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系統識別號 U0002-0702201711200100
中文論文名稱 現代日語自他兩用動詞研究
英文論文名稱 A Study of Ergative Verbs in Modern Japanese
第三語言論文名稱 現代日本語における自他両用動詞の研究
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士在職專班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 105
學期 1
出版年 106
研究生中文姓名 蔡聿甄
研究生英文姓名 Yu-Chen Tsai
學號 703100015
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2016-01-11
論文頁數 62頁
口試委員 指導教授-菊島和紀
委員-王蓓淳
委員-洪昭鳳
中文關鍵字 自他両用動詞  非能格動詞  非対格動詞  反使役化動詞  脱使役化動詞 
英文關鍵字 ergative verb  unergative verb  unaccusative verb  anticausativization verb  decausativization verb 
第三語言關鍵字 自他両用動詞  非能格動詞  非対格動詞  反使役化動詞  脱使役化動詞 
學科別分類
中文摘要 本論文是探討關於森田(1990)將日本語自他兩用動詞意思分為幾種種類,然後以其中「自他兩文型的相同用法意思之種類」、「他動現象之結果與自動現象相同之種類」及「作為他動行為之結果,而衍生出自動現象之種類」,此三種種類個別提示出例句,然後透過此些例句去探討其基準及特徵。另外,以「非能格動詞」、「非對格動詞」及影山所提倡出「反使役化動詞」和「脫使役化動詞」作為基準,來分析森田所提出的自他兩用動詞的例句。

本論文以五章構成。首先第一張為序論。第二章為說明Perlmutter(1978)初次在英文的自動詞裡分出「非能格動詞」、「非對格動詞」兩種理論。第三章為說明在「日本語的自動詞」裡的「非能格動詞」、「非對格動詞」及影山所提倡的「反使役化動詞=能格動詞」和「脫使役化動詞」的概念。第四章為在「自他兩用動詞」裡,以影山提倡自動詞的分類為基準,來分析探討森田(1990)所舉出自他兩用動詞的實例意思特徵。

在森田的研究中,他將自他兩用動詞分為「自他兩文型的相同用法意思之種類」、「他動現象之結果與自動現象相同之種類」及「作為他動行為之結果,而衍生出自動現象之種類」三種。筆者將此三種種類的例句以影山所提倡出的四個類型作為基準來分析例句的結果,得知例句全為「反使役化動詞」。另也得知,有些例句就行跨「非對格動詞」、「非能格動詞」及「脫使役化動詞」此三種類型裡,並非有相同的規則而做分類。
英文摘要 This research mainly deals with ergative verbs in Japanese. Based on the meaning of Japanese ergative verbs, Morita (1990) categorizes them into several groups such as “verbs that have the same meaning in both intransitive and transitive usages”, “verbs that the resultative state caused by the transitive act is regarded as the same state expressed by the intransitive”, and “verbs which states expressed by intransitive usage are in fact caused as the result of transitive acts”. This thesis analyzes the sentences that involves these ergative verbs with regard to their meanings and properties. Besides unergative and unaccusative verbs, “anti-causativization” and “de-causativization” in Japanese verbs that are proposed by Kageyama are introduced here, and in addition, the sentences shown in Morita (1990) are re-analyzed under the categorization by Kageyama.
This thesis consists of five chapters. The first chapter is the introduction. The second chapter introduces the two distinct intransitive verbs in English; “unergative verbs” and “unaccusative verbs” that are discussed in Perlmutter (1978). The third chapter shows “anti-causativization verbs” and “de-causativization verbs” proposed by Kageyama, as well as “unergative” and “unaccusative” in Japanese. The fourth chapter analyzes the sentences shown in Morita (1990) under their meanings, referring to the categorization by Kageyama. The fifth chapter is the conclusion.
In Morita (1990), Japanese ergative verbs are divided into three types: “verbs that have the same meaning in both intransitive and transitive usages”, “verbs that the resultative state caused by transitive act is regarded as the same state expressed by the intransitive”, and “verbs which states expressed by intransitive usage are in fact caused as the result of transitive acts”. However, this thesis proposes that all the verbs shown in sentences in Morita are in fact the verbs of anti-causativization, and moreover, some verbs exhibit two different properties among unaccusative verbs, unergative verbs or verbs of de-causativization.
第三語言摘要  本論では自他両用動詞についていくつかの意味パターンを分類し、森田(1990)の「自他両文型が同じ表現的意味のグループ」「他動現象の結果が自動現象と同じと見るグループ」「他動行為の結果として自動現象が生ずると見るグループ」という3種類のパターンのそれぞれの例文を取り上げて、どんな基準で決められるか、どのような特徴があるのかを検討する。また、「非能格動詞」、「非対格動詞」の別に加え、影山によって出された「反使役化動詞」と「脱使役化動詞」二つのタイプを加えてそれらを基準にし、森田が取り上げた自他両用動詞についての例文を観察し、分析する。
本稿は、5章で構成される。まず、第一章は序論である。第二章においてはPerlmutter(1978)が初めて英語の自動詞を「非対格動詞」、「非能格動詞」という二種類に分類し、その概念を説明する。第三章「日本語の自動詞」において、「非対格動詞」、「非能格動詞」及び影山が提唱した「反使役動詞=能格動詞」、「脱使役化動詞」についての概念を説明する。第四章「自他両用動詞」においては、影山が提唱した自動詞の分類に基づいて、森田(1990)が挙げた自他両用動詞の実例の意味特徴を観察して、分析する。
森田の研究では、自他両用動詞について「自他両文型が同じ表現的意味のグループ」「他動現象の結果が自動現象と同じと見るグループ」「他動行為の結果として自動現象が生ずると見るグループ」という3種類のパターンに分けられている。この3種類のパターンの例文を影山によって出された四つタイプを基準にして筆者が分析した結果、すべて反使役化動詞になる。だが、「非対格動詞」と「非能格動詞」と「脱使役化動詞」にまたがる箇所もあれば、またがっていない箇所もあるということがわかった。それぞれのグループはすべて同じ規則で収められたのではないことを明らかにした。
論文目次 第一章 序論

