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系統識別號 U0002-0307201416020700
中文論文名稱 村上春樹文學中「跳舞」之意義 ─以「跳舞•dance」關連作品群為中心─
英文論文名稱 The meaning of “dance”in the works of Murakami Haruki;Focusing on the “dance” related works
第三語言論文名稱 村上春樹文学における「踊る」の意義 ─「踊る・ダンス」関連作品群を中心に─
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 102
學期 2
出版年 103
研究生中文姓名 趙羽涵
研究生英文姓名 Yu-Han Chao
學號 600100373
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2014-06-20
論文頁數 122頁
口試委員 指導教授-曾秋桂
委員-小森陽一
委員-柴田勝二
中文關鍵字 村上春樹  「跳舞」  「dance」  「我」  自我  黑暗 
英文關鍵字 Murakami Haruki  dance  「I」  self-existence  darkness 
第三語言關鍵字 村上春樹  「踊る」  「ダンス」  「僕」  自己  暗闇 
學科別分類
中文摘要 本論文設定了四個課題,分成四章進行考察。第一章到第三章以透過作品構造與主角的心境變化,來考察作品中「跳舞」之意義。第四章則是針對此三部作品中的「跳舞」的意義做整體比較,並以宏觀角度探討「跳舞•dance」關連作品群中「跳舞」的變化。
第一個課題是對「跳舞的小人」中「跳舞」的意義之考察。藉由探討作品構成,並透過「我」是如何從欠缺自我存在意識,進而自我覺醒、喚起自我的過程,進而闡明「跳舞」的作用與意義。
第二個課題為探討『舞舞舞』中「跳舞」的意義之考察。透過此考察將探討「我」在得到「跳舞」的暗示之前後變化,並且分析「跳舞」與「dance」兩用語之差異,進一步闡明「跳舞」之意義。
第三個課題是考察「神的孩子都在跳舞」中「跳舞」的意義。透過探討善也從被內心黑暗束縛,直到藉由「跳舞」被解放之過程,來闡明「跳舞」之意義。
第四個課題則是由宏觀角度,來探究三部作品中「跳舞」的意義,以及時期上的變化。透過此考察進而分析村上春樹與「跳舞•dance」關連作品群之關聯性。
英文摘要 This thesis consists of four main subjects, which was analyzed with four chapters. Chapter 1 to chapter 3 is the analysis of the meaning of “dance” by researching the protagonists’ mind and its change. Chapter 4 is the compare of the meaning of "dance" in these three works. And then researching the changes of “dance” meaning.
First subject is the meaning of “dance” in “The Dancing Dwarf”. According to the conclusion of this thesis, we can know the meaning of “dance” by investigating the frame of the story and how the protagonists changed from lack of self-existence to admit his own self-existence.
Second subject is the meaning of “dance” in “Dance Dance Dance”. According to the conclusion of this thesis, we can know the meaning of “dance” by researching the change of the protagonists’ movement. And then analyzing the difference of the two terms, "odoru" and "dance" to prove the meaning of “dance”.
Third subject is the meaning of “dance” in "After the Quake". According to the conclusion of this thesis, we can know the meaning of “dance” by researching “yoshiya”’s weakness in his mind and his change.
Fourth subject is the different meanings of “dance” in these three works. And then finding the relation between the meaning of “dance” in the works and the author, Murakami Haruki.
第三語言摘要  本論文では、四つの課題を設けて、四章に分けて考察を進めた。第一章から第三章は作品構成および主人公の心境変化を通し、作中の「踊る」の意義を考察した。第四章は三作品の「踊る」の意義を系統的に比較し、トータル的な視点から「踊る・ダンス」関連作品群の「踊る」の変化を探究した。
 第一の課題は、「踊る小人」における「踊る」の意義への考察である。作品構成への探究によって、「僕」が如何に自己存在の意識の欠如から、自己覚醒、そして自己喚起へと変化したかの過程を究明した。更に「踊る」の作用と意義を闡明した。
 第二の課題は『ダンス・ダンス・ダンス』における「踊る」への考察である。この考察を通して、「僕」は「踊る」のヒントを得る前後の変化によって、「踊る」と「ダンス」という二つの用語の異同を分析した。更に、作中の「踊る」の意義を一層明確にした。
 第三の課題は「神の子どもたちはみな踊る」における「踊る」への考察である。善也が中の暗闇に束縛された過去から、「踊る」を通して、束縛から解放された過程によって、「踊る」の意義を明らかにした。
 第四の課題はトータル的な視点から、三作品における「踊る」の意義を探究し、時期的な変化を分析した。この考察を通して、作家の村上春樹と「踊る・ダンス」関連作品群との関連性を究明できた。
論文目次 序論 1
第一節 研究動機 1
第二節 先行研究 3
第三節 論文構成 10
第一章 「踊る小人」における「踊る」の意義 13
第一節 はじめに 13
第二節 「踊る小人」における〈現実〉と〈夢〉 14
(一)象工場がある〈現実〉 14
(二)「踊る」小人が現れる〈夢〉 15
第三節 〈夢〉を見る「僕」の心境 16
第四節 〈夢〉の中に現れる「踊る」小人 17
(一)「踊る」小人の持つ「踊る」の力 17
(二)「踊る」小人自身にとっての「踊る」の意味 21
(三)「踊る」小人と「僕」との関連性 22
第五節 「踊る」が「僕」に与えた影響 25
(一)「僕」の体内の「踊る」小人の「踊る」 25
(二)女の子の「踊る」 27
第六節 おわりに 30
第二章 『ダンス・ダンス・ダンス』における「踊る」の意義 33
第一節 はじめに 33
第二節 羊男の言った「踊る」に啓発された「僕」 34
(一)羊男と再会する前「僕」の混乱について 34
(二)羊男との再会から「踊る」のヒントを得た「僕」 38
第三節 「踊る」のヒントを得た「僕」の行動について 43
(一)「僕」とユキとの繋がり 43
(二)「僕」と五反田との繋がり 51
第四節 「現実の世界」への帰還 56
第五節「ダンス」と「踊る」の用語への考察 62
(一)『ダンス・ダンス・ダンス』の同名の曲からの啓発 62
(二)「ダンス」と「踊る」との異同 63
(三)「ダンス」と「踊る」との関わり及び変化 68
第六節 おわりに 70
第三章 『神の子どもたちはみな踊る』における「踊る」の意義 73
第一節 はじめに 73
第二節 善也の抱える暗闇について 74
(一)「父なるもの」への想い 74
(二)「母なるもの」への想い 77
第三節 阪神大震災の後の善也の心境変化 80
第四節 善也の「踊る」の意味 83
(一)善也が「踊る」場所としての野球場 83
(二)善也の「踊る」について 85
第五節 おわりに 90
第四章 トータル的な視点から見た「踊る」の異同と変貌 93
第一節 はじめに 93
第二節 三作品における「踊る」の異同 94
第三節 三作品における「踊る」の主体と客体 95
第四節 三作品における視点人物・人称 98
第五節 村上春樹文学における「踊る」の変貌 100
(一)作品構成から見た「踊る」の変貌 100
(二)作家の村上春樹との関わり 104
第六節 おわりに 108
結論 111
テキスト 119
参考文献(年代順) 119

