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系統識別號 U0002-0108200616221200
中文論文名稱 坂口澪子之小説研究-以日本統治期在台期間之小說研究為中心-
英文論文名稱 The Research on SAKAGUCHI REIKO’s Novels: Focus on Novels in Taiwan as Japan’s Colony
第三語言論文名稱 坂口澪子の小説研究-日本統治期台湾滞在期間に於ける小説を中心に-
校院名稱 淡江大學
系所名稱(中) 日本研究所碩士班
系所名稱(英) Graduate Institute of Japanese Studies
學年度 94
學期 2
出版年 95
研究生中文姓名 黃素珍
研究生英文姓名 Su-chen Huang
電子信箱 juliobuta@yahoo.com
學號 692050189
學位類別 碩士
語文別 日文
口試日期 2006-06-23
論文頁數 96頁
口試委員 指導教授-武久康高
委員-曾秋桂
委員-吳佩珍
委員-武久康高
中文關鍵字 意識形態  地景  空間  移民(政策·小說)  農業移民(村)  內地•本島凝視  內台融合  八紘一宇  皇民化(運動)  理蕃(政策)  混血兒 
英文關鍵字 ideology  landscape  space  immigration (policy/fiction)  community of agriculture immigrants 
第三語言關鍵字 イデオロギー  風景  空間  移民(政策·小説)  農業移民(村)  内地•本島凝視  内台融合  八紘一宇  皇民化(運動)  理蕃(政策)  混血児 
學科別分類 學科別社會科學區域研究
中文摘要 坂口澪子是台灣日據時期相當活躍亦是極具代表性之日人女性作家。儘管停留台灣時間略嫌短暫,然則其在台期間(1940-1944)創作堪稱甚多,文體有小說、散文及隨筆等。本研究是以小說分析為主。嚴格來說,坂口的小說主題可略分為以下四大類:(一)描述日本本土生活的小說,如作者自傳色彩濃厚的作品等;(二)日人在台生活的小說;(三)以異民族為主題的小說,如〈鄭一家〉〈時計草〉等;(四)其他(依據《古事記》改編而成的短篇作品)。上述四類中,小說主題關涉「皇民化」「內台融合」的作品有描繪日本農業台灣移民的小說「黑土」「春秋」「曙光」,以及島田謹二所謂「民族解釋」的小說「杜秋泉」「隣人」「鄭一家」「時計草」四篇,而上述作品亦是本論文所欲進行論述之核心所在。
總的來說,坂口澪子的「移民小說」「民族解釋小說」再現了統治側的意識形態,可以說是響應國策的文本。儘管文中涉及與國策相對立的主題或地景配置(如「移民小說」中的鄉愁地景(landscapes)或「民族解釋小說」中理蕃政策的批判等),然而「移民小說」以象徵著帝國主義意識形態的文本地景以及具有拓荒英雄特質的主角形象·機能為中心而展開的小說架構卻是不能否認地具有標謗國家·帝國主義色彩,以及「民族解釋小說」中強調「內地凝視」或以象徵日本文化霸權之「八紘一宇」精神為根本原理,促進「內台融合」等之主題描繪或敘事框架,皆可印證上述文本確實隱含統治側意識形態及「他者化」之意涵。
英文摘要 Reiko Sakaguchi is regarded as a famous and typical Japanese female author in the period of that Taiwan became Japan’s colony. Although she spent only a short time staying and living in Taiwan, she created lots of works, including fictions, prose, essays and so forth, from 1940 to 1944. This research aims to focus on fictions analysis. To speak strictly, the themes of Sakaguchi's fictions can be divided into four types:(1) fictions which describe the local life in the mainland (Japan), for instance, works related to Sakaguchi’s own living or experiences in Japan;(2) fictions related to Japanese’s daily livings in Taiwan;(3) fictions which mainly describe different races(Taiwanese or Taiwan aborigines);(4)Other (a short story which adapted from KOJIKI). Within those four types mentioned above, fictions which related to ”kouminka” and ” harmony between mainland (Japan) and overseas territory (Taiwan)” are (1)the immigration fictions: ‘Black Soil’ ’Spring and Autumn’
and ’First Light of Dawn’ ;(2)stories about different races :‘Duh Chiouchyuan’ ‘The Neighbors’
’The Jenq Family’ and ‘Shyr Jih Tsao.’ These seven pieces of works are the focus of this research and will be analyzed precisely in chapter 2 and 3.
Generally speaking, the seven pieces of works which mentioned above can be regarded as texts which represented the dominant ideologies and supported the national policies. Even though some of themes in the texts or the constructions of the landscapes arrangement (homesick landscape, e.g.,) are against ideologies of the main stream or the national policies, the conclusion remains the same if we analyze the main constructions of narrative which appeared in each fiction above, such as the construction of narrative of “hero pioneers and pathfinding” which symbolizes and represents the imperialism ideology.
第三語言摘要  坂口澪子は、日本統治下末期の台湾で活躍した代表的な日本人女性作家である。彼女は台湾に於いては極短い期間(1940-1944)しか活動をおこなっていないが、その間に発表した作品は多く、台湾文壇に一定の地位を占めていた。
 この期の坂口の小説は、(一)内地での生活や日本人の植民地台湾での生活を基調とした、所謂内地人社会を軸とした作品、(二)異民族を主題とした作品(三)古事記に於ける雄略天皇と采女を基調にした作品に大別されるが、本論文では農業移民村を舞台とした三作品(「黑土」「春秋」「曙光」。(一)に対応)及び島田謹二の言う、坂口の「民族解釈」に関わる諸作品(「杜秋泉」「隣人」「鄭一家」「時計草」。(二)に対応)を中心に分析した。
 総じて言えば、坂口澪子の移民三作及び「民族解釈」小説は、統治者のイデオロギーを再現·再生産した作品と言える。その点から言えば、坂口の創作活動は国策の遂行と共にあったと言えるであろう。むろん、確かに移民三作や「民族解釈」小説の中には、国策批判や統治者のイデオロギーに挑戦した種々の風景(landscapes)が配置されている(移民三作に於ける「郷愁」風景配置や「民族解釈」小説での理蕃政策への批判等)。しかし、それはあくまで部分的なものに止まり、例えば移民三作では小説に配置された帝国主義的イデオロギーを象徴する風景(「荒原∙英雄」等)と「開拓英雄」としての主人公が中心化され、又、「民族解釈」小説に於いては「內地凝視」という叙事構造、或は日本の文化的覇権を象徴する「八紘一宇」のもとでの「內台融合」の促進等の主題が最終的に前景化する構造となっている。つまり、坂口の移民三作及び「民族解釈」小説は統治者のイデオロギーを再現·再生産するものであり、そこには内地により台湾を「他者化」していく様子があらわれていると言えよう。
論文目次 第一章   緒論
 第一節  研究動機•目的 ........................1
 第二節  研究範囲•方法 ........................4
 第三節  先行研究•論文構成......................8
 第四節  戦前に於ける坂口澪子の略歴•文学活動...13

