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系統識別號 U0002-0507201211223300
中文論文名稱 村上春樹作品《1Q84》中「入口」與「出口」之意涵 -以女主角青豆的「自我改革」為中心-
英文論文名稱 The MeaningOf“The Entrance”And“The Export”In Haruki Murakami Works“1Q84”:Focus On “Self-Reform” Of The heroine AOMAME
第三語言論文名稱 村上春樹の『1Q84』における「入口」と「出口」の意味 ─女主人公青豆の「自己変革」を中心に─
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 100
學期 2
出版年 101
研究生中文姓名 劉德敏
研究生英文姓名 Te-Min Liu
學號 698100020
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2012-06-15
論文頁數 154頁
口試委員 指導教授-曾秋桂
委員-林雪星
委員-楊琇媚
中文關鍵字 村上春樹  1Q84  入口  出口  青豆  心靈創傷  自我改革 
英文關鍵字 Haruki Murakami  “1Q84”  “The Entrance”  “The Export”  “Self-Reform”  AOMAME  Traumatized 
第三語言關鍵字 村上春樹  1Q84  入口  出口  自己変革  青豆  トラウマ 
學科別分類
中文摘要 本論文設定了四個問題探討村上春樹作品《1Q84》女主角青豆的「自我改革」中「入口」與「出口」之意涵;分以四章進行考察。第一章以女主角青豆進入「1Q84」前的人生為考察中心。第二章則以青豆在「1Q84」中的遭遇及依重要人物所受之影響。第三章為青豆在「1Q84」中對於「生存」的再認識。第四章則為青豆透過「1Q84」的「自我改革」。
  第一個課題是女主角青豆進入「1Q84」前的人生,透過本論文的考察女主角青豆進入「1Q84」前的人生為孤獨且心靈受創。
  第二個課題是青豆在「1Q84」中的遭遇及依重要人物所受之影響,而在此課題的考察當中,發現內心孤獨且心靈受創的青豆因為體悟了自我封閉比孤獨所帶來的自我傷害更為嚴重,進而選擇改變自我封閉的人生觀。
  第三個課題是青豆在「1Q84」中對於「生存」的再認識,透過考察了解到《1Q84》中所出現的兩個月亮是青豆內心創傷的象徵,也是「1Q84」世界所反射出來的鏡像效果,青豆以月亮做為引領自我人生方向的燈塔,走出了自我內心的創傷。
  第四個課題是青豆透過「1Q84」的「自我改革」,考察後結果發現青豆的「自我改革」可分為五個層面,分別是感恩的心、自我與朋友的見解、宗教的見解、以及對於自我記憶的見解還有對世界的見解。透過以青豆為中心的探討可發現,《1Q84》中「入口」為象徵青豆人生步入歧途的起點,而「出口」則為重拾人生的開始。
關鍵詞:村上春樹、1Q84、入口、出口、青豆、心靈創傷、自我改革
英文摘要 This paper sets four questions to explore meanings of “The Entrance” and “The Export” in a “Self- Reform” in Haruki Murakami’s work “1Q84”. The investigation of the meanings will be divided into four parts. The first chapter aims to discuss life of AOMAME, who is the main character in this work, before she enters into the “1Q84”. Furthermore, her suffering and its impact, which is brought by three crucial characters, will be the focus in the second chapter in the “1Q84”. Then, in Chapter III, the focus will transfer from the impact to her re-explanation of meaning of “Life” in the“1Q84”. Finally, her “Self- Reform” by “1Q84” is the main theme in Chapter IV.
  The first issue is the life of AOMAME before she gets into the “1Q84”. The research shows that the life before she gets into the “1Q84” is lonely and traumatized.
The second subject is her suffering and the influence by the three important characters in the “1Q84”. In this investigation, she found that the heart is lonely and traumatized, realized that self-closed brings her more lonely and self-injury. Therefore, she chose to change her philosophy of life.
The third issue is her re-explanation of the meaning of life in the "1Q84". The study discovered by mirror effect, the two moons are not only symbol of her trauma, but also symbol of a lighthouse leading her inner self in the intersection of life.
The last issue is her “Self-Reform” by the “1Q84”. The finding suggests that her “Self-Reform” can be divided into five parts which are grateful heart, opinion toward self and friends, opinion toward religion, self-remembrance and the world. Therefore, by AOMAME-centered discussion in this study, “The Entrance” is her starting line of getting into the wrong path in her life, and “The Export” is her beginning of her new life in the “1Q84”.