表0-1 「踊る・ダンス」関連作品群に関する先行研究 3
表2-1 「僕」とユキとの出来事について 43
表2-2 五反田と交際する間、「僕」の考えについて 52
表2-3 「僕」とユミヨシとの繋がり 58
表2-4 『ダンス』における「ダンス」と「踊る」の整理 63
表4-1 三作品における「踊る」の異同 94
表5-1 「踊る小人」における「踊る」の意義 112
表5-2 「踊る・ダンス」関連作品群における変化 116
表5-3 村上春樹文学における「小人」と関連する作品 118

図1-1 「踊る」小人の位置づけ 18
図1-2 女の子の「踊る」に影響された前後の「僕」の変化 29
図1-3 「僕」が「踊る」に影響された一過程 31
図2-1 「僕」の混乱について 38
図2-2 二つの世界にいる「僕」 42
図2-3 「ダンス」と「踊る」との異同および変化する一過程 69
図2-4 「僕」が「踊る」のヒントを得る前後の変化の一過程 70
図3-1 善也の抱える暗闇 79
図3-2 阪神大震災が善也にもたらした影響 83
図3-3 善也が「踊る」をした後の変化 91
図4-1 三作品における「踊る」の主体と客体との関連性および変化 97
図4-2 村上の作品の時期区分 103
図5-1 『ダンス』における「踊る」の意義 113
図5-2 「神の子どもたちはみな踊る」における「踊る」の意義 115
參考文獻 参考文献(年代順)

Ⅰ 単行本

安田一郎(1961・初1959)『精神分析入門-夢と性欲と攻撃-』光文社
河合隼雄・藤田統・小嶋謙四郎(1977)『母なるもの(どう考えるか10)』二玄社
村上春樹(1990)『遠い太鼓』講談社
河合隼雄(1994)『ユング心理学入門』岩波書店
河合隼雄・村上春樹(1998・初1996)『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』
岩波書店
加藤典洋(2005・初1996)『村上春樹 イエローページ』荒地出版社
河合隼雄(1998)『ユング派の心理療法』日本評論社
栗坪良樹・柘植光彦編(1999)『村上春樹スタディーズ02』若草書房
アエラ編集部編(2001)『村上春樹がわかる。』朝日出版社
吉田春生(2001)『村上春樹とアメリカ─暴力性の由来』彩流社
河合隼雄(2002)『ユング心理学と超越性』岩波書店
岩宮恵子(2004)『思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界』日本評論社
加藤典洋(2004)『村上春樹 イエローページ PART2』荒地出版社
清水良典(2006)『村上春樹はくせになる』朝日新聞社
宮脇俊文(2006)『村上春樹ワンダーランド』いそっぷ社
内田樹(2007)『村上春樹にご用心』アルテスパブリッシング
黒古一夫(2007)『村上春樹 「喪失」の物語から「転換」の物語へ』勉誠出版
宇佐美毅・千田洋幸編(2011・初2008)『村上春樹と一九八○年代』おうふう
柴田元幸(2009)『世界は村上春樹をどう読むか』文芸春秋
小山鉄郎(2010)『村上春樹を読みつくす』講談社
柘植光彦(2010)『村上春樹の秘密 ゼロからわかる作品と人生』
アスキー・メディアワークス
柴田勝二(2011)『村上春樹と夏目漱石 二人の国民作家が描いた〈日本〉』祥伝社
加藤典洋(2011)『村上春樹の短編を英語で読む 1979∼2011』講談社
今井清人編(2011)『村上春樹スタディーズ2008-2010』若草書房
宇佐美毅・千田洋幸編(2012)『村上春樹と一九九○年代』おうふう
菅野昭正編(2012)『村上春樹の読みかた』平凡社