第二章   坂口澪子の移民小説
 第一節  日本移民史の一隅:台湾に於ける
      日本人農業移民........................17
 第二節  移民三作に於ける文学的風景............20
 第三節  農業移民のイデオロギーの側面:
      「郷愁」..............................28
 第四節  農業移民村の人間関係..................32
 
第三章   異民族との出会い
 第一節  中島利郎の「等間隔」評価への試論......42
 第二節  「杜秋泉」と「隣人」..................47
 第三節  「鄭一家」............................54
 第四節  「時計草」............................62

第四章   結論 ................................71
参考文献 ................................73
附表(一) ................................76
附表(二) ................................78
參考文獻 使用テキスト
坂口れい子の小説は、「杜秋泉」「黒土」「春秋」については河原功監修『日本植民地文学精選集』台湾編12(ゆまに書房,2001)に、「曙光」「鄭一家」「時計草」については中島利郎編『日本統治期台湾文学日本人作家作品集』第五巻(綠蔭書房,1998)によった。その他、坂口とほぼ同時期の作家に関しても、伊藤永之介「平地蕃人」、大鹿卓「野蠻人」、佐藤春夫「霧社」、中村地平「蕃界の女」は河原功編『日本統治期台湾文学日本人作家作品集』別巻内地作家(綠蔭書房,1998)に、濱田隼雄「南方移民村」は河原功編『日本統治期台湾文学日本人作家作品集』第三巻濱田隼雄Ⅰ(綠蔭書房,1998)によった。

中国語参考文献

【書籍】
1.鍾理和〈原郷人〉《鍾理和全集》巻二(台北市:遠行出版, 
 1976)。
2.杜甫<自京赴奉先縣詠懷五百字>(劉麟生《中國詩詞概論》台
 北市:莊嚴出版,1981)。
3.蔡源煌《從浪漫主義到後現代主義》(台北市:雅典出版,
 1994)。
4.中村元《東方民族的思維方法》上冊(林太·馬小鶴譯、台北市:
 淑馨出版, 1999)。
5.森丑之助《生蕃行腳》(楊南郡譯、台北市:遠流出版,
 2000)。
6.張素玢《台灣的日本農業移民(1909-1945):以官營移民為中
 心》(台北縣:國史館,2001)。
7.劉康《對話的喧聲-巴赫汀文化理論述評》(台北:麥田出
 版,2005)。
8.Thomas Carlyle《英雄與英雄崇拜》(何欣譯、台北市:國立編
 譯館,1963)。
9.Hermann Hesse《赫塞語粹》(顧燕翎譯、台北市:萬象圖書出
 版,1991)。
10.Göran Therborn(泰爾朋)《政權的意識形態與意識形態的政
 權》(陳墇津譯、台北市:遠流出版,1994)。
11.John Fiske《傳播符號學理論》(張錦華等譯、台北市:遠流出
 版,1995)。
12.Philip Smith《文化理論的面貌》林宗德譯(台北:韋伯文化出
 版;2004)。
13.Mike Crang《文化地理學》(王志弘∙余佳玲∙方淑惠譯、台北
 市:巨流圖書出版,2005)。

