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系統識別號 U0002-0302201621203600
中文論文名稱 交感語言之日中英翻譯策略異化同化研究 以角田光代《對岸的她》之中英譯本為例
英文論文名稱 The translating of Phatic expression with Foreignization or Domestication strategies - A case study of Kakuta Mitsuyo 's "The other Shore" in its English and Chinese versions
第三語言論文名稱 日中英翻訳における交感的言語使用の異化・同化ストラテジーの研究ー角田光代の『対岸の彼女』の中訳本と英訳本を例として
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本語文學系碩士在職專班
系所名稱(英) Department of Japanese
學年度 104
學期 1
出版年 105
研究生中文姓名 張曉慧
研究生英文姓名 Shiao Hui Chang
學號 702100032
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2016-01-11
論文頁數 84頁
口試委員 指導教授-林寄雯
委員-楊錦昌
委員-菊島和紀
中文關鍵字 翻譯策略  異化  同化  跨文化  功能翻譯理論  目的論  角田光代 
英文關鍵字 translation strategy  foreignization  domestication  cross culture  Functional Theories of Translation  Skopos Theory  Kakuta Mitsuyo 
第三語言關鍵字 ストラテジー  異文化  機能的翻訳理論  スコポス  角田光代 
學科別分類
中文摘要 本研究以日文作品角田光代《對岸的她》中之「交感語言」(phatic communication)於中、英譯本所再現之譯文為例, 探討日文文本在中、英兩種譯文中獲採用異化或同化翻譯策略及相關特性。
翻譯理論中廣泛受重視的「功能論」及其重要分支「目的論」,兩者皆是現代主流翻譯理論;功能論用來研究的是文本類型之功能、翻譯目的、翻譯方法間關聯程度如何。欲達到功能和目的,必先善用翻譯上之同化或異化策略,以交感語言為例,本研究為歸納整理同一文本於譯成不同語言時所用翻譯策略究竟為同化或異化,筆者遂參考功能論的文本分類方法,首先一一找出日文原小說中屬於交感語言功能類別的實例,其次應用目地論、藤濤文子(Fumiko Fujinami)的「翻譯方法一覽表」,分析「交感語言」在中、英兩種翻譯語言中,獲翻譯策略採用之情形。
交感語言(phatic communication)在溝通中扮演重要角色。譯文版讀者並非原文小說所設定的讀者,透過的是譯者的譯文接觸該作品,其中包含角色對話,而角色在對話中所使用的交感語言,協助塑造出角色在讀者心中的印象。中英譯者各採用異化(foreignization)或同化(domestication)策略來翻譯原文小說裡這些交感語言(phatic communication),如果是相類似的溝同語言社交辭令,在不同語言的翻譯上,會不會一致?若相異,其相異程度是否受文化差異的影響?此為筆者透過本次研究想探討的問題。