Ⅱ 雑誌・論文

中村三春(1995)「『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』四部作の世界─円環の損傷と回復」『國文学解釈と教材の研究 村上春樹─予知する文学』第40巻4号 学燈社
竹田青嗣(1995)「リリシズムの条件を問うこと」『國文学解釈と教材の研究 村上春樹─予知する文学』第40巻4号 学燈社
堀江敏幸(2004・初2000)「もう神様に電話はできない」須川善行編『ユリイカ2000年3月臨時増刊号 総特集=村上春樹を読む』第32巻第4号 青土社
宇佐美毅(2007)「非現実的な現実─村上春樹作品の〈二つの世界〉をめぐって」『文学』第8巻第1号 岩波書店
坂上秋成(2010)「「浄化の物語」を願いながら 三人称・コミットメント・反サプリメント」山本充編『ユリイカ1月臨時増刊号 総特集 村上春樹─『1Q84』へ至るまで、そしてこれから…』第42巻第15号 青土社
(2010)『考える人 特集 村上春樹ロングインタビュー』季刊誌 2010年夏号
新潮社
(2012)『ダ・ヴィンチ』NO.222 10月号 メディアファクトリー



Ⅲ 機関誌・論文

西洋子・岩岡研典(1991)「心身の統合を目的としたダンス・ムーブメントの検討(1) : スタティックな身体運動による基盤形成」『東京女子大学紀要論集』第42巻第1号 東京女子大学
遠藤伸治(1993)「村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」論─「いるかホテル」を探して─」『近代文学試論』31号 広島大学近代文学研究会
佐藤泰正(2001)「村上春樹と漱石─〈漱石的主題〉を軸として」『日本文学研究』
36号 梅光学院大学
橋本牧子(2003)「村上春樹と戦後の日本─アンビヴァレントな「アメリカ」と「日本語」をめぐって─」『広島大学日本語教育研究』13号 広島大学
鈴木智之(2004)「恐怖の浮上─村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』と物語生産の条件─」『社会志林』第51巻第1号 法政大学
中山幸枝(2006)「村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』論-『あちら側』と『こちら側』の狭間に位置する青年─」『近代文学試論』44号 広島大学近代文学研究会
中山幸枝(2007)「村上春樹「踊る小人」論--近年の作品につながる社会的モチーフ・暴力・自己の問題」『近代文学試論』45号 広島大学近代文学研究会
徐忍宇(2008)「内なる闇へのイニシエーション--村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』論」『九大日文』12号 九州大学日本語文学会
田中律子(2008)「〈変態〉する身体:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』論」
『九大日文』12号 九州大学日本語文学会
平林美都子(2009)「村上ブランドはなぜ売れるのか?-アメリカ的消費文化から世界的消費文化へ」『愛知淑徳大学論集 文学部・文学研究科篇』
34号 愛知淑徳大学文学部
山根由美恵(2011)「村上春樹「踊る小人」論─ボルヘスの影─」『国文学攷』209号広島大学国語国文学会
真鍋守栄(2012)「村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』についての一考察─心理学の視点から─」『茨城キリスト教大学紀要I人文科学』44号
茨城キリスト教大学
Ⅲ その他 (インターネット資料)

Yahoo大辞泉
http://dic.yahoo.co.jp(2013年10月8日閲覧)
語彙由来辞典
http://gogen-allguide.com/a/agit.html(2014年3月11日閲覧)
羊男の絵
http://blog.lovebaile-wedding.com/files/CIMG4848.jpg (2014年5月15日閲覧)
デジタル大辞泉
http://kotobank.jp/dictionary/daijisen/(2014年5月28日閲覧)
ダ・ヴィンチ NEWS
http://ddnavi.com/news/192821/(2014年6月17日閲覧)
論文使用權限
  • 同意紙本無償授權給館內讀者為學術之目的重製使用,於2014-07-14公開。
  • 同意授權瀏覽/列印電子全文服務,於2014-07-14起公開。


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