1.1 研究動機と目的...1
1.2 先行研究とその問題点...5
1.3 本稿の構成及び研究方法...6

第二章 英語自動詞の認定

2.1  はじめに...8
2.2  英語自動詞の分類...9
2.3 非能格動詞...13
2.4 非対格動詞...15
2.5  まとめ...18

第三章 日本語自動詞の認定

3.1  はじめに...20
3.2  影山非能格動詞と非対格動詞...21
3.2.1 能格動詞(=反使役化)...24
3.2.2 脱使役化動詞...27
3.3 まとめ...30



第四章 自他両用動詞

4.1  はじめに...32
4.2  森田良行 (1990) ...32
4.2.1 「自他両文型が同じ表現的意味」...34
4.2.2 「他動現象の結果が自動現象と同じと見るグループ」...36
4.2.3 「他動行為の結果として自動現象が生ずると見るグループ」...37
4.3  小柳 <所有>...38
4.4  須賀 <原因、前提>...45
4.5  4.3~4.4 のまとめ...49
4.6  三グループに属する例文の分類...51

第五章  結論

5.1 まとめ...55
5.2 今後の課題...58

参考文献...59
參考文獻 参考文献
書籍
伊藤たかね(2002)『文法理論:レキシコンと統語』 東京大学出版会
影山太郎 (1993)『文法と語形成』 ひつじ書房
影山太郎 (1996)『動詞意味論 言語と認知の接点』 くろしお出版
影山太郎 (2001)『日英対照 動詞の意味と構文』 大修館書店
木村睦子(1996)「自他両用動詞の実態」『山口明穗教授還暦記念 国語学論集』 明治書院
小林英樹 (2004)『現代日本語の漢語動名詞の研究』 ひつじ書房
佐久間鼎(1983)『現代日本語の表現と語法』復刊  くろしお出版
島田昌彦(1979)『国語における自動詞と他動詞』 明治書院
鈴木重幸(1972)『日本語文法・形態論』 むぎ書房
須賀一妊,早津恵美子編(1995)『動詞の自他』日本語研究資料集[第1期第8巻]ひつじ書房
須賀一好(2000)『日本語動詞の自他対応における意味と形態との相関』 ひ
つじ書房
高見健一,久野暲 (2002)『日英語の自動詞構文-生成文法分析の批判と機能的解析-』 研究社
高見健一,久野暲 (2006)『日本語機能的構文研究』 大修館書店
丸田忠雄,須賀一好(2000)『日英語の自他の交替』 ひつじ書房
宮島達夫(1972)『動詞の意味用法の記述的研究』 国立国語研究所 秀英出版
村木新次郎(1991)『日本語動詞の諸相』 ひつじ書房
森田良行(1985)『誤用文の分析と研究』 明治書院
森田良行(1988)『日本語の類意表現』 創拓社
森田良行(1998)『日本人の発想、日本語の表現』 中央公論社
森田良行 (1990)「自他同形動詞の諸問題」『国文学研究』102,331-341
森田良行(1994)『動詞の意味論的文法研究』 明治書院 
森田良行(1995)『日本語の視点』 創拓社
森田良行 (2000)「自他両用動詞から自他同形動詞へ」『早稲田日本語研究』8,74-63
森田良行 (2002)『日本語文法の発想』 ひつじ書房
森山卓郎(1988)『日本語動詞述語文の研究』 明治書院

雑誌論文
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小柳昇 (2012) 「有対自動詞の両用動詞化のメカニズム―「場主語構文」の観点からの分析―」 『コーパスに基づく言語学教育研究報告』No.8
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