の中の台湾における村上春樹受容を研究するものである。まず先行研究として海外の国・地域での村上春樹受容をまとめ概観し、村上作品が翻訳された言語について調べる。次に今日の台湾において村上春樹に関するものがどのように広まっているのか、学術分野と商業分野に分け、学術分野では村上春樹センターの取り組みを中心に、商業分野では村上春樹に関する雑誌や、活動情報交流サイトを調べ、台湾の村上春樹受容の特徴をさぐる。また私立T大学「村上春樹講座」受講生へのアンケートと、大学院生や社会人へのインタビューから、現在の台湾における村上春樹像を明らかにし、最後に、今後の村上春樹・作品がどのように受け入れられていくか考察する。
村上作品の翻譯出版は1985年から、東アジア、欧米、東南アジアのように広がっていき、今では50を超える言語に翻訳されている。先行研究から、村上作品の出版については各国・地域のメディア等で取り上げられたことからその名前が知られることになったが、台湾ではさらに村上作品中の音楽の演奏会が催されたり、村上春樹の造語「小確幸」が町中の広告や看板で見られるという形で受容されている。アンケート調査やインタビュー調査からは、村上作品は読み物の一つであるが、そこから各自の生活スタイルや価値観に影響を受ける様子ははっきりとは伺えなかった。
インターネットが発達した現代では、誰しもが受信者であり発信者になりうる。2018年に台湾で上映された「幸福路上」の監督が製作過程のメイキングで作中のキャラクター設定の際に日本のテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の作品名を挙げたことからも、村上作品を読んだ読者や創作者が、発信していく内容に村上作品から影響を受けたものを含ませる可能性が今後あるかもしれない。
論文目次 序論 1
第一節 はじめに 1
第二節 研究目的 2
第三節 研究対象と方法 2

第一章 先行研究 5
第一節 はじめに 5
第二節 アメリカにおける村上春樹 5
第三節 ヨーロッパ地域における受容 9
3.1 フランスにおける村上春樹受容 9
3.2 ドイツにおける村上春樹受容 10
3.3 ハンガリーにおける村上春樹受容 13
3.4 イタリアにおける村上春樹受容 14
3.5 スペインにおける村上春樹受容 15
第四節 東アジア地域における村上春樹 17
4.1 台湾における村上春樹受容 20
4.2 香港における村上春樹受容 21
4.3 中国における村上春樹受容 22
4.4 韓国における村上春樹受容 23
4.5 台湾、香港、中国での村上作品版権取得と翻訳 25
第五節 その他の国・地域での村上春樹受容 25
5.1 ロシアにおける村上春樹受容 25
5.2 メキシコにおける村上春樹受容 28
5.3 ブラジルにおける村上春樹受容 29
第六節 村上作品の翻訳出版の広がり 31
6.1 村上作品が翻訳された言語 31
6.2 翻訳された村上作品数 35
第七節 おわりに 37

第二章 台湾における村上春樹受容 39
第一節 はじめに 39
第二節 台湾における学術分野の村上春樹 39
2.1 村上春樹研究センターについて 39
第三節 MOOCs「非常村上春樹」と村上春樹講座 47
3.1 MOOCs「非常村上春樹」 47
3.2 村上春樹講座 49
第四節 村上春樹に関する研究季刊誌・学術誌 50
第五節 台湾国内で村上春樹・作品について書かれた修士・博士学位論文 51
第六節 台湾における商業分野の村上春樹 57
6.1 繁体中国語翻訳された村上春樹に関する出版物 57
6.2 村上春樹・作品に関する交流サイト 58
第七節 おわりに 60

第三章 「村上春樹講座」の受講学生へのアンケート 61
第一節 はじめに 61
第二節 研究方法 61
2.1 調査の詳細 63
第三節 調査結果 63
3.1 村上春樹講座の受講学生が村上春樹を知ったきっかけ 63
3.2 村上春樹講座の受講学生が村上春樹について知っていること 64
3.3 村上春樹講座受講前の村上春樹の印象 65
3.4 村上春樹講座受講後の村上春樹の印象 67
3.5 「村上春樹講座」受講前の村上作品の印象 72
3.6 受講後の村上作品の印象 74
3.7 村上作品を読んだことがある学生30名への質問 79
3.8 村上作品を読んだことがある学生と読んだことがない学生の所属学科 83
第四節 おわりに 89

