2000年雪梨奧運代表團中企業所屬選手佔了48%，而2016年里約奧運則佔43%，可得知日本企業體育在奧運代表團中佔有一席之地。本文中企業體育的定義為企業所屬之隊伍、選手參加技競技團體所辦理全國或地方賽事等，以對外競技為目的的體育活動(實業團或社會競技)。故本論文研究目的為藉由資料及文獻分析擬定論文假說，使用日本企業體育的營運策略分析以及實地訪談(三菱重工長崎英式橄欖球隊)推論日本企業體育的經營型態並驗證假說，從中找出台灣現行體育中可以學習的地方。     
    研究結果發現，日本企業體育的發展和日本的經濟發展息息相關，但在泡沫經濟後，企業體育隊伍相繼休廢部，日本企業球隊因而開始發展新的形態，促成地區合作共同經營的地區合作型隊伍的產生，減輕了企業在隊伍營運的負擔，且達成企業社會貢獻的目的。然而企業體育的未來是否會隨著職業隊伍的增加而轉向職業化，或者是維持業餘的型態，並利用社會貢獻的方式與地方共存，是值得繼續研究及探討的地方。

The 48% of the players who represented Japan to participate in Sydney Olympics (2000) belong to Japanese companies, and there are 43% in Rio Olympic Games (2016), therefore we can know that the corporate sports holds a place in Japan Olympic Team. The definition of corporate sports is that players who belong to enterprises participate in the local or national contest which is organized by the athletic organization, and the sports activity that aims to competition. The purpose of this research is to collect data and use Document Analysis to develop a thesis hypothesis, then using Operation Strategy Analysis and interview to understand the Business Model of Japan corporate sports and verify the hypothesis. Finally, we hope to find some advantages that Taiwan can learn from Japan.
We find that the development of Japan corporate sports is related to Japan economic development. Many teams of Japan corporate sports are disbanded after the burst of the economic bubbles, therefore Japan corporate sports has to develop a new form that managing the team with the community together, in order to reduce the burden and achieve the goal that   making contributions to society. Thus, will Japan corporate sports become professional sports or still are amateur and coexist with community through making contributions to society may be a question that need to study in the future.

第一章	緒論	1
第一節 研究背景	1
第二節 研究動機と目的	4
第三節 研究方法と範囲	4
第四節 論文の構成	5
第二章	先行研究	7
第一節　企業スポーツの価値についての研究と調査	7
第二節　日本企業スポーツ（実業団）の実例研究	10
第三節　日本政府の政策	12
第四節　結び	15
第三章	企業スポーツの移り変わり	17
第一節	企業スポーツの歴史	17
第二節	企業スポーツとプロフェッショナルとの差別	24
第三節	結び	28
第四章	21世紀日本企業スポーツの経営策略	30
第一節	現在における企業スポーツの多様化	30
第二節	企業スポーツにおける地域との関係	33
第三節	仮説についての論証	38
第五章	企業チーム実例（三菱重工長崎ラグビー部）	40
第一節	三菱重工長崎ラグビー部の歴史	40
出所：筆者整理作成	41
第二節	調査結果	41
第三節	三菱重工長崎ラグビー部の運営形態分析	43
第四節	結び	45
第六章	結論	47
第一節	まとめ	47
第二節	日本企業スポーツの展望と今後の課題	47
第二節	台湾への参考価値	49
第三節	研究制限と展望	51
参考文献    50
図目次
図1-1　リオオリンピックに参加した企業スポーツ所属選手数………………2
図1-2　選手引退後の不安………………………………………………………….3
図1-3　本論文の枠組み………………………………………………………….....6
図2-1　企業がスポーツチームを持つ目的……………………………………….9
図3-1　企業スポーツ発展の流れ………………………………………………….17
図3-2　1991年-2014年企業チーム休廃部数……………………………………..21
図3-3　リーマンショックを機に休廃部された企業チーム……………………..21
図3-4　日本社会人野球企業チーム加盟数推移…………………………………..23
図3-5　アスナビを通じて雇用された選手数……………………………………..24
図3-6　企業スポーツとプロスポーツの特徴……………………………………..26
図4-1　アスリートの就職支援ナビゲーション…………………………………..33
図4-2 　CSR目的としてチームの保有……………………………………............34
図4-3　企業スポーツの撤退………………………………………………………...35
図6-1　理想のスポーツチーム運営………………………………………………....49
表目次
表2-1　企業スポーツの価値...............................................10
表3-1　Jリーグの初年度に加盟するチーム（オリジナル10）.................20
表3-2　企業スポーツ選手の分類...........................................25
表3-3　アマチュアの定義..................................................27
表3-4　日本サッカー協会によって選手の分類...............................28
表4-1　企業がスポーツを通じるCSR........................................37
表5-1　三菱重工長崎ラグビー部の紹介......................................41
表5-2　チーム年表........................................................41
表6-1　台湾の企業スポーツ................................................52