【論文】
1.大原美智《坂口 子研究-日人作家的台灣經驗-》(台南市:國
 立成功大學碩士論文, 1997)。



日本語参考文献

【書籍】
1.宮川次郎『台灣の社會運動』(台北:台灣實業界社,1929)。
2.庄司總一『陳夫人』(第一部)(東京:通文閣,1940)。
3.庄司總一『陳夫人』(第二部)(東京:通文閣,1942)。
4.石川達三『蒼氓』(東京都:新潮社,1951)。
5.西田幾多郎『西田幾多郎全集』(第十二巻)(岩波書店,
 1966)。
6.尾崎秀樹『旧植民地文学の研究』(勁草書房,1971)。
7.岩崎允胤『日本文化論と深層分析』(新日本出版社,1989)。
8.垂水千恵『台湾の日本語文学』(五柳書院,1995)。
9.黒川創編『<外地>の日本語文学選1「南方·南洋/台湾」』(新
 宿書房,1996)。
10.中島利郎編『日本統治期台湾文学日本人作家作品集』第五巻 
 (綠蔭書房,1998)。
11.中島利郎∙河原功∙下村作次郎∙黃英哲編『日本統治期台湾文学
 研究文献目録』(緑蔭書房,2000)。
12.中島利郎∙河原功∙下村作次郎編『日本統治期台湾文学文芸評論
 集』第四巻(緑蔭書房,2001)。
13.河原功監修『日本植民地文学精選集』台湾編12(ゆまに書房,
 2001)。
14.洪郁如『近代台湾女性史-日本の植民統治と「新女性」の誕
 生』(勁草書房,2001)。
15.岡部牧夫『海を渡った日本人』(山川出版社,2002)。

【雑誌▪新聞】 
1.水島治夫「大東亞圏と混血」(『興南新聞』1942.11.24)。
2.坂口れい子「隣人」(『台湾文芸』(1-3)、台湾文学奉公会,
 1944)。
3.坂口れい子「紀行備忘」(『台湾新聞』1940.08.17)。
4.坂口れい子「思ひ出の處女作(五) 試金石は”春秋”」(『興
 南新聞』1943.09.13)。
5.周金波「水癌」(『文藝台灣』文藝臺灣社,1941)
6.高見順「小説總評-昭和十八年上半期の台灣文學」(『台湾公
 論』台湾公論社,1943)。
7.島田謹二「臺灣の文學的過現未」(『文藝台灣』文藝臺灣社,
 1941)。
8.楊逵「台灣文學問答」(『台湾文学』啓文社,1942)。
9.窪川鶴次郎「台灣文學半ヶ年(一)-昭和十八年下半期小説總
 評-」(『台湾公論』台湾公論社,1944)。
10.鹽見薰「移民村について」(『新建設』皇民奉公会中央本部,
 1943)。
11.鹽見薰「坂口れい子氏の『鄭一家』について-K氏への報告
 -」(『台湾公論』台湾公論社,1944)。
12.黄氏瓊華「「鄭一家」を讀む」(中島利郎∙河原功∙下村作次郎
 編『日本統治期台湾文学文芸評論集』第四巻、緑蔭書
 房,2001)。

【論文】
1.垂水千恵「坂口れい子の「時計草」について」(『天理台灣研
 究會年報』第三号、天理台湾研究会, 1994)。
2.井手勇「戦時下の在台日本人作家と「皇民文学」」(台湾文学
 論集刊分委員会編『台湾文学研究の現在』緑蔭書房,1999)。
3.小熊英二「日本の言語帝国主義-アイヌ、琉球から台湾まで」 (三浦信孝· 糟谷啓介編『言語帝国主義とは何か』藤原書店,
 2000)。
4.王曉芸「坂口れい子の「時計草」を中心に-異民族統治への協 力-」(『天理台灣學會年報』第十号、天理台湾学会,
 2001)。
5.良本恵莉『日本統治時代の台湾文学考』(淡江大學日本研究所 修士論文,2002)。
6.星名宏修「植民地の「混血児」-「内台結婚」の政治学」(藤 井省三∙黄英哲∙垂水千恵編『台湾の「大東亜戦争」-文学∙メデ
 ィア∙文化』東京大学出版会,2002)。
7.李文茹「坂口れい子の移民小説と戦争協力」(『天理台灣會年 報』第十三号、天理台湾学会,2004)。
8.間ふさ子「内なる自己を照らす「故郷」-坂口れい子の文学に おける台湾と九州-」(岩佐昌暲編著『中国現代文学と九州- 異国.青春.戦争-』KUARO叢書4、九州大学出版, 2005)。


英文参考文献

1.Peter Dews ’Adorno, Post-Structuralism and the Critique  of Ideology,’ Mapping Ideology, Ed. Slavoj Žižek (London and New York:Verso, 1994)。
2.Louis Althusser ‘Ideology and Ideological State
 Apparatuses (Notes towards an Investigation), ‘Mapping
 Ideology , Ed. Slavoj Žižek (London and New York:Verso,
 1994) 。
論文使用權限
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