第四章 インタビュー調査による村上春樹像の一考察 91
第一節 はじめに 91
第二節 研究方法 91
2.1 調査の詳細 92
2.2 分析方法 92
第三節 分析と考察 93
3.1 学部生へのインタビューのSCATによる分析 93
3.2 大学院生へのインタビューのSCATによる分析 95
3.3 社会人へのインタビューのSCATによる分析 97
第四節 おわりに 98

第五章 結論 101

参考文献 115
附録 117
參考文獻 書籍(年代順)
中野収(1989)「なぜ「村上春樹現象」は起きたのか」『ユリイカ臨時増刊号 総特集 村上春樹の世界』第21巻 第8号 青土社
国際交流基金企画(2006)『世界は村上春樹をどう読むか』文藝春秋
国際交流基金(2006)『遠近 をちこち 第12号』山川出版社
藤井省三(2007)『村上春樹のなかの中国』朝日出版社
藤井省三(2009)『東アジアが読む村上春樹』若草書房
張明敏(2009)『村上春樹 村上春樹文學在臺灣的翻譯與文化』當代觀典023 聯合文學
平林美都子(2011)「村上ブランドはなぜ売れるのか―アメリカ的消費文化から世界的消費文化へ」『村上春樹スタディーズ2008-2010』 若草書房
王海藍(2012)『村上春樹と中国』アーツアンドクラフツ
柴田勝二・加藤雄二編(2015)『世界文学としての村上春樹』東京外国語大学出版会
天児慧(2015)『中華人民共和国史 新版』岩波新書
村上春樹(2015)『職業としての小説家』スイッチ・パブリッシング

論文(年代順)
遠山義孝(2001)『ドイツにおける現代日本文学の受容―村上春樹の場合―』明治大学教養論集通巻347号
永吉雅夫(2007)「オーストラリアが読む村上春樹―オーストラリアン・ライブラリー・コレクションズ〈村上春樹〉一覧」オーストラリア研究紀要第33号
大谷尚(2007)「4ステップコーディングによる質的データ分析手法SCATの提案―着手しやすく小規模データにも適用可能な理論家の手続き―」『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第54巻第2号
平林美都子(2009)「村上ブランドはなぜ売れるのか?―アメリカ的消費文化から世界的消費文化へ」愛知淑徳大学論集―文学部・文學研究科篇―第34号
大谷(2011)「SCAT:Steps for Coding and Theorization ―明示的手続きで着手しやすく小規模データに適用可能な質的データ分析手法」『日本感性工学会論文誌』第10巻3号
森直香(2012)「スペインにおける村上春樹の受容に関する予備的考察 ―『ノルウェイの森』を中心に―」『国際関係・比較文化研究』(静岡県立大学国際関係学部)第11巻第1号
高橋慎也(2013)「ドイツ語圏における日本文学翻訳の動向分析」『ドイツ文化』第68号
上杉富之(2014)「グローバル研究を超えて ―グローカル研究の構想と今日的意義について―」
グローカル研究No.1
小坂知弘(2014)「春樹文学におけるスペイン語とスペイン文化の呪術的機能」『関西外国語大学研究論集』第100号
曾秋桂ほか編(2015)「2015年度第4回村上春樹国際シンポジウム国際会議予稿集」致良出版
許均瑞(2015)「台湾の若者が語る村上春樹―名声とスタイルへの認識―」『2015年度第4回村上春樹国際シンポジウム予稿集』
ダルミ・カタリン(2017)「村上春樹文学における「魅惑」(charm)―ハンガリーにおける村上春樹受容について」第6回村上春樹国際シンポジウム予稿集