Keywords: Haruki Murakami,“1Q84”,“The Entrance”,“The Export”,“Self-Reform”
,AOMAME, Traumatized
第三語言摘要 本論文では、女主人公青豆を中心にして、四つの課題を設け、村上春樹の『1Q84』における「入口」と「出口」の意味を四章に分けて考察を進めた。第一章は「1Q84」年に入る前の人生で、第二章は「1Q84」での出来事と関係者による影響である。第三章は「1Q84」で生きることに対する再認識で、第四章は青豆が「1Q84」を通した「自己変革」である。
 第一の課題は女主人公青豆が「1Q84」年に入る前の人生である。本論文の考察を通して、青豆は「1Q84」年に入る前の人生が孤独であり、トラウマを抱えている。
 第二の課題は青豆の「1Q84」での出来事と関係者による影響である。この課題を考察した結果、トラウマを抱えながら孤独である青豆は自己防御による自己封鎖が生じた。青豆はその自己封鎖を生じた結果が、さらに自分を傷つけることを悟り、「自己変革」しようと考え始める。
 第三の課題は青豆が1Q84」で生きることに対する再認識である。考察によって「二つの月」は青豆の心にあるトラウマを象徴するもので、鏡のような「1Q84」に照らし出したものでもある。青豆は「二つの月」を自分の人生を導く灯台とし、かつて抱えているトラウマから抜き出した。
 第四の課題は青豆が「1Q84」を通した「自己変革」である。考察した結果、女主人公青豆から見た『1Q84』における「入口」の意味は青豆が非行を入る起点の象徴で、「出口」の意味は人生の再開である。
 キーワード:村上春樹、1Q84、入口、出口、自己変革、青豆、トラウマ
論文目次 目次
序論 1
第一節 研究動機 1
第二節 先行研究 4
第三節 研究内容及び方法 17
第一章 「1Q84」年に入る前の人生 19
第一節 はじめに 19
第二節 「証人会」による影響 19
(一) 孤独な幼少期 19
第三節 大塚環による影響 23
(一) 大塚環との出会い 23
(二) 大塚環の「死」による暗転 28
第四節 1984年から「1Q84」年への理由 30
(一) 老婦人との出会い 30
(二) 1984から「1Q84」までに進んだ道 37
第五節 おわりに 40
第二章 「1Q84」での出来事と関係者による影響 41
第一節 はじめに 41
第二節 1984と「1Q84」との関係 42
第三節 あゆみとの出会い 47
(一) あゆみの「死」による影響 52
第四節 リーダーとの出会い 57
(一) リーダーの「死」による影響 60
第五節 おわりに 71
第三章 「1Q84」で生きることに対する再認識 73
第一節 はじめに 73
第二節 青豆の生きることに対する認識 74
(一) 青豆の「二つの月」と「光と影」に対する認識 74
(二) 「孤独」と「一人ぼっち」に対する認識 88
第三節 青豆の自己責任に対する認識 92
(一) 青豆の生きることへの責任 92
(二) 青豆の新しい世界に対する認識 101
第四節 おわりに 112
第四章 青豆が「1Q84」を通した「自己変革」 114
第一節 はじめに 114
第二節 「自己変革」の「入口」とその意味 114
第三節 「自己変革」の「出口」とその意味 121
第四節 青豆の「自己変革」 131
第五節 おわりに 142
結論 144
テキスト 152
参考文献 152


表目次
表 1『1Q84』に関する先行研究の一覧表 5
表 2先行研究から見た『1Q84』の研究焦点と動き 14
表 3あゆみと大塚環と似たところの対照表 48
表 4「二つの月」と関わった描写 79
表 5青豆の「自己変革」についての整理 133


図目次
図 1青豆の心境図-中学校から高校 25
図 2青豆が1984年から「1Q84」年までに進んだ道 38
図 3 1984と「1Q84」のD関係図 46
図 4「二つの月」から「光と影」へ、「孤独」から「一人ぼっち」への関係 91
參考文獻 テキスト
村上春樹(2009)『1Q84 Book1』新潮社
村上春樹(2009)『1Q84 Book2』新潮社
村上春樹(2010)『1Q84 Book3』新潮社