本研究所分析日文原小說中屬於交感語言功能類別實例中,共七個詞,分別為:「よろしく」「すみません」「おつかれ」「ほら」「失礼します」「ほら」「ごめん」「いい」。其中,「よろしく」、「すみません」、「ほら」、「失礼します」等四詞所呈現的結果是:中英譯者皆使用了同化的翻譯策略;而「おつかれ」、「ごめん」、「いい」則是同化與異化的翻譯策略都有。現今翻譯實務中似乎泰半有習用異化的趨勢,然交感語言(phatic communication)因與文化關聯甚深,是以譯者使用同化翻譯的策略的比重較高。
英文摘要 In the Translation Science, the Functional Theories of Translation and its branch, Skopos Theory are both widely valued. Focusing on the phatic communication instances found in Kakuta Mitsuyo's “Woman on the other shore”, a Japanese work, I applied Skopos Theory & the derived methods for determining whether it is domestication or foreignization that can be seen more used in its translated works.
In the past decades, numerous linguistic researches have been built upon the Functional Translation Theory which can be used in studying topics of what is the function of a specific text type? and to what extent is the correlation existed between the translation purpose and the translation methods?…etc. It is widely believed that, before translators can achieve the proper function and the purpose, one should be able to master two major translation strategies of domestication and foreignization.
In this research, I narrowed down the studying object to only the phatic communication instances. This is for to take a closer look at the scenarios of when a Japanese novel is being translated into two languages, will the translation strategy of domestication be commonly used? or the foreignization is used more? The research methods used in conducting this research are Skopos Theory and Fumiko Fujinami's List of Method of Translation.
第三語言摘要 本論は、角田光代の『対岸の彼女』中国語訳文と英語訳文とを分析するものである。従来の訳文分析や評論は西洋から東洋に翻訳される作品を中心とし、言語や文化が近い訳本を比較し、検討することが主で、訳本の優劣や誤訳などの問題に着目することが多いことも理解される。ところが、その翻訳を産出する翻訳者の役割に関する研究はあまり見当たらない。翻訳者は、相当に違った文化圏に暮らしている読者に同じのテクストを伝える時、原文からどのように自国の言葉に置き換えることになるか、また、訳文はどういうスタイルで表現されたかは興味深い問題である。本発表は文化圏が遠い翻訳者二人の翻訳主張と訳文の関係を分析し、文化圏の距離が異なるゆえ、それぞれの翻訳のストラテジーの選択に何らかの影響を与えたかを探るものである。特に、『対岸の彼女』の中国語訳文と英語訳文の「交感的言語使用」の考察を通して、英語と中国語でどう表現されているかを異化と同化ストラテジーの観点から明らかにし、その訳文について分析する。
本論で分析される使用例の中、「よろしく」「すみません」「ほら」「失礼します」については、中国語訳文と英語訳文のいずれも自国化翻訳方法である同化のストラテジーを取るものだと考えられる。一方、「おつかれ」「ごめん」「いい」については、両方のストラテジーを応用したものとも伺える。「異化」というストラテジーが主流となっている現今でも、「交感的言語使用」と文化圏とは絆が深まるため、「同化」というストラテジーもよく使用されていると思われる。
論文目次 目次
序論 1
第一節 研究の目的と背景 1
第二節 研究方法 2
第三節 研究動機 3
第四節 論文の構成 3
第一章 翻訳の理論的背景 5
第一節 異化・同化のストラテジー 5
一、シェライアーマハー(Friedrich Schleiermacher) 5
二、ヴェヌーティ(Lawrence Venuti) 6
第二節 機能的・コミュニケーション的翻訳理論 7
一、 二項対立の翻訳理論 7
二、 機能主義の翻訳理論 9
(一)カタリーナ・ライスのテクストタイプ 9
(二)スコポス理論 11
第二章 作品の紹介 13
第一節 著作背景 13
第二節 分析対象 14
一、角田光代の『対岸の彼女』 14
二、『対岸の彼女』の中国語訳本と英語訳本 14
第三章 分析方法 16
第一節 異国化の翻訳 17
一、移植 17
二、音訳 17
三、借用翻訳 18
四、逐語訳 18
第二節 自国化の翻訳 18
一、パラフレーズ 18
二、同化 19
三、省略 20
四、加筆 20
五、解説 21
第四章 交感的言語使用・文体についての分析 23
第一節 交感的言語使用・文体 23
一、「よろしく」の使用例 24
二、「すみません」の使用例 25
三、「おつかれ」の使用例 25
四、「ほら」の使用例 25
五、「失礼します」の使用例 26
六、「ごめん」の使用例 26
七、「いい」の使用例 26
第二節 考察と分析 27
一、よろしく 27
二、すみません 33
三、おつかれ 39
四、ほら 44
五、失礼します 48
六、ごめん 53
七、いい 58
結論 65
付録1 69
付録2 69
付録3 79
参考文献 81
日本語書籍 81
日本語定期刊行物、小論文 82
中国語書籍 83
日本語論文 83
英語論文 84
英語書籍 84
ウエーブサイト資料 84
參考文獻 参考文献
日本語書籍
アンソニー・ピム(Anthony Pym)著、武田 珂代子監修、翻訳(2010)『翻訳理論の探求』みすず書房
井上健編(2012)『翻訳文学の視界—近現代日本文学の変容と翻訳』
遠藤 紹徳 、武吉 次朗 著(1990)翻訳篇 (新編・東方中国語講座)
大野 晋(1974)『岩波古語辞典』岩波書店
角田光代『対岸の彼女』文庫本、文藝春秋社、2007.10(初出:『別冊文藝春秋』2003年11月号)
川本 皓嗣 、 井上 健 編 (1997)『翻訳の方法』東京大学出版会
北條文緒(2004) 『翻訳と異文化一原作とのく〈ずれ〉が語るもの』みすず書房
ジェレミー・マンデイ(Jeremy Munday)著、鳥飼玖美子(監修、翻訳) (2009)『翻訳学入門』みすず書房
小島義郎(1995) 『カレッジライトハウス和英辞典』
新村 出(2008)『広辞苑』岩波書店
中田祝夫(1983)『古語大辞典』小学館
中村幸彦(1999)『角川古語大辞典』角川書店
平子義雄(1999)『翻訳の原理』大修館書店
広田紀子(2007)『言葉は国境を越える』上智大学出版
藤濤文子(2013) 監修、翻訳『翻訳研究のキーワード』研究社
松村 明(2006)『スーパー大辞林』(第三版)三省堂
宮腰 賢(2003)『 全訳古語辞典』(第三版)旺文社
南出 康世(2011)『ジーニアス和英辞典』(第三版)大修館書店
山田忠雄(2011) 『新明解国語辞典 第七版』三省堂
柳父 章 (著) (1982)『翻訳語成立事情』岩波新書