雑誌(年代順)
ホセア・ヒラタ(1995)「アメリカで読まれる村上春樹―「FUN」な体験」『國文学 村上春樹   ―予知する文学』3月号 第40巻 第4号 學燈社
ユルゲン・シュタルフ(1995)「ドイツの村上春樹」『國文学 村上春樹―予知する文学』    3月号 第40巻4号學燈社
岡本太郎(1995)「村上春樹とイタリア―トウキョウ・ブルースと化したノルウェイの森」  『國文學 村上春樹―予知する文学』3月号 第40巻4号學燈社
金碩子(1995)「韓国の村上春樹」『國文學 村上春樹―予知する文学』3月号 第40巻4号  學燈社
巽孝之(2001)「村上春樹は世界に遍在し、共振する地球作家になった」『AERA Mook 村上春樹がわかる。』 No.75 朝日新聞社
野崎歓(2001)「村上春樹はフランスで日本文学新旧論争を巻き起こした」『AERA Mook村上春樹がわかる。』 No.75朝日新聞社
萱沼紀子(2001)「グローバル時代の村上春樹 韓国 村上春樹は日本人として初めてベスト セラーを出した」『AERA Mook 村上春樹がわかる。』No.75朝日新聞社
『The Asahi Shimbun GLOBE』October 2016 No.186

インターネット(閲覧日順)
国際交流基金日本文学翻訳書籍検索
http://www.jpf.go.jp/JF_Contents/InformationSearchService(2016年10月30日閲覧)
Oricon CS Report ライフニュース 『ノルウェイの森』発行部数1000万部突破
http://life.oricon.co.jp/68198/ (2016年11月11日閲覧)
世界翻訳書目録
http://www.unesco.org/xtrans/ (2017年2月9日閲覧
淡江大學村上春樹研究中心 中心簡介
http://www.harukistudy.tku.edu.tw/intro/super_pages.php?ID=intro1 (2017年3月15日閲覧)
中央研究院 漢學研究平台
http://sinology.teldap.tw/index.php/type2/rs2028 (2017年4月9日閲覧)
淡江大學村上春樹研究中心 活動資訊
http://www.harukistudy.tku.edu.tw/page1/news.php?Sn=157 (2017年4月17日閲覧)
「ヨーロッパ大陸」の地域の分け方 ヨーロッパ総合情報サイトEUROPA(エウロパ)
http://europa-japan.com/category8/entry48.html (2017年4月24日閲覧)
舩守美穂(2016)「MOOCと反転学習がもたらす教育改革」ECO-FORUM Vol.3 No.2
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/59140/1/ECO-FORUM2016_31_02_04.pdf  (2017年4月20日閲覧)
ewant育網開放教育平台 淡江大學 非常村上春樹
http://www.ewant.org/admin/tool/mooccourse/mnetcourseinfo.php?hostid=5&id=469 (2017年4月20日閲覧)
「世界経済のネタ帳 経済成長率の推移(1980~2017年)(台湾,日本)」
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDP_RPCH&c1=TW&c2=JP   (2017年9月21日閲覧)
「世界経済のネタ帳 香港の経済成長率の推移」
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「世界経済のネタ帳 中国の経済成長率の推移」http://ecodb.net/country/CN/imf_growth.html (2017年9月21日閲覧)
村上春樹の網路森林 中文書目
http://www.readingtimes.com.tw/timeshtml/authors/murakami_haruki/cworks/01.html (2017年10月7日閲覧)
時報文化悦讀網 村上春樹作品集 最新出版新書
http://www.readingtimes.com.tw/ReadingTimes/ProductPage.aspx?gp=productlist&cid=rtai09(SellItems) (2017年10月7日閲覧)
2017年度第三屆村上春樹微電影競賽得奬名單
http://www.harukistudy.tku.edu.tw/news/news.php?Sn=177 (2017年10月13日閲覧)
2017年度第二屆村上春樹名著多國語言朗讀比賽得奬名單
http://www.harukistudy.tku.edu.tw/news/news.php?Sn=178 (2017年10月13日閲覧)
無料地図素材・作成サイト「地図ぬりぬり」
http://edit.freemap.jp/download_viewer.php?mapName=15101501205479.png (2017年 11月8日閲覧)
村上春樹の網路森林 村上春樹30th Special 極端村上春樹古典音樂會
http://www.readingtimes.com.tw/TimesHtml/authors/murakami_haruki/special/15.html  (2017年11月10日閲覧)
論文使用權限
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