参考文献(年代順)
I.単行本(日本語関係)
1.村上春樹(1990)『村上春樹全作品1979~1989①』講談社
2.加藤典洋(1996)『村上春樹:イエローページ─作品別(1979~1996)』荒地出版社
3.河合隼雄(1996)『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』岩波書店
4.岩本巌(2000)『文学に読む〈生と死〉─人は死をいかに受け止めるか─』ホソナスタンペリア
5.生智文化(2000)『村上春樹的黃色辭典 = The yellow dictionary』生智文化事業公司
6.村上春樹(2000)『そうだ、村上さんに聞いてみようと世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 』朝日新聞社
7.村上春樹(2003)『村上春樹全作品1990~2000⑦ 約束された場所で 村上春樹、河合隼雄に会いにいく』講談社
8.加藤典洋(2004)『村上春樹 part2:イエローページ 作品別 (1995-2004)』荒地出版社
9.小森陽一編(2009)『1Q84スタディーズBook1』若草書房
10.葉夌(2009)『村上春樹の初期三部作と『ノルウェイの森』との関わり:─語りを視座にして─』淡江大學日本語文學系碩士班
11.河出書房新社編集部編(2009)『村上春樹『1Q84』をどう読むか』河出書房新社
12.村上春樹研究会編(2009)『村上春樹の『1Q84』を読み解く』株式会社データハウス
13.文藝春秋(2009)『文藝春秋』 第88巻第7号文藝春秋
14.小森陽一編(2010)『1Q84スタディーズBook2』若草書房
15.小山鉄郎(2010)『村上春樹を読みつくす』講談社
16.山本充編(2010)『総特集☆村上春樹─『1Q84』へ至るまで、そしてこれから・・・』ユリイカ1月臨時増刊号 第42巻第青土社15号
17.尾高修也(2011)『近代文学以後─「内向の世代」から見た村上春樹』作品社

18.日本近代文学会関西支部編(2011)『村上春樹と小説の現在』泉和書院
19.柴田勝二(2011)『村上春樹と夏目漱石 二人の国民作家が描いた〈日本〉』祥伝社

II.単行本(英語・中国語関係)
1.Sigmund Freud(1065初1989)『The Psychopathology of Everyday Life』(Sigmund Freud作Alan Tyson訳)W.W.Norton
2.曾炆煌(1995 1970初)『日常的心理分析』志文出版社

III.機関紙・論文
1.亀山郁夫(2010)「神の夢、または1Q84年のアナムネーシス -村上春樹『1Q84』をめぐる私的覚書-」『台灣日本語文學報』28台湾日本語文学会
2.曾秋桂(2011)「語り手のトリックから解く村上春樹『1Q84』─牛河という人物を中心に─」『台灣日本語文學報』29台湾日本語文学会
3.曾秋桂(2011)「村上春樹『1Q84』における天吾と青豆の身体的渇求─プラトンのアンドロギュノスをベースに─」「輔仁大学創立85周年及び在台復校50周年記念 2011国際シンポジウム「文化における身体」輔仁大学日本語文学科主催 2011年11月19日

IV. ネット資料
1.Bryan Walsh『TIME』http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1651217,00.html(2009年11月6日初閲覧)
2.張翔一『天下雑誌』http://www.cw.com.tw/article/index.jsp?page=1&id=37158(第418期2012年3月6日閲覧)
3.「ZAKZAK産経新聞」http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_10/g2006101202.html(2012年3月10日閲覧)
4.『法政大学学術機関リポジトリ』http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/6339(2011年3月12日閲覧)
5.『時報悦讀網』http://www.readingtimes.com.tw/timeshtml/ad/1Q84_1113/index.htm 2012年3月18日閲覧)
6.『市ヶ谷経済新聞』
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:MsPOYT1C9MwJ:ichigaya.keizai.biz/headline/1278/+%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9%E3%81%95%E3%82%93(1Q84)%E3%80%813%E6%9C%88%E3%81%8B%E3%82%89%E6%96%87%E5%BA%AB%E6%9C%AC%E5%8C%96%E3%81%B8&cd=2&hl=zh-TW&ct=clnk(2012年3月18日閲覧)
7.『地球人ネットワークを創る SPACE日本語』「http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn=128 (2012年4月28日閲覧)。
8.浅利文子『法政大学学術機関リポジトリ 紀要』 http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/6339(2011年3月12日閲覧)
論文使用權限
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