日本語定期刊行物、小論文
柏木厚子(2015) 「映画・テレビドラマにみる日米謝罪表現の差異――オリジナル言語版および吹き替え版の分析から」昭和女子大学学苑平成26年3月号
倉持益子(2008)「『お疲れさま』系あいさつの意味の希薄化と拡大 」—職場での使い方を中心に —「明海日本語」第 13 号(2008)
河原清志 (2015)「翻訳規範と記述的翻訳研究の批判的検討」 『翻訳研究への招待』No. 13
小林祐子(1983)「日本人とアメリカ人の挨拶行動 : 別れの挨拶」東京女子大学短期大学部
高橋 希衣(2011)「文学作品の翻訳に見る異文化伝達法」『独語独文学研究年報』
高橋寿夫(2005)「異文化理解:言語からのアプローチ ―「よろしく」に内包される曖昧さと依存性 ― 関西大学 外国語教育研究(紀要)第10号(2005)
坪井 睦子(2007)「グローバル化とメディア翻訳: 社会記号論系言語人類学の切り開く新たな地平 ]『翻訳研究への招待』7 号
杉山香織(2009)「トランスレーション・スタディーズ」と日本における翻訳研究の展望」東京外国語大学大学院
中井 陽子(2003)「言語・非言語行動によるターンの受 け継ぎの表示 」早稲田大学日本語教育研究
藤濤文子(2005)「日独翻訳にみる異文化コミュニケーション行為一『ノルウェイの森』の独語訳分析」『ドイツ文学論集』第34号
藤濤文子(2006)「機能主義的理論の展開と応用」『ドイツ文学論攻』第48号
藤濤文子(2003)「文学テクストの翻訳に見る異文化コミュニケーション行為一評価分析のための方法」『ドイツ文学論集』第30号、61-84
三ツ木道夫 (2009)W. ベンヤミンの翻訳思想 — 「純粋言語」と翻訳 — 『通訳翻訳研究』 9 号
山本もと子(2003)「感謝の謝罪表現「すみません」 - 「すみません」が感謝と謝罪の両方の意味を持つわけ」信州大学留学生センター紀要 4: 1-13(2003)
山元 一晃 (2010)「「ほら」の談話展開における役割—視点の変化に注目して—」第7回 筑波大学応用言語学研究会(2010)
山田 優 (2008)「翻訳規範、ハビトゥス、ローカリゼーション」 『翻訳研究への招待』No. 2
賴 美麗 (2005)「依頼における『お詫び・謝罪型』表現に関する考察 : 日本語母語話者と台湾人日本語学習者を対象に」早稲田大学大学院日本語教育研究科

中国語書籍
彭小妍主編(2013)「文化翻譯文本脈絡 晚清以降的中國日本與西方」中央研究院中國文哲研究所
李德鳯編譯 杰里米・芒迪(Jeremy Munday)著「翻譯學導論 理論與實踐」中文大學出版社
郭建中主編(2000)「翻譯理論與實務叢書」中國對外翻譯出版公司
陳德鴻 張南峰 編(2000)「西方翻譯理論精選集」香港城市大學出版社
角田光代著 詹慕如譯(2008)「対岸的她」麥田出版

日本語論文
伊原紀子(2003)「翻訳における話法—異化同化ストラテジーの観点から」神戸大学大学院総合人間科学研究科博士論文
金炫妸(2008)「異文化コミュニケーションとしての翻訳行為―機能主義翻訳理論の観点からの考察― 」東北大学大学院修士学位論文
劉聯雅(2014)「機能主義的翻訳理論から見る『ノルウェイの森』の中国語訳本」東海大學日本語言文化學系碩士班修士学位論文

中国語論文
吳浩偉(2010)「角田光代作品中之家族像-以『空中庭園』『對岸的她』『第八日的蟬』為中心」輔仁大學日本語文學系碩士論文

英語論文
Brown, Penelope and Stephen C. Levinson (1987) 「 Politeness: Some universals in language usage」 Cambridge: Cambridge University Press
Matsumoto, Yoshiko (1988) 「Reexamination of the universality of face: Politeness phenomena in Japanese」 Journal of Pragmatics

英語書籍
Mitsuyo Kakuta, Translated by Wayne P. Lammers (2007)『Woman on the other shore』KODANNSHA
Toury, G (1995) 『Descriptive translation studies and beyond』 John Benjamins Publishing Company
Bronisław Malinowski(1923) 『The Problem of Meaning in Primitive Languages』University of Cambridge
ウエーブサイト資料
WEB本の雑誌《本のはなし》作家の読書道第37回:角田 光代さん
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi37.html
JLPP(Japanese Literature Publishing Project)
http://www.jlpp.go.jp
LPP翻訳作品紹介
http://www.jlpp.go.jp/jp/works/02.html
芥川賞・直木賞 特設ページ
http://www.webdoku.jp/kikaku/akutagawa_naoki.htm
https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10091/1856/1/InternationalStudent04-01.pdf
「対岸の彼女」で教科書にない英語を学ぶ!
http://allabout.co.jp/gm/gc/63530/2/
語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/su/sumimasen.html
教育部重編國語辭典修訂本-主站
http://dict.revised.moe.edu.tw
論文使用權限
  • 同意紙本無償授權給館內讀者為學術之目的重製使用,於2016-02-19公開。
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