日本語参考文献

＜単行本＞
（公財）笹川スポーツ財団　編（2016）『企業スポーツの現状と展望』東京：創文計画。
黒田次郎、石塚大輔、荻原悟一編著（2016）『スポーツビジネス概論2』東京：叢文社。
蔡錫勳（2009）『日本型経営―「失われた十年」十年における日本企業の戦略的変革とその東アジアへの影響』台北：三名書局。
等々力賢治（1993）『企業スポーツ自然株式会社ニッポンのスポーツ』東京：大修館書店。
横山勝彦、八木匡、松野光範 編著（2012）『スポーツの組織文化と産業』京都：晃洋書場。
市川文彦、廣田誠、田中彰等（2014）『スポーツの経営史　その多様なアプローチを目指して』兵庫：関西学院大学出版会。
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＜論文＞
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禿慧二 (2014)「企業の地域における価値創造についての一考察: 日光地域における古河電気工業株式会社日光電気精銅所の企業スポーツを事例として」『立命館経済学』第52卷 第6号、pp.99-119
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髙橋義雄(2010)「企業スポーツの価値創造にむけたマネジメント」< 学内プロジェクト報告> 『体育科学系紀要』第 33号, pp.173-176。
水上博司(2009)「1964 年東京オリンピック出場アスリートのライフヒストリーからみた就労体験」『スポーツ社会学研究』第 17卷第2号,pp.49-64。
山谷公基,&丸山富雄(2014)「企業スポーツの価値を高めるための取り組みに関する事例研究~人事労務管理施策上の効果に着目して~」『仙台大学大学院スポーツ科学研究科修士論文集』第15号、pp.71-81。

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経済産業省(2001)「企業とスポーツの新しい関係構築に向けて」 第 9 回企業スポーツ懇談会報http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g11122cj.pdf。
スポーツ庁(2017)「スポーツ基本計画」http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/plan/。
財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団（2002）「日本における企業スポーツ選手の特性とその処遇に関する調査」。
財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団（2011）「わが国主要企業のスポーツ支援に関する実態調査報告書」。
財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団（2015）「新しい企業スポーツの価値に関する調査」。

＜インターネット＞
JR北海道硬式野球部http://jrhokkaido-baseball.com/about.html
愛知県豊田市ホンページ http://www.city.toyota.aichi.jp/
西部ガス硬式野球ホームページ
http://www.saibugas.co.jp/baseball/schedule/2017/06.htm
阪神酒販アスリートクラブhttp://officeoasis.jp/ath/
三菱重工長崎造船所http://www.mhi.co.jp/company/organization/nagasakiw/
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）http://www.joc.or.jp/
日本サッカー協会ホームページhttp://www.jfa.jp/registration/player_team/
東京都スポーツ推進企業認定制度http://www.sports-tokyo.info/company/
トヨタ自動車ホンページhttp://www.toyota.co.jp/jpn/company/sports/
全三菱ラグビーフットボール倶楽部ホームページ　http://www.all-mitsubishi-rugby.com/
株式会社日本政策投資銀行「2020年を契機とした国内スポーツ産業の発展可能性および企業によるスポーツ支援～スポーツを通じた国内経済・地域活性化～」http://www.dbj.jp/investigate/etc/index.html(2017年8月3日確認)
株式会社ウェッジ「脱「甘やかし」 アスリート社員のフルタイム勤務が企業スポーツを救う」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3522?page=2(2016年9月17日確認)
経済同友会「アスナビ5年間の軌跡と 今後のアスリートと 企業の関係を考える」　https://www.doyukai.or.jp/publish/2016/pdf/2016_6_06.pdf
経済産業省「企業によるスポーツ支援の強化に向けて」http://www.keidanren.or.jp/journal/monthly/2014/06_02zadankai.html(2016年8月3日確認)
経済産業省「スポーツ未来開拓会議 中間報告」www.meti.go.jp/press/2016/06/20160614004/20160614004-1.pdf
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経済団体連合会「スポーツが企業にもたらす価値」について聞く」
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中国語参考文献
＜インターネット＞
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羽球選手走向辦公桌 變身土銀經理　https://udn.com/news/story/11316/2771647
首支職業射箭隊 郭振維助陣　https://tw.sports.appledaily.com/daily/20090812